口呼吸を治す方法
口呼吸は万病の元といっても過言ではないくらい、体に悪い呼吸法です。
そんな体に悪い口呼吸をする人が多いのか、冬になると決まって体調を崩す人が後をたちません。
とはいえ、自分自身が口呼吸になっているかどうかなんて分からないので、体調を崩した原因が口呼吸にあると気付かない人が大半です。
そんな場合は「朝の行い」を省みてみましょう。
皆さんは、朝起きた時に、鼻詰まりはありませんか?
起床時、口を閉じ鼻だけで思いっきり空気を吸い込めますか?
朝起きた時に鼻詰まりがあるということは、就寝中に鼻で呼吸が出来ず、口で呼吸をしている可能性があります。
口呼吸とは口を開けたままで、呼吸をする人のことで、就寝中に口を開けて呼吸していれば、口の中は乾燥状態。
口の中が乾燥するということはウィルスや菌が増殖しやすい環境で、そんな乾燥状態を助長する口呼吸は、最悪の呼吸法です。
そんな口呼吸が当たり前になると、のどや鼻にウィルスや菌が増殖していき炎症が起きやすい状態になります。
この炎症が悪化すると風邪や副鼻腔炎、中耳炎、耳下腺炎、気管支炎、肺炎など更に症状を悪化させていく元となります。
また、「全ての疾患の原因は酸素欠乏によるもの」と野口英世も言っている通り、就寝中に酸素がしっかり吸えないと睡眠の質も低下し、疲労が蓄積、様々な病気の原因になります。
なので、口で呼吸するのではなく、鼻で呼吸できるように日頃から気を付けるのが、正しい風邪予防対策です。
しかしながら、世の中の視点は私からするとかなりズレていて、風邪予防といっても手洗い、うがい、マスク装着といったことにばかり意識を向けられていて、口呼吸を改善させようとする取り組みがあまり見られません。
ちょっと意識が高い人は、部屋の湿度や温度に気を遣うのですが、それでも口呼吸を鼻呼吸にしようと努力している人は少ない気がします。
いくら部屋の環境を良くしても、口や鼻の中の環境が悪くては何をやってもダメで、最後に重要になるのが人間の意識の向け方です。
私の意識の向け方は常識からそれていて、ある事に気を付けています。
そのある事を毎日行うだけで確実に体調は良くなっています。
つまり、私は非常識なことをして体調をどんどん良くしているのです。
先日も私の周りでは風邪が大流行していました。
私は毎日たくさんの子供たちと接していて、インフルエンザになっている子供とも平気で接しています。
しかも、マスクなしで(笑)
子供たちに運動指導するのにマスクなんてしていたら、やりにくくてしかたないです。
というか、私はマスクをすると息苦しくなり、体に悪影響を及ぼすのを実感しているので、マスクはつけません。
というのも、マスクのゴムが耳にかかると目線が下がり、延髄の機能が低下し呼吸しにくくなることが分かっているからです。
「全ての病気の原因は酸素不足」と野口英世も言っているように、私はマスクをして延髄の機能低下を起こし、酸素不足になるのが一番危険だと思っていて、常に深い呼吸が出来るようにマスク装着ではなく、体の扱い方を常に気を付けています。
お陰様で、家族全員が発熱や喉の炎症でダウンしていても私だけは元気、いつもと変わらぬ生活を送れています。
そんな私が毎日気を付けている事があります。
それは、「目覚めた時の呼吸」です。
この呼吸が口か鼻かでその人の体調は良くも悪くも決まってきます。
とはいえ、朝の呼吸を皆さん意識的にやっていないですよね?
就寝前に、「よし今夜は鼻で呼吸するぞ!」なんて意気込んで寝ても、いざ眠ってしまえば意識的に呼吸をコントロールするなんてできませんよね(笑)
なので、朝の行いを改めようとして、寝る前に何かしても無駄な悪あがきと言えるでしょう。
ではどうすればいいのか。
これは言うまでもなく、日常生活24時間「鼻の通りを良くしておく」ことにつきます。
とはいえ、今や5人に2人がアレルギー性鼻炎を抱えています。
それだけ鼻に問題を抱える人が多い中で、24時間鼻の通りを良くしておくなんて出来る訳がない・・・。
このように考えて鼻の通りを良くすることを諦めている人が多いと思います。
かくいう私も幼い頃からアレルギー性鼻炎の持ち主で、春になると鼻炎症状は悪化し、鼻通りは通行止め状態。
そんな時は口をあけて呼吸をするのですが、口呼吸は最悪。
常に頭がボーっとして、脳に酸素が回りません。
さらに、何を食べても味がしないので、食べる事が大好きな私としては人生の半分以上をどぶに捨てた状態です。
そんな状態で生活すれば気分も上がらず、やる気もでない、動くのもめんどくさい廃人ロードまっしぐら。
まさに口呼吸は体に悪いというか、人生そのものにも悪影響を及ぼす気がします。
私はそんな最悪な口呼吸状態を長年続けてきたので、もはや鼻詰まりは当たり前で、一生治らないと思い込んでいました。
しかし、そんな思い込みも「あること」を始めてからキレイさっぱりなくなり、今や私の鼻通りは一年中開通しています。
鼻通りが通行止め状態を知っている私だからこそ言えるのですが、鼻で呼吸できるようになると体がめちゃくちゃ軽くなります。
口呼吸の時はどしーーーーんと体が重かったのが、鼻呼吸になると颯爽と歩いたり走ったりできるようになり、体を動かすのが楽しくなるのです。
さらに、体を動かせば動かすほど鼻呼吸が更に強化されるので、たくさんの酸素を吸い込めるようになり、全身が生き生きとしてきます。
これは感覚だけでなく、肌にもあらわれていきます。
昔の冬時期は乾燥肌、夏はべたつき肌の最悪状態だったのが、今はしっとりとした張りと艶が現れ光沢が出始めます。
コピー用紙でいえば、普通紙から光沢紙になった感じでしょうか(笑)
口呼吸の辛さを知っている私だからこそ言えるのですが、鼻呼吸は凄く体に良く最高に気持ちいいです!!
なので、一人でも多くの人に鼻呼吸の気持ちよさを知ってもらいたいのです。
先日もこんな話を聞きました。
ある小学生の子がお母さんに「からだ塾にいった後の帰り道は鼻が通り過ぎて、呼吸すると鼻が痛い(笑)」と笑顔で言ったそうです。
呼吸すると鼻が痛いって聞くと、あまりよくなさそうですが、それだけ空気を鼻で吸い込めるようになったということです。
医学的に言えば、肺活量が増え血液に酸素がしっかり行き届くようになったと言える訳で、からだ塾に来たことで体にとって最高の状態になれたということです。
このように体が喜んでくれたという話を聞くと私は本当に嬉しくなってしまいます。
からだ塾に来る前はどよーんと冴えない顔をしていた子供たちも、体操教室で45分間運動するとみんな目がキラキラして笑顔で帰っていきます。
からだ塾の体操教室やセントレでは口呼吸を鼻呼吸に変えるトレーニングも行っているので、トレーニングを終えると誰もが楽しくなるようです。
このブログを読まれている方は口呼吸で悩まれている方だと思いますので、これから口呼吸改善方法教えていきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
まずは、何事も原因追究が重要と言う事で、口呼吸の原因について書いていきます。
口呼吸の原因は「姿勢」
口は食べ物の通り道、鼻は空気の通り道、普通にしていれば人間の体は鼻で呼吸できるようになっています。
鼻には、鼻腔と副鼻腔があり、鼻腔には鼻毛があり空気の汚れを取るフィルターの役割をしていて、副鼻腔には空気が通る洞窟が片側4つ(前頭洞、篩骨洞、蝶形骨洞、上顎洞)左右8つあります。
副鼻腔炎は、こちら8つの洞窟に膿が貯まり細菌やウイルスを増殖させていくのですが、副鼻腔炎も鼻呼吸がうまく出来ない人におきます。
鼻から口へうどんを通すという芸をする人がいるように、鼻と口は繋がっていて鼻に膿が貯まると口の中にまで落ちてきます。
私も一時期その症状になったことがありますが、血なまぐさい膿が口の中に出てきて本当に最悪です。
また鼻と耳も繋がっていて、口呼吸の人は中耳炎になりやすく、私も中耳炎で苦しんだ過去があります。
中耳炎は耳の中に液体の薬をいれて炎症を抑える治療を行うのですが、液体をいれた瞬間に片側の耳は聞こえにくくなりこちらも最悪です。
なんとも鼻の状態を悪くさせると口や耳にまで影響を及ぼすので、なんとしてでも鼻を良好な状態にしたいものです。
さて、口呼吸になる原因についてですが、さまざまなことが言われていますが、私は「姿勢」が大きな原因の一つだと考えています。
私は、鍼灸マッサージ師として4歳から90歳の人間を診てきた経験があるので、姿勢が悪いと体にどのような影響が出るのか重々理解しています。
そんな影響の一つが「口呼吸」です。
それでは、どんな姿勢が口呼吸の原因となるのか説明していきます。
悪い姿勢の改善方法
以下のことは誰もが分かっています。
「姿勢が悪い=体に悪い」
しかしながら、分かってるけど、治せないことってたくさんありますよね。
買わなきゃいいのに買ってしまう・・・
行かなきゃいいのに行ってしまう・・・
飲まなきゃいいのに飲んでしまう・・・
吸わなきゃいいのに吸ってしまう・・・
私たち人間は「悪いと分かっているけど辞められない」といったものに支配されている気がします(笑)
私たちは体の中から出て来る色々な欲に支配されているので、全ての欲が無くなればいいのですが、欲は絶対になくなりません。
むしろ、無欲は文明の発達に悪影響を及ぼすので無欲が良いかというと、そんな事は決してありません。
ただ、欲にまみれた生活は絶対によくない。
大切なのは欲のコントロールです。
人生を上手に生きている人は、欲を上手にコントロールしています。
ではどうすれば欲をコントロールできるのか、これが本当に難しいのですが、私が思うに脳と脊髄の機能を正常に働かせる努力をすれば欲のコントロールが出来るベースが出来上がるのではと思っています。
そんな脳と脊髄はどこにあるのか。
脳は頭蓋骨の中、脊髄は脊柱の中でした。
姿勢が良い人は「頭の位置」と「背骨の位置」のバランスが凄く良いです。
つまり、「姿勢が良い」=「脳と脊髄の機能を正常に働かせることの出来る人」と言えます。
脳には呼吸中枢である延髄があります。
延髄が正常に働けば呼吸がスムーズに出来るようになるので、やはり姿勢は凄く大事になります。
延髄については過去のブログ「延髄の使い方」をご覧頂くとして、ここでは姿勢の操作方法をお伝えいたします。
よく良い姿勢は直立姿勢で壁に寄りかかって頭が壁についている状態といいますが、この姿勢をキープするのって大変ですよね。
私も姿勢が悪いので、どうすれば良い姿勢でいられるのか試行錯誤していますが、良い姿勢でいようと常に意識していると疲れます(笑)
であれば、どうすれば疲れずに良い姿勢をキープすることができるのか。
それは、良い姿勢が心地よいと思えるようにすることです。
人間誰でも心地よい所にいたいと思いますよね。
これが姿勢で出来たら良い姿勢をキープしようと思っていなくても自然とその姿勢でいられるはずです。
そんな夢のような姿勢を手に入れるにはどうしたらよいのか。
それは「姿勢の操作方法」を学ぶ事です。
姿勢の操作って・・・皆さんは知っていますか?
うちの子供は姿勢が悪くて・・・と嘆く親は多いですが、あなたも姿勢悪いですよ(笑)
なんて言ってしまいたいくらい親の姿勢が悪いです。
私はたくさんの親を見てきましたが、姿勢が良いと思える親はほとんどいません。
そして子供の姿勢と親の姿勢はそっくり、子供の姿勢以上に親のあなたの姿勢を正しなさい!なんて言いたいのですが、決してそんなことは口に出しません(笑)
これは致し方ありません。
なんせ私たちは義務教育で姿勢の操作方法なんて習っていないですから。
かくいう私も娘を持つ親ですが、姿勢が悪いので、今も良い姿勢を模索中です。
義務教育で学ばなかった姿勢の操作方法を独学で勉強しています。
そして、少しずつ姿勢の操作方法を習得することができました。
そんな姿勢の操作方法は後半で伝えていくとして、姿勢といってもいろいろな姿勢のことが言えます。
例えば、食事をするときの姿勢。
口を開けて食事をする
現代人は、鼻で呼吸ができない人が多いので、ついつい口を開けて食事をしてしまいます。
昔はくちゃくちゃ音を鳴らしながら食事をしていたらゲンコツが飛んできましたが、今はそれを注意する人はいなくなり、むしろくちゃくちゃ音を鳴らしながら食事をするのが普通になりつつあります。
この口を開けて食事をすることが口呼吸を助長させるものになりますので、食事中は口を閉じて行えるようにするといいでしょう。
また口を閉じて食事をすれば鼻で呼吸をしなければならないので、鼻呼吸のトレーニングにもなります。
食事中の姿勢を気を付けましょう。
また現代の子供たちは歯並びが悪い。
歯並びの悪さの原因も姿勢にあるのですが、歯並びを治すべく歯列矯正をする子が増えてきています。
私も小学5年生から高校1年生まで歯列矯正をしていましたが、矯正は歯並びは良くしますが口呼吸を助長するのご存知ですか?
これは私が経験者だからこそ言えることですが、矯正をすると歯を動かす過程において口を閉じれない時期があります。
その時期は鼻呼吸ではなく口呼吸をしないと息が出来ない時期。
この時期を幼いころに過ごすと矯正を外してもその癖が残り、口呼吸が当たり前になっていきます。
そういう意味では、矯正は気を付けて行わなければいけないでしょう。
できれば矯正に頼らずに歯並びを良くする必要があると思います。
では、どうすればいいのか。
それが食事の時の姿勢です。
私は幼い頃の食事姿勢が悪かったから、歯並びが悪くなったのではないかと推測しています。
なので、娘には食事の時の姿勢を正しくできるように気を付けています。
気を付けるといっても食事の時だけ姿勢を正せばいいかというとそういう単純な話ではなく、日常生活の姿勢を正せるように体を動かす運動を積極的にさせていますし、運動中に姿勢が良くなるような方法を教えています。
この取り組みで娘の歯並びが良くなれば、姿勢を正す事で歯並びや呼吸にも良い影響を及ぼすと自信をもって言えるのですが、結果はまだ先の話になりますね。
ひとまず、今は運動を積極的にさせて運動中の姿勢に気を付けさせることを継続してみます。
それでは、具体的にどんな姿勢がよいのか説明していきます。
自然と鼻呼吸になれる姿勢
良い姿勢は軸がある姿勢。
姿勢を操作するのも軸を使う。
そして、体の軸は目に見えにくい体の後ろにある。
世の中には、体の軸が後ろにあることさえ知らない人が多いようですが、上記の図のように耳の後ろから脊柱にそって体の軸があります。
そんな体の軸について詳しくは知りたい方は「体の軸を知る方法」「体の軸を鍛える方法」をお読みください。
体の軸を使いこなすには、目に見えにくい脊柱を意識して体を動かす必要があるのと、後頭部の使い方がポイントになります。
この後頭部に呼吸の中枢である延髄があります。
延髄については「延髄の使い方」をお読みください。
体の軸を知って、軸を使って生活すれば、おのずと良い姿勢になり呼吸もスムーズに行えます。
世の中では口呼吸を改善するべく「あいうえべ体操 」なるものがありますが、あれをするとかえって呼吸がうまく出来なくなる危険性があります。
というのも、あの体操は口周りの筋肉を鍛えて口を閉じる目的があります。
仮に口を閉じる事が出来ても、正しく鼻で呼吸が出来なければ苦しくて口を開けてしまいます。
なので、「あいうえべ体操 」の前にやるべきことがあります。
それが、体の軸を知り体の軸を使って生活することです。
体の軸を使って生活出来るようになると「あいうえべ体操 」が必要なものか不要なものか分別できると思います。
私はそんなことをしている暇があったら外で体を動かして遊びます(笑)
そうすれば口周りだけでなく、全身にある筋肉や神経のバランスがよくなりますから。
ちなみに、現代人の多くが口呼吸になりやすい姿勢をしています。
その口呼吸になりやすい姿勢が以下の状態です。
口呼吸になる姿勢
頭が前に落ち、背中や腰が丸くなり、口は半開き。
このような姿勢をしている人は電車内やオフィスの中でも多くいますよね。
小学校に通う子供たちの姿勢もこんな姿勢です。
このような姿勢でいると口は開き、鼻はつまり、唾液が少なくなり、気管も細くなり、酸素がしっかり吸えない最悪な姿勢になります。
世の中では、コロナウィルスがどうのこうの言われていますが、人間性を疑うことをする人ばかりです。
とくに中国人や咳をしている人を差別すること。
これは本当に許せないですね。
一刻も早くこのような人間としての姿勢を改善しなければいけません。
そんな腐った人間にならない為にも、、体の軸を知って体の軸を使って生活しましょう。
体の軸を使えば誰でも姿勢が変わりますし、口呼吸が鼻呼吸になります。
鼻呼吸がしっかり出来れば、酸素もしっかり吸えて、神経が正しく機能し、体温も高くできますし、ウィルスが体内に入ってもやっつける力がつきます。
ウィルスがどうこう言っている前に、日頃から体の軸を整える努力をする。
体調管理は年中無休で行いましょう。
ちなみに、セントレで体の軸を鍛えて姿勢が良くなった人の証拠写真は以下になります。
年齢は80歳ですが、体の軸を鍛えるセントレを1ヶ月行って上記の写真のような姿勢になりました。
80歳でも姿勢が変わるのですから、誰でも努力すれば変われると想像できますよね。
また、姿勢が変われば口元が変わります。
明らかに口元が変わっていますよね。
よく見ると鼻孔も広がっているのが分かります。
これにより姿勢が良くなれば口元が閉じ、鼻呼吸が自然と出来るようになったと言えます。
こちらの方はセントレを継続的に行った事で、脳の回転も早くなり、言葉数も増えて、意欲的な毎日を送れるようになりました。
来院時は、向精神薬を飲んでいたので目がどよーんとして、本当にやばい状態でした。
そんな方が体の軸である脊髄を鍛えるセントレを継続的に行ったら上記のようになりました。
今では向精神薬を飲まずに生活出来て、薬が神経の状態を悪くするのだと実感するまでになりました。
これぞ神経のなせる業!!正しい道筋を本人に教えてくれます。
私たちは白衣を着た偽善者の言葉をうのみにするのではなく、神経を知り、神経に頼って生きる必要があるのだと思います。
人間の神経を正しく鍛えるとこのような変化が確実に現れますし、継続的に体の軸を鍛えれば、想像以上に自分自身の体が変わっていくのに驚くでしょう。
尚、口呼吸は口元だけを改善するのではなく、体全体である姿勢を変えていくことをお勧めします。
そして、姿勢を決めるのは神経です。
脳と脊髄を正しく鍛えると姿勢もよくなり、神経が正しく機能するので健康街道まっしぐらに進めますよ。
尚、このような体の軸が通った姿勢になると自然と外を歩きたくなります。
この外歩きは凄くお勧めです。
もちろん、ただがむしゃらに歩くのではなく、体の軸を使って歩きましょう。
すると脳の機能が正常に働き出します。
私たちは、脳から生み出された電気の力によって動いています。
この脳の電気開発が出来る人と出来ない人で健康か不健康か決まってきます。
詳しくは過去のブログ「脳は発電機」「人間は電気で動く」をご覧下さい。
大げさな話、幸不幸は脳の電気開発で決まると思っています。
俗に言われる幸せホルモンは全て神経に作用しますので、脳の電気開発を正しく行う事でその効果もてきめんに出るでしょう。
現に私はただ歩くだけで幸せを感じています(笑)
別にどこか遠出しなくても近所の自然多いところを歩けば、私は超ハッピーになります。
もちろん自分だけハッピーになっても面白くないので、どうすれば世の中の人もハッピーになれるのか日々考えています。
しかしながら、この幸せを得るのには相当な努力が必要になります。
当たり前と言えば当たり前ですが、簡単に幸せになれる訳がないのです。
だからこそ体の軸を鍛えてもがくのです。
神経を正しく鍛えて使う努力をすれば、重荷も軽く済みます。
そして、重荷が軽くなると人一倍努力出来るようになるので、毎日が楽しくなるでしょう。
みなさんもぜひ正しく神経を鍛えて下さいね。
といったところで、口呼吸を治す方法を今一度整理します。
1、口を閉じて食事をする。
2、体の軸を見つけて、鼻呼吸しやすい姿勢でいる。
3、体の軸をつかって、外をたくさん歩く。
以上の3点に気を付けて生活すれば誰でも口呼吸から鼻呼吸になれますよ。
鼻呼吸にしたいからといって、鼻の周りを押したり刺激したりするのではなく、延髄や体の軸である脊髄という神経の根本を変えるようにしましょうね。
とはいえ、すぐに体の軸を見つけるのは難しいです。
私は4歳から90歳の幅広い人に運動指導をしてきました。
また、プロスポーツ選手にも指導をしていますが、みんな体の軸を掴むのは本当に難しいといっています。
たくさん体を動かし活躍しているプロスポーツ選手でさえ体の軸を見つけるのが難しいのに、体も動かさない一般人ならなおさらです。
しかしながら、セントレをすると誰もが簡単に自分の体の軸が見つけることができます。
あとは日常生活で常に体の軸を意識していられるかになりますが、これは各自の努力になります。
努力すればしただけのことを私たちの神経は返してくれます。
「働かざる者食うべからず」なんてことわざがありますが、神経の指示で動かない人は体を正しく動かせません。
神経の指示で体を動かす人は必ずいいことあります。
セントレに来ている人達はみんないい事を経験して、みんな笑顔になっていきます。
そんな経験からみなさんは少しずつ、神経の凄さや神経のありがたみを感じ取ってくれています。
神経をこよなく愛する私からしたら何とも嬉しい事です。
そんなセントレですが、こちらも鼻の通りがよくなり嗅覚が研ぎ澄まされた人が続出中です。
詳しくは、こちらの「トレーニング施設」をご覧下さい。
店舗に来られない方向けに「セントレムービー」もありますので、ご覧下さい。
といったところで、口呼吸を治す方法の記事でした。
最後に、セントレムービーでご紹介しているトレーニングをお見せしますので、以下の動画をご覧下さい。
目線が下がると気管が閉じ、呼吸がしにくくなります。
なので、上記の方法を行って、目線を高くし、腰と背中を伸ばし、後頭部が高い位置にくるように行いましょう。
すると少しずつ鼻呼吸が出来るようになりますよ。
これを毎日気付いた時にやりましょう。
努力しなければ絶対に良い事は起こりません。
一人でも多くの人が神経の大切さに気付いて、正しい道を歩めることを願って今日のブログを書きました。
またの更新お楽しみ。