ランプレカップ2019
毎年夏に開催されるスポーツ鬼ごっこの大会ランクラカップですが、今年はランプレカップと名前を改めて開催されました。
ランクラカップは過去に3回開催されたのですが、今年は千葉県で活動している「いんばジュニア」と「PLAY’S成田」の共同主催で開催され、同じく千葉県で活動しているTeamからだ塾も審判や試合進行アナウンスなどを手伝いながら大会参加してきました。
参加チームは山梨、神奈川、東京、茨城とスポーツ鬼ごっこが大好きな人達が遠くから来てくれ、カテゴリーは高学年、低学年、中学生以上の3部門に分かれて戦いました。
全国大会まで3ヶ月になるのですが、ランプレカップは全国大会へ向けて自分のチームの状況を把握するのに最適なものになります。
ですので、なるべく参加出来るように夏の忙しい日程の中でも無理して参加するチームもあり非常に白熱した試合が繰り広げられました。
Teamからだ塾も低学年、高学年、中学生以上の3部門にエントリーしたのですが、結果は低・高学年部門共に決勝トーナメント1回戦で敗退、中学生以上は予選敗退でした。
ここ最近は上位に食い込めない苦しい状況が続いていて子供たちも非常に悔しい思いをしています。
どんなスポーツでもそうですが、思い通りにいかない時こそ成長出来るときだと思っているので、今回の悔しさを次につなげていきたいところですね。
ちなみに、今大会の優勝チームは全て山梨のアスとれでした。
年々、子供たちの体力や能力が落ちてきていると言っていましたが、相変わらずの勝負強さです。
決勝戦は1点差が勝負をわけた試合だったのですが、常勝軍団は勝ち方を知っているというのでしょうか、相手チームの勢いを冷静にいなしながらしっかり勝ち切ります。
Teamからだ塾も3部門全てアスとれに負けていて、メンバーの中には赤いユニフォームを着たチームに苦手意識を持ってしまった子もいたような気がします。
苦手意識をもってしまうと伸びるものも伸びないので、今後の練習でその意識を払しょく出来たらと思っています。
低学年の部に出場したメンバーたちですが、能力的には過去最低だとメンバーへ言ってきました。
走力、判断力、会話力がスポーツ鬼ごっこでは重要な能力になるのですが、これら全てが最低レベルです。
市川市の子供たちの体力は千葉県でも最低レベルなので当然といえば当然ですが、他県の子供たちと比較するとその差は歴然としています。
走っても遅い、判断が出来ない、声の出し方も分からない。
その最低な能力を最大限にするべく一生懸命練習をしてきました。
その甲斐あって、今大会では明らかに走力、判断力、会話力の能力が高くなってきているのを感じました。
3ヶ月前は20m先にある宝まで走れなかったのが、スイスイした走りになり果敢に宝を取り得点するシーンが幾度となく見られました。
試合は練習以上の能力が身に付くものなので、今大会に参加したメンバーはまた大きく成長いていくことでしょう。
大会を終えた後にメンバーに話をしましたが、日ごろの行いが本当に大事で1日1日を本気で過ごそうと伝えました。
千葉県予選まであと2ヶ月、U-9のメンバーは毎日の過ごし方に気を遣って1日たりとも無駄にしないようにして欲しものですね
高学年の部に出場してきたメンバーですが、チーム力的には過去最強です。
これはスポーツ鬼ごっこ歴が長いメンバーが多くいるという意味で過去最強ということなのですが、体力的にはまだまだ力が足りないのが現実です。
走力、判断力、会話力、これらの3つが高いレベルで表現出来てやっと強豪チームと互角に戦えます。
その辺りは日々の練習で培っていくしかないかなと思うのですが、今大会はその成果を発揮出来た場面がいくつかありました。
それは会話力です。
今までは点を取っても取られても誰もしゃべらないことが多かったのですが、今回は事あるごとに話をして良いプレーが出来たら喜び、上手くいかないときは励まし合い、修正するべき点を的確に仲間へ伝える、このようなことが出来ていました。
ただ、決勝トーナメント1回戦になったときだけはそれが出来なかった気がします。
これは私も選手として経験しているので気持ちは分かります。
やはり負けている時や上手くいかない時ってどうしても無口になってしまいます。
この辺りは私自身も変えていかなければいけないところですね。
昨年のランクラカップがおじさんず初の公式戦でした。
あの日から1年経ちました。
新しく加わったメンバーのお父さんや中学生のおじさんずジュニアも加わったりしてメンバーが少し変わってはいますが、相変わらず子供たちと一緒にスポーツ鬼ごっこを楽しんでいます。
スポーツ鬼ごっこをきっかけにしてランニングを始めたり、トレーニングジムに通ったり、何かと自分の能力を高めようと努力するおじさんたちですが、その甲斐あって昨年よりもレベルが上がってきている感があります。
今回は山梨のアスとれ2チームと千葉のいんばジュニアflagsと対戦したのですが、3戦1勝2敗でした。
アスとれには、スポーツ鬼ごっこの最高峰「ONIリーグ 」に出場する選手たちがいたのですが、さすがに強かったです。
おじさん相手ですから多少手を抜いてくれていたのでしょうが、走力や判断の速さが違いましたね。
まー何かと速いのは分かりきっていることなので、それに対応できるような形を作れたらいいなと思っています。
それよりも、改めてスポーツ鬼ごっこは運動能力を向上させる効果があると思いました。
というのも私も3試合出場したのですが、翌日の体の状態が凄いんです。
人によっては全身筋肉痛になったり膝を傷めて歩くこともままならなくなるそうですが、私は手足などにはまったく疲労感はなく腰と背中と首がしっかり鍛えられているのを感じ、過去にないくらいの心地よい感覚がでていました。
試合は、練習では鍛えられない体の部分を鍛えられるようで、物凄いトレーニング効果があるのだと実感しました。
試合に負けて悔しい部分もありましたが、翌日の体の心地よさは何とも言えない感じで凄くうれしくなりました。
この感じだともっと試合をすれば体が動くようになりそうなので、市川市で大人が思いっきりスポーツ鬼ごっこが出来る環境を作りたいとさえ思ってしまいました。
とはいえ、あまり色々とやり過ぎると本質を見失いそうなので、ほどほどにしていきます(笑)
今回はPLAYSの中谷さんの発案で表彰式後に、いんばジュニアの成田さんの誕生日をお祝いするサプライズをしました。
各チームの代表者がお祝いの言葉を書いたTシャツ、刺繍が入りナイキのエナメルバック、ケーキなどをプレゼントして、最後はアスとれの花輪さんの発案で選手たち全員が宝の前を守りをした中を走っていて宝を取るといったことをして物凄く盛り上がりました。
成田さんは今回の大会の準備を不眠不休でしてくれたのですが、驚くことに大会前日は1時間30分しか寝ていなくて、それもお風呂の中で寝てただけだったそうです(笑)
本当に頭が下がります。
素晴らしい大会を主催運営して頂き本当にありがとうございました。
スポーツ鬼ごっこの大会に参加して初めて大会後に選手全員へアイスが配られました(笑)
こんなことは凄く特別なことでこの先絶対にないこととだと思います。
これらは、PLAYSの中谷さんが提供して下さったのですが、アイス以外にも表彰式で頂く景品が凄く豪華でした。
景品の為に頑張る訳ではないですが、もらえた人にとっては凄く嬉しいですよね。
Teamからだ塾からは、2名が個人賞を頂くことが出来ました。
それが「守護神賞」と「女子アナ賞」です。
2人とも賞を頂けて大喜び、これを励みにまた頑張ると言っていました。
このようにランプレカップは最初から最後までとても楽しく過ごせたので、子供たちにとっては夏の思い出が一つ出来てとても良かったのではないでしょうか。
成田さん、中谷さん、その他関係者の皆さん本当にありがとうございました。
今後も千葉県全体で強くなれるように頑張っていきましょう!