毎年開催しているマラソン大会も今年で4回目、今年もたくさんの親子が参加してくれました。
年末年始は誰しもが罹ると言われるグータラ病、そんな病をふっとばして2020年も気持ち良く過ごしたい!そんな思いも込めたマラソン大会です。
私は年末年始のダラーとした雰囲気が大っ嫌いで、なんとかならんもんかと常々思っていました。
というのも20代の頃の私はグータラ雰囲気にのまれ暴飲暴食をして身も心もぼろぼろになり、いつも1年の始まりを失敗して過ごしてきたからです。
気が付けば30代に突入、そろそろ「自分の人生真剣に考えねば本当にヤバいぞ!」とある種の危機感を覚え、20代後半から現在まで色々な事をして自分自身を叱咤激励しながら必死で生きてきました。
そんな色々な事の一つが、子供たちや親御さん向けのマラソン大会を開催することです。
参加者はTeamからだ塾の親子で、走るコースは大洲防災公園を周回するコース、小学1~3年生の低学年は4km、4~6年生の高学年は5.7kmを走りました。
低学年で4km走るなんて・・・
普通考えられないですよね(笑)
その異常さに尻込みして参加することを踏みとどまるメンバーもいます。
今年も3年生の女の子が大会に参加するかどうか踏みとどまっていて、年末の練習時に改めて参加するか聞いたところ・・・
「参加しない」と親御さんから伝えきいていました。
体力低下著しい現代っ子にとって4kmは非常に高い壁になり、4km走るよと言われて元気よく参加します!と言える子供の方が珍しいのかもしれません。
ただ嬉しい事に大会当日にその女の子が登場(笑)
今年のマラソン大会では、参加しないと言っていた子が当日に現れるパターンを経験しとても嬉しい始まりになりました。
さらに嬉しい事に今年は低学年のメンバー全員が参加してくれました。
未来のTeamからだ塾の中心メンバーになるであろう子供達が全員参加してくれ本当に嬉しかったです。
また高学年では4年連続出場しているメンバーや昨年のマラソン大会で素晴らしい走りをしてくれたメンバーもいます。
昨年の様子は「2019年マラソン大会」をクリックしてご覧下さい。
ちなみに、私の小1娘も昨年に続いて4kmを走りました。
昨年は保育園児の年長で参加、最後まで諦めずに29分54秒で4kmを走り終えました。
走り終えたといっても、途中で歩いていたので、本人も昨年のマラソン大会の結果には納得いってなかったようです。
そんな彼女が立てた今年の目標は「歩かず最後まで走る」だそうです。
誰かに強制された目標ではなく、自分で立てた目標です。
しっかり達成出来るように頑張ってもらいたいですね。
といったところで、1年2名、2年4名、3年3名の計9名の低学年。
4年3名、5年1名、6年1名の計5名の高学年。
中1と親の計11名、総勢25名が走りました。
毎年のように参加者が増えてきていて、今年もまた親御さんの参加率が高く、記録係や豚汁作りの人員がギリギリになってしまいました(笑)
それでも何とか全員がやるべきことをやり、素晴らしい大会にできました。
結果としては、低学年1位は3年男の子で20分04秒、昨年は21分01秒だったので、記録更新です。
高学年は5年男の子で28分26秒、去年は30分30秒だったので、こちらも記録更新です。
ちなみに、娘はというと・・・
「最後まで歩かず走る」という目標をしっかり達成していました。
結果も24分57秒の低学年9人中4位の成績でした。
昨年は29分54秒だったので、5分も速くゴールできたので着実に成長出来ているようで嬉しい限りです。
他のメンバーも昨年よりもいいリズムで走れていたので、昨年一年の頑張りがしっかり出ていたように思います。
しかしながら1名だけが大失速、去年は3年生で凄く良い走りをして高学年にも勝っていたのですが、今年はまったくダメでした。
この原因ははっきりしていて、本人も親御さんも言っていましたが、明らかな「運動不足」です。
というのも、年末年始は塾に通い勉強三昧、ほとんど体を動かしていなかったそうです。
このような結果に本人もとても悔しがっていました。
今時の小学生は学習塾に行くのが当たり前、勉強を頑張るのはいいことですが、その代償が大きいようです。
他にも学習塾に通っている子がいますが、みんな勉強ばかりして運動不足な子は、姿勢と顔色が悪くなっています。
それぞれ考え方があるので何とも言えませんが、これからの時代は体を壊してまで良い大学に入れる必要があるのか疑問に思っています。
学習塾に通うのは各家庭の判断によるところでしょうが、私としては小学生のうちに自分の個性と才能が何か見極め、その能力を引き出し、大学というネームバリューに頼らなくても必要とされる人材にしておくことが必要になってくる気がします。
今現在でさえ大学の1割は外国人が在籍していると聞きますから、これから先はもっと増えて来るでしょう。
今や飲食店やコンビニで働く人たちのほとんどが外国人になってきているので、日本人が活躍できる場が確実に減っていくでしょう。
そんな社会で生き残るには、他の人と同じ事をしていては絶対に生き残れないと思います。
個性と才能を存分に発揮して、どんな人からも必要とされる人間にならなければいけないでしょう。
そんな誰からも必要とさせる人間になるには、小学生のうちから自分にしか出来ない何かを見つけておく必要があります。
その何かを見つけるには時間が必要です。
そんな時間を確保する為にも学習塾に通う以上にやるべきことがある気がしています。
もちろん、学習塾に通うことを否定しているわけではなく、娘には学習塾に通う以外の道も用意しておき、選択肢を与えたいと思っています。
今の所考えているのは、小学生でお金を稼ぐノウハウを教えて実際に起業させてみたいなと考えています。
不況の日本でお金を稼ぐのは本当に大変、そんな大変なことを小学生から経験しておくのも悪くないでしょう。
現に私は小学生から新聞配達をしてお金を稼ぐ大変さを経験ていたからこそ、20代で起業できたのだと思っています。
そんなお金稼ぎには知恵を使う必要があります。
世の中で何が必要とされているのか、これから先にやるべき事は何か、そして自分が心から楽しいと思える事は何か、お金を稼ごうとする時に様々なことを考えます。
いわゆる自己分析&マーケティングですね。
これらは大学3年生の就職活動時にやることだそうですが、そんな時期にやっていたら遅すぎでしょ(笑)
現に大学生は自己分析で頭を悩ましノイローゼになる学生もいるそうです。
私からしたら自己分析は小学生のうちからやらせておくべきものだと考えているのですが、今の学校教育にそれを求めるのは筋絶対に無理でしょう。
というのも学校教育の指針作りに問題があるからです。
今の日本は明治維新で中心的な働きをした人たちの末裔が牛耳っていて、いわゆる上級国民だけが美味しい思いを出来るような仕組みになっていると言われています。
いわば政治家は、上級国民が下級国民を上手く支配できるような仕組みを作るのが仕事ですから、我々のような一般庶民の子供たちの個性と才能を伸ばそうなんて考えは一切ありません。
であれば、各家庭で子供の個性と才能を伸ばす方策を考え実行しなければ、一生涯上級国民の奴隷として生きる事になります。
「そんなの絶対嫌だ!」
私は今の活動を通して子供たちの教育を少しずつ変えていこうとしています。
教育を変えるだなんて偉そうに言っていますが、私のようなただのおじさんに壮大なことが出来るわけありません。
ただ、目の前の事を少しずつ変えることは出来ると思っています。
そのうちの一つが娘に色々な人に会って色々な人の話が聞けるような環境を作ってあげるということです。
色々な人といっても外国の人に会うとか、芸能人やプロスポーツ選手に会うとか、そんな大それたことではなく、身近にいる年齢は違うが同じ目的をもった人たち会うことです。
異年齢教育
Teamからだ塾は小学1~6年、中学生、大人といった異年齢の人達が集まる集団です。
社会人になれば異年齢社会に飛び込むのが当たり前ですから、小学生のうちからその社会に慣れ親しんでおく必要があるでしょう。
かくいう私も幼い頃から異年齢集団で育った人間なので、その環境はとても良かったと思っています。
人間はみんな違うので、どこか共通している部分があると安心できます。
そして共通点がある人同士で親しくなるものです。
この共通点が多ければ多いほど色んな人と親しくなれるのですが、私は幼い頃から異年齢教育で育ってきたので、どんな年齢の人とも共通点を見出す練習をたくさんしてきました。
その甲斐あって、私は中学、高校、社会人になっても年上の人に対して物怖じすることなく話が出来て、年上の人から可愛がられることがとても多かったです。
もちろんこれは、年上の人に媚を売るとかそういう低次元の話ではありません。
年上の人の話を聞き分け、良いと思える先輩についていき、悪いと思える先輩の意見には従わず生きてきました。
時には、自分の意にそぐわない年上の人に歯向かうことさえありました。
「年上の人に歯向かう」と聞くと悪い事のように捉える人が多いかもしれせんが、私はそのようにして自分の周辺環境を良くしてきました。
その甲斐あって今の私の周りにいる人たちは私を常に成長へと導いてくれる素晴らしい人たちばかりです。
ちなみに今の私の周りにいる人たちの共通点は「とにかく成長したい人たち」です。
今の私はとにかく成長したいのです(笑)
そして、他人が成長している姿を見ると凄く嬉しくなるし、自分ももっと頑張ろうと思えます。
そんな切磋琢磨しあえる人達に囲まれた一生を送りたいと思っています。
ただそんな環境を作り上げるのは、凄く大変です。
なんせ私は自分の意にそぐわない人に対しては年上だろうと何だろうと平気で歯向かうからです。
つまり成長しようとしない人とはお話しません(笑)
とても身勝手な人と思われるかもしれませんが、これが私の人生です。
そんな私の人生にいるのが、今回のマラソン大会に参加した子供たちです。
写真で見ても分かるように、みんな楽しそうでしょ。
今回のマラソン大会も走り終わった後は、同学年同士で遊ぶのではなく、異年齢同士の遊びが至る所でみられました。
このような時間が子供の人間性を豊かなものにしていきます。
学校教育ではここまで手が回りませんので、各家庭でしっかりしておきたいところですね。
また冬はたくさん体を動かして、青空の下で豚汁やお汁粉などを食べさせておきたいものです。
今年は、中村屋の中華まんや奈良の丸餅まで食べました。
動いた後だからこそ美味しく食べれる!
毎年思いますが、マラソン後のこの一時が本当に幸せです(笑)
きっと子供たちも同じ気持ちだと思います。
そして、家族で楽しめる時間も確保、今年は家族でボールを落とさず何回キャッチボールできるかを競い合いました。
ファミリーキャッチボール
ボールを投げては取るという単純な遊びなのに、凄く盛り上がりました。
上記の動画をご覧ください。
未就学児の子供が投げるボールをお父さんが必死に取ろうとしている姿が凄く印象的でしたね。
ちなみに、なぜこのお父さんがこんな姿勢をしているかというと、足元の輪っかに片足を入れたまま投げたり取ったりしなければいけないからですね(笑)
なので、未就学児は遠くまで投げられないので、お父さんが必死に前へ出て取っているのです。
今時の公園でこんなにはしゃいでいるお父さん・・・見かけませんね(笑)
現代社会で健全な家族関係を築くのって凄く難しいのですが、それはなぜでしょう。
おそらく健全な体と頭がないからなのかもしれません。
お父さんは遅くまで働き、お母さんは仕事もしながら家事や育児に追われ、体も心もボロボロです。
そんな疲労困憊な両親が「休日は思いっきり外で体を動かして遊ぼう!」なんて発想浮かびませんよね。
おそらく休日くらいは家でゆっくり休みたいと思うお父さんお母さんが多いことでしょう。
そんな時代の流れと逆行するようですが、家族でキャッチボールするのって凄く楽しいですよ。
我が家も年明けに公園で朝からキャッチボールしましたが、気付いたら夕方になっていました(笑)
子供が親と遊んでくれるのも小学生まで、中学生になれば友達と遊ぶ世界へ旅立っていきます。
そんな短い期間を親子で共に楽しんで過ごしたいものですね。
ちなみに、子供が小学生の時期にしっかり動いたお父さんお母さんは、子供たちが巣立った後も動ける体が出来上がっているのでアクティブに活動出来るのですが、何もせず家でゆっくり過ごしたお父さんお母さんは寝たきり街道まっしぐらになります。
これは大げさな話ではありません。
体が動けば心も踊るなんて言葉もあるように、動ける体を一生涯作り続けることって生きていく上で凄く重要な気がします。
一人でも多くの人が体を動かす重要性に気が付いて欲しい限りです。
といっても分かる人には分かり、分からない人には分からないことなのかもしれませんね。
ひとまず私は成長したいと思う人だけを全力でサポートしていこうと思います。
ということで2020年最初のブログでした。
体を気持ち良く動かして、当たり前のことを当たり前にできる人間になりたいものですね。
それでは、またの更新お楽しみに!!