2019千葉県予選会
今年もやってまいりましたスポーツ鬼ごっこの千葉県予選会、この大会は全国に繋がる大きな大会です。
全国に繋がる大きな大会といってもサッカー、野球、バスケなどのメジャースポーツに比べたら参加チームも観客も少ないマイナースポーツなので、スポーツ鬼ごっこに全国大会があると人に話せば驚かれます。
それでもスポーツ鬼ごっこは、現代の子供たちにとって非常に貴重な経験をさせてくれる素晴らしい競技であり遊びだと私は思っています。
スポーツ鬼ごっこを通して子供たちの体力向上及び人間形成をしたいと思い、4年前に千葉県市川市で結成したTeamからだ塾。
当時は千葉県市川市では、初のスポーツ鬼ごっこチームでした。
昨年大会は、過去のブログ「千葉県大会2018」をご覧頂けば分かる通り結果はU12、U9共に準優勝、強豪のいんばジュニアランニングクラブが優勝を果たしました。
今年こそは優勝!!と強い気持ちをもってここまでやってきましたが、結果は・・・ブログ後半でお伝えします。
さて、今大会の出場チームは、「いんば」「Teamからだ塾」「PLAYS成田」「行徳スワロー」でした。
「いんば」はスポーツ鬼ごっこ第1回全国大会から出場していて千葉県で一番実力があり、全国でも優勝を何回もしている強豪チームです。
「PLAYS成田」は昨年大会が初出場だったのですが、今年は全国大会開催地に決まり、チーム力も着実に上がり油断ならぬチームです。
「行徳スワロー」は今年初出場のチームで、「Teamからだ塾」と同じ市川市で活動していて、チームを結成して1ヶ月という出来たてほやほやの新チームです。
今大会はTeamからだ塾含め4団体、U9が4チーム、U12が6チームの総当たり戦で行われました。
場所は成田市にある中台体育館で、10月27日の全国大会開催場所の中台陸上競技場のお隣で行われました。
開催2日前には台風19号が関東を直撃、利根川近くにある成田市にも避難勧告が発令されていて、避難場所として指定されていた中台体育館も大会当日の朝8時まで120名の方々が避難していた状況でした。
そのような状況にも関わらず、スポーツ鬼ごっこの千葉県予選会が出来たのは本当に有り得ないことです。
台風の目の右側が一番危険と昔から言われていますが、今回の台風19号の目は東京でその右側に位置する千葉が一番危険な状況にも関わらず浸水は家屋破損といった大きな被害がなくすみました。
守って下さった神様に心から感謝です。
信じる者は報われるではないですが、小さい頃から何となく信じ続けていた神様という存在を今も信じ続け、困った時だけにすがるのではなく、常に意識することで本当に守ってくれるのだと、最近は強く感じています。
2019年は台風15号と19号で甚大な被害が出ている地域が千葉県にはたくさんあるのに、私の住む市川市は停電や浸水などなく通常通り暮らせていて、当たり前のことが当たり前に出来ることを心から感謝しています。
とはいえ台風19号の被害に遭われた方々もいらっしゃいます。
そのような方々が一刻も早く救われることを祈ります。
そして、被害状況をみて「まずまず」と発言をした二階俊博や安倍晋三、その他の政治家たちが被害者以上の苦しみを味わい滅ぶことを祈ります。
この感覚は私だけかもしれませんが、ここ最近の台風には何か不自然さを物凄く感じます。
まず、第一に自然災害とは思えないほどの偶然が重なっている点です。
なぜお決まりのように週末や三連休に台風がくるのか、まるでコントロールされたかのような軌道を通って台風がきています。
そんなのたまたまだよと思う人もいるかもしれませんが、なんかおかしいです。
これを異常気象で片付けていたら、また同じ事で苦しむ人が増えると思います。
こちらの記事を読めば分かる通り、事前に台風が関東を直撃することを知っていながらもダムの水位を調整しない不自然さ。
普通なら大雨が降っても水をためられるよう事前にダムの水を河川へ放流し水位を下げ、大雨が降っても河川に緊急放流しなくていいようにするものです。
そんな当たり前のことを国土交通省はしなかったそうです。
そのくせ、多額の税金を使ってダムの再建をしなくてはいけないと言っているそうです。
私には意図的に水位調整をせず被害を大きくさせて、ダム再建の口実を作っているようにしか思えません。
ダム再建や堤防再建をすれば、ゼネコン(鹿島建設、清水建設、大成建設、大林組)などに莫大なお金が入ります。
この莫大なお金は我々一般市民が納めた税金です。
ゼネコンと政治家は裏で全て繋がっているので、自ずと政治家たちへ便宜を図るためにゼネコン側から政治家へお金が渡ることになります。
もし政府が台風被害を意図的に起こしたとしたなら、動機としてはこれ以外にもたくさんあるでしょう。
千葉の停電も台風で意図的に鉄柱を倒し、停電で国民を困らせる。
そして、今後の災害対策として停電にならないためにも電柱を地中に作り直そうといった口実を作る。
ここにも大きな利権が絡んできます。
それ以外にも10月に行われた増税を台風被害で忘れさせる為に起こす、加計問題で安倍晋三が逮捕されるかもしれない裁判が10/16に行われたのを国民の目からそらすなど様々な機があるのでしょうが、台風による被害が大きければ大きいほど政府にとって好都合な条件が出来上がる。
だからこそ、被害を大きくしたかった政治家たちは「まずまず」だったといった発言が出来るのでしょう。
そんなの考えすぎだよ、と思う方もいるかもしれません。
ですが、考えすぎでしょうか。
小さい頃から考え続けてきた私にとって今更考えるなと言われても難しいので、今後も考えすぎだよと言われることまでしっかり考えて、今の自分に何ができるのかしっかり考えながら生きたいと思います。
そのような生き方をしてこそ、今回の台風被害に遭われた方々の為にもなるのかなと考えています。
被害に遭わなくてラッキーと思うのではなく、なぜこんなことになったのかしっかり考えるべきだと私は思います。
さて、話をスポーツ鬼ごっこに戻します。
考える力を伸ばす教育
スポーツ鬼ごっこの強豪チームの監督が言っていました。
「子供たちには考えさせない」
これは考えると消極的になるからといった意味で言われたのだと思いますが、子供たちに考えさせない教育をするのは絶対に良くないと私は思います。
というのも考えるからこそ脳は成長するからです。
その成長を積極的に促す為にも、小学生の頃から一つ一つの意味を考えさせることが一番大事な教育だと思います。
脳が成長すれば脊髄も成長します。
脊髄とは背骨の中を通る人間の体にとって非常に重要なものです。
その脊髄を子供の頃にしっかりと成長させることで正しい姿勢を身に付けられるのですが、現代の子供たちの背中をみると実に弱弱しい。
脊髄は全身を動かす神経の親方的存在です。
この脊髄が腰のあたりで傷つけば下半身不随になり、首辺りで傷つけば植物人間になるか最悪の場合は死にます。
そんな脊髄を成長させるには、運動で体を動かすのはもちろんですが、考えて脳を成長させる必要があります。
昔から文武両道といいますが、体の仕組みからしても非常に理にかなってると思います。
残念ながら私は文武両道ではなく、勉強も出来ませんし足も遅いですが、体についてはちょっとだけ詳しくて自分の体調不良は自分で治すことが出来ますし、腰が痛い、足が痛いといった体の不調をもった方たちの症状も改善させることはできます。
今回も大会1週間前にバスケの練習中に捻挫をしてまともに歩けないメンバーを1回治療しただけですが、走れるまでに改善させ大会でも素晴らしいプレーをみせていました。
捻挫して整形外科にいけば1週間は運動禁止といわれ、走る事も出来ないほどの状態だったと思いますが、私はたった1回で改善させました。
なぜ私はこんなことができたのでしょうか。
それは体についてめちゃくちゃ考えたからです。
私は過去にJリーグや大学野球などでトレーナーをしていたのですが、その頃から人間はなぜ怪我をするのか考えていました。
サッカーや野球には怪我が付き物、肉離れ、捻挫、ギックリ腰、寝違い、靭帯損傷などなど人間はたくさんの怪我をします。
そんな怪我をさせない為にはどうしたらいいのかたくさん考えました。
靭帯や関節が断裂しないように筋肉を鍛えるトレーニングをさせたり、硬くなった筋肉の緊張を取るためにストレッチをさせたり、色々な方法を選手たちにさせてきました。
それでも怪我人はでる。
怪我をしない人はまったくしないのに、怪我をする人は何度も怪我をします。
この違いは何なのか?
こんなことも必死で考えました。
たくさん考えて、頭をたくさん使ったたどり着いた答えが「脊髄」と「脳」を鍛える事です。
脳と脊髄を鍛えるなんて普通のトレーナーなら考えもつかないでしょう。
ただ私はたくさん考えたからこそ誰も目をつけなかった「脳と脊髄を鍛える」といった視点で物事を見れるようになりました。
もしかしたら、「脳と脊髄を鍛える」と怪我が治ったり怪我人が減るといったことを考えた人はいるのかもしれません。
ただその具体的な方法を考え実際にやっている人は少ないのではないでしょうか。
私がやっている脳と脊髄を鍛える方法、それはセントレになります。
セントレは体の軸を鍛えるトレーニングなのですが、体の軸は脊髄と脳だと私は言っています。
そんな脳と脊髄を鍛えるセントレをおこなうとすぐに体が熱くなり呼吸が楽になります。
そして、関節が連動した動きになり、「立つ」「座る」「歩く」「走る」といった日常生活の動作が軽く楽に出来るようになるのです。
このようなトレーニングを続けると怪我や体の不調が減り、頭もスッキリして、健康的な体になっていくのです。
そんなセントレについて詳しく知りたい方は「トレーニング施設」をご覧ください。
とはいえ、セントレを子供たちにさせるにはちょっと物足りません。
では、どんな方法で子供たちの脳と脊髄を鍛えることをするのか、それが「スポーツ鬼ごっこ」です。
スポーツ鬼ごっこは「走る」「避ける」「止まる」が基本のスポーツです。
この基本動作を体のどこを使ってやるといいのか考えると普通の人なら筋肉と答えると思います。
ただ私はこれまでずっと体について考え続けた男ですからちょっと違った視点で答えられます。
では、どこをつかうといいのか、それが「脊髄反射」です。
目で見て、耳で聞き、一瞬の判断で動きを変える、その時に得点が生まれます。
小学生の子供たちはこの脊髄反射の使い方が非常に長けています。
大人では真似できないすばしっこく走る子供っていますよね。
これは神経の発達が著しい時期が5歳から13歳だからで、小学生は反射神経を巧みに扱える特権をもっているからです。
俗に言うスーパー小学生は神経を巧みに使いこなせる特権をもっているからスーパープレイが出来る訳で、成長して行くと神経よりも筋肉が優位に働きやすくなるので、神経を巧みに使いこなせる特権がなくなります。
その為、スーパー小学生が大人になってもスーパーなことが出来るかというと、そうとも限らないのです。
これは現実のスポーツ界をみれば分かりますよね。
将来有望と言われていた逸材が志半ばで消えていくなんていう話はよく聞きます。
このような小中学生でスーパーだった選手が大人になっても活躍できないのは、天狗になり努力しなかったというのもあれば、神経と筋肉のバランスが崩れて思うような力が発揮出来なくなったというのもあるのかもしれまんせん。
では、なぜバランスを崩してしまうのか、それは体の仕組みを考えずに運動をするからです。
私たちが運動するのに筋肉が活躍するのは周知の事実ですが、筋肉が動く前に神経が指令をだして筋肉が動いていることを知らない人が圧倒的に多いです。
このような体の仕組みはできれば小学生のうちから知っておく必要があると思います。
そういう意味でもTeamからだ塾では、体の仕組みを理解しながら「走る」「避ける」「止まる」動作を脊髄反射で行うことが出来るスポーツ鬼ごっこを推奨しています。
もちろん、スポーツ鬼ごっこをするだけでも反射能力は高くなると思いますが、近年は子供たちの体力低下が深刻です。
スポーツ鬼ごっこの強豪チームの監督も言っていましたが、年々子供たちの体力が低下しているのを感じるているそうです。
これらは、運動不足はもちろんのことワクチン接種の増加により脊髄や脳の中枢神経の能力が低下しているからだと思います。
このことについては過去の記事「ワクチンは体に悪い」をご覧ください。
これらを全て解消するには、ワクチンを推進するといった世の中の仕組みを変える必要があると思うのですが、一般市民には到底出来ません。
であれば、どうすればいいのか、それが体の仕組みを理解した指導者に教えてもらうにつきます。
体の仕組みを理解したといっても生理学や解剖学の教科書を読んだ、様々な筋肉を鍛えるトレーニング方法を知っている程度では足りません。
中枢神経が及ぼす影響力を指導者自らが体感しているレベルにまでいかないと子供たちへの運動指導は難しいかもしれません。
昔はやっておけと一言いえばできていた事も今の子供たちには通用しません。
指導者が子供の頃に何も考えずに出来ていたことが、現代の子供たちには出来ないのです。
では、どうすれば出来るようになるのか、気合と根性だけでは子供たちはできないでしょう。
子供たちにとって分かりやすく具体的な方法で楽しみながら指導する必要があると思います。
私もそのレベルに到達出来るように日頃から自分の中枢神経を鍛えていますが、なかなか到達できません。
一生かけて鍛え続けていかなくてはならないなと痛感しています。
その為にも神経発達が著しい子供たちとなるべく一緒に運動するのが一番良いのかなとも感じています。
そんな子供たちと一緒に楽しく出来るのがスポーツ鬼ごっこでもあるので、神経の衰弱が著しい大人にとって最適なスポーツだと思います。
脳や脊髄の成長は諦めたらそこで終了、どんどん低下していきます。
これら神経の衰弱が加齢の原因で怪我や体の不調の原因です。
ある意味、頭と体を神経でしっかり動かす努力こそ若さを保つ秘訣なのかもしれませんね。
それこそ中枢神経を鍛えると子供のように無邪気で明るい大人が出来上がってくるのかもしれませんね。
スポーツ鬼ごっこ愛好者は、そんな無邪気で子供みたいな大人が結構いますね(笑)
そんなスポーツ鬼ごっこの千葉県大会に我らはTeamからだ塾は出場してきました。
結果は如何に・・・
U9 準優勝
昨年大会と同じ結果ですが、宿敵いんばを倒しました。
ただ、昨年からスポーツ鬼ごっこを始めたPLAYS成田に負けてしまい惜しくも準優勝。
子供たちは一生懸命に戦っていましたが、監督である私の至らないところがあり負けてしまいました。
日々の練習をしっかりすることで結果はついてくるものなのですが、まだまだ私が行う練習が良くないのでしょうね。
監督という今までやったことのないことに私は挑戦していますが、本当に難しい。
世の中で監督をしている人の気持ちが凄く分かります。
子供の目線にたって物事を伝えることをしなくては、子供は話を聞いてくれません。
あとは一人一人違った個性と才能をもっているので、それをどのように引き出してあげればいいのか、日々考えています。
今回のU9は、6~7歳のメンバーがどれだけ力を発揮できるかにかかっています。
初めての全国大会に出場するメンバーばかりなので、試合当日はビビッて前に行けなくなることが予想されます。
それを8~9歳のメンバーがどれだけ鼓舞できるか、口だけでなく行動で示していけると初出場のメンバーもついてきてくれるのではないでしょうか。
U9のメンバーは一生懸命にスポーツ鬼ごっこが上手になれるように頑張っています。
あとは、監督の私がどれだけサポートしてあげられるかですね。
頑張ります。
U12準優勝
昨年大会と同じ準優勝、チームレベルとしては昨年よりも上がってきてると私は思っています。
U12は既にスポーツ鬼ごっこの全国大会に出場した経験をもっているメンバーが多いので、千葉県予選会でも緊張して動けないといったことはなかったです。
それよりも試合中にみんなで声をかけ合い、1プレー1プレーをみんなで考えながらできていたと思います。
ただ、足りなかったのは思い切ったプレーでしょうか。
相手に向かっていく強い気持ちがないわけではないのですが、どこか出す方向が定まっていない気がします。
宝をとる時に遠慮して他のメンバーに譲り、その隙に相手に宝を取られるなんてシーンが数回見られました。
12歳にもなれば強い気持ちをもって俺が宝を取るんだ!といったプレーをだすメンバーが出てきてほしいところがあります。
そのような気持ちをもったメンバーが同じ目標に向かって走れば、チームはさらに強くなるのではないかと期待しています。
頑張れU12!
優秀賞
今大会で優秀賞を獲得した「そら」「ゆいと」です。
2名とも今大会では、素晴らしいプレーを見せてくれました。
そらは、4歳の頃から体の使い方を共に学んだ生徒です。
今では11歳になり、Teamからだ塾でも中心的な存在になって私を助けてくれています。
過去は不甲斐ないことをしていて私からかなり怒鳴られてきたメンバーでもあります。
そんなメンバーがこのように成長してくれるのは何より嬉しいものです。
ゆいとは、1年半前からTeamからだ塾に加入してきたメンバーです。
ゆいとは、非常に臆病者で初めは練習を休みがち、ちょっとしかことですぐに泣く子でした。
そんな彼が今大会ではとても男らしく逞しくプレーしていました。
そんな彼の成長をみてとれたのが、千葉県予選の試合をみんなで見ている時です。
以前は他人の出来ないところばかりを指摘していたのが、「ここは俺が見てなかったからいけないんだよなー」と失敗した事を他人の責任にしなくなったところです。
この辺りを見ていて、立派な8歳だなーと思ってしまいました。
監督は色々と大変ですが、このように子供たちの成長を間近で見られる特権があるので、色々あってもそれを上回る喜びがあるのでやっていてよかったと思えます。
全国大会では二人もそうですが、二人以外のメンバーも活躍してくれることを期待しています。
新色デビュー
お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、Teamからだ塾にセカンドユニフォーム出来ました。
ファーストユニフォームのカラーが黒なので、その色とは対照的に明るい色といった事と他のチームとかぶらない色でと考えた結果、黄色になりました。
明るい色のユニフォームを着た事でチーム全体の雰囲気もいつも以上に明るくなっていたように思えます。
全国大会まであと少しですが、明るい気持ちをもって進んでいきます!!
10月27日(日)成田市中台陸上競技場で行われる全国大会についての詳細は「第8回スポーツ鬼ごっこ全国大会」をご覧下さい。
応援よろしくお願いします。