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夏風邪の治し方

夏風邪の治し方

梅雨が明けると一気に気温が上がり、照り付ける太陽のジリジリとした日差しを肌で感じ、いよいよ夏が来たー!!という感じになるのですが、今年はそのような感覚というよりも蒸し暑さで梅雨がまだ続いている気がします。

 

ここ最近の天気って何か変ですよね。

 

天気予報で週末は台風がきて大荒れになると言っていたのに晴れたり、晴れ予報だったのに予想外に雨が降ったりと、もはや天気予報さえも信じられないような状況です。

 

こんな予想もつかない天候だと気持ちも落ち着きませんよね。

 

洗濯干すのにも、雨が降ったらどうしよう・・・

 

仕事や学校へ行くにしても、雨が降ったらどうしよう・・・

 

週末に遊びに行くにも、雨が降ったらどうしよう・・・

 

このような心配事が常に付きまとえばよほどの人でない限りは、心も乱れて行くものです。

 

「病は気から」「心配は万病のもと」

 

このようなことわざが昔からありますが、まさに今はそんな言葉がピッタリ当てはまる時代になってきています。

 

そんな夢も希望もない心配だらけの時代を生きている現代の子供たちが梅雨から夏の時期にかけて罹るのが「夏風邪」です。

 

今回のブログではそんな夏風邪の治し方について書いていきます。

 

そもそも、私たちが当たり前に言っている「風邪」という言葉ですが、実は正式な病名ではないのをご存知でしょうか?

 

正式な病名は「風邪症候群」「感冒」「急性上気道炎」です。

 

これらは、のどの痛みや鼻水、咳、場合によっては発熱などを伴い、多くは命に別状がなく、数日で治る病気です。

 

数日で治るのが風邪なのに、1〜2週間も治らない人って結構多いですよね。

 

季節の変わり目は、誰でものどの痛みや鼻水、咳、発熱などは出るのが当然ですが、その治り方は人によってまちまちです。

 

この差は一体何なんでしょう?

 

医学的観点からみればただ単に免疫力の差だと言えます。

 

そしたら免疫力の差ってなんなんだろうと考えると、それこそ気の持ちようではないかと思います。

 

気持ちが強い人であれば辛さやだるさにもめげず勇敢に体の不調に立ち向かっていけますが、気持ちが弱い人は辛さやだるさに負けてしまい体の不調に立ち向かっていけません。

 

風邪は気合いで治すなんて昔の人は言っていましたが、ある意味的を得ている気がします。

 

もちろん、気合いだけでは解決できない問題もありますが、気合いがあるのは最低条件で気合いがあることが当たり前の事だと思うのですが、どうも現代人はその当たり前にあるものがないような気がします。

 

そう考えて世間を見ると「元気がない人」って多いですよね。

 

ちょっとした変化に対応できず体調を崩し元気がなくなり、気持ちも沈み込み立ち直れない人が皆さんの周りにいませんか?

 

幸い私の周囲には元気いっぱいの40代〜90代の方ばかりがいて、毎日のように皆さんたちから元気のお裾分けをしてもらっています。

 

私がこのような環境に身をおけるのも、類は友を呼ぶではないですが私自身が元気でいられているからでもあるので、自分自身の健康管理をしっかりすることって本当に大切なことなんだなと思います。

 

自分が元気なら周囲の人たちも元気になるし、元気な人に囲まれて生活できるので凄く健全な日々を過ごすことが出来ます。

 

それではこの「元気」っていつ頃に培われるのでしょうか。

 

気の元と書いて、元気ですから幼少時代の過ごし方が関係している気がします。

 

私の幼少時代は、とにかくケンカが多かったです。

 

友達とつかみ合いの喧嘩をして、腕を噛まれて歯形が残るなんて当たり前のことでしたし、それが悪いことだとは思ってもいませんでした。

 

その証拠に友達同士のケンカのことで、先生や親から怒られることはありませんでした。

 

また歯形をつけた友達の親が謝罪にくるなんてありませんでしたし、謝罪に来ない親にどうこう言うなんて発想自体ありませんでした。

 

そんなことよりも、その友達をやっつける為に強くなろうと決心して空手を習いました。

 

ちょうどその友達も同じ事を考えたのか、同じ道場に入って、空手の世界で友人と戦い私は見事に打ち勝つことができました。

 

それ以来、その友人とは大の仲良しになり、中学、高校、社会人になっても付き合い遊ぶ仲になりました。

 

ここではケンカを肯定するかのように書いていますが、もちろん行き過ぎたケンカは絶対にいけません。

 

ただ、行き過ぎたケンカかどうかはやってみないと分からないところもあります。

 

なので、まだ力が弱い幼少時代にケンカをして度合いを知る事はとても大切な気がします。

 

その度合いを知らないからなのか、行き過ぎたケンカでありいじめなどで大切な命が奪われる事件があります。

 

親が子を殺したり、夫が妻を殺したり、ありえないことが今はおきています。

 

そんなことを起こさない為にも幼少時代の環境作りは凄く重要な気がします。

 

私の元気を作ってくれたのも幼少時代に友達とケンカをたくさんしたからかなとも思っています。

 

とはいえ、今の時代にケンカをする環境を作りなさいとは言いません。

 

ただ、気持ちを強くしたり相手の痛みが分かるケンカに似た何かをする必要があるのではないかと考えています。

 

その何かは各家庭で探す必要があると思いますが、私の娘にはスポーツ鬼ごっこをやらせています。

 

鬼ごっこと聞くと子供の遊びでしょ?とバカにする人も多いかと思いますが、この遊びには幼少時代に培うべき要素がふんだんにつまっています。

 

娘はスポーツ鬼ごっこをしていることもあって体力がありますし、気持ちも強くなっていて、ちょっと熱を出しても翌日には治せるようになりました。

 

もちろん、スポーツ鬼ごっこ以外にも体力向上や健康管理の為にやるべきことはやっていますが、気持ちを強く出来たのは間違いなくスポーツ鬼ごっこのお陰です。

 

このように「体力向上」と「気持ちの強化」を目的とした取り組みを幼少時代にしっかりしておくことは、生涯の健康管理に繋がる「元気」を作り出すことができるので、風邪を引いた時だけではなく年間を通して取り組むべきことだと思います。

 

風邪予防に「体力向上」と「気持ちの強化」なんて当たり前のことなんですが、これが出来ないのが現実ですよね。

 

むしろ、そんなことよりもウイルスや細菌を寄せ付けないようなことに躍起になる人が今の時代は多いようです。

 

ウィルスや細菌なんてそこらじゅうにいるのに、それを寄せ付けないようにするなんて到底無理な気がします。

 

というか、少しくらいウィルスや細菌を体内に入れて戦わせておくのも風邪予防だと私は考えています。

 

ケンカもやればやるほど強くなるように、多少のウイルスや細菌とも戦うことで体を強くすることができるのではないでしょうか。

 

もちろん、たくさんのウイルスや細菌と戦うことはやめましょうね。

 

いわゆる人が多いショッピングモールや行楽施設などばかりで遊ぶのではなく、酸素が多い自然のある場所で遊びましょう。

 

というかウィルスや細菌を避けることばかり考えるのではなく、まずは体力向上と気持ちの強化をしましょう。

     

症状が出てから右往左往して病院へ行くのではなく、日ごろから何があっても対応できるように家庭でやるべきことをやるのが本来あるべき体の治療だと私は考えています。

 

これが私の考える夏風邪の治し方でもあります。

 

つまり、今回のブログテーマである「夏風邪の治し方」=「日々の努力」ということですね。

 

やっぱ日々の努力かー、分かっちゃいるんだけどねーー・・・こんなため息混じりの声が聞こえてきますね(笑)

 

気持ちはわかりますが、努力と聞いて気が引ける方々はきっと努力して良かったと思える経験が少ないのかもしれません。

 

私も努力するのが嫌だなーと思っていた時期もありましたが、本腰入れてやってみると努力して良かったと思える出来事をたくさん経験出来るようになり、もっとやろうという感じになり、今では努力するのが当たり前になってきています。

 

ここまでくると努力しているという概念がなくなり、毎日お風呂に入るような感覚で出来てきます。

 

これが出来るようになったのもやはり元気があったからです。

 

ここでもまた健康管理に気を遣い生活してきて良かったと思えるので、また日ごろの行いをしっかりしようとするのですね。

 

努力は正しく行えば必ず報われます。

 

努力しても報われない人はきっとやり方の軸がズレているのかもしれません。

 

そのような方は過去のブログ 「体の軸を知る方法」をご覧下さい。

 

きっと努力のやり方の軸を修正出来ますよ。

 

夏風邪の治し方=日々の努力とはいえ、具体的な方法が分からなければ日頃からどんな事をすればいいか分からないですから、これより私が実践している方法をいくつかご紹介致します。

 

少しでも参考になれば幸いです。

  

プールでは鼻水や痰を外へ出す

夏と言えばプールですが、暑い日には誰もが行きたい場所ですよね。

 

プールにも色々な種類があります。

 

近所にあるようなすぐ行ける市営施設や、ちょっと遠出しないと行けないような宿泊施設のプールなど様々なものがります。

 

貧乏人の私はもっぱら安くて近い市営プールを利用していますが、驚いたことがります。

 

それは私が水泳用のゴーグルを買い替えた時の話です。

 

以前のゴーグルはそれこそ視界が悪く周囲がまったく見えないような物を使っていたので気付かなかったのですが、新しいゴーグルは曇り止め加工もしっかりされている代物でとにかく見える世界が違いました。

 

見えないものまで見えるといって、「プールの中に魚がいたぞ!」なんて冗談で娘に言ってふざけていましたが、だんだん見たくないものまで見えるようになってきます。

 

それが「プール内に浮かぶ白い物体」です。

 

これはクラゲではありません(笑)

 

そうです。

 

「鼻水や痰です」

 

不特定多数の人たちが大量に出入りするプールですから、当然といえば当然ですが生で見てしまうとちょっとひきますよね。

 

それでも泳ぐのは気持ちいから見ない事にして泳ぐ訳ですが、子供たちにとっては悪影響を及ぼす可能性があるのですよね。

 

鼻水や痰はウィルスや細菌がふんだんに含まれていますからまさに夏風邪の感染源です。

 

このようなものを体内に入れてしまってはさすがにヤバいですよね。

 

なので、娘には必ず鼻水や痰はプールサイドにある排水溝へ出すようにさせています。

 

というか、わざわざ言わなくても娘はプールに潜って顔を出すたびに鼻水や痰をプールサイドに出しています(笑)

 

防衛反応なのか、エチケットなのか、どちらにしても大切なことですね。

 

また、プールから出る際は必ず目を流水で流すことも徹底させています。

 

このような「ちょっとしたことを確実にする」こともを我が家ではしています。

 

鼻をかむ事や痰を出す事がしっかり出来ない子供もいる中、幼少期から当たり前の事を当たり前にできるようにしておきたいものですね。


そのような習慣がプールに入った時に役に立ちます。


ですので、しっかり鼻をかむ練習をさせて4歳までには立派な鼻かみ達人にさせておきましょう。

 

1日1時間以上の外遊びや運動をする

恐ろしい話ですが、家の中に一人でも怠け者がいると他の人にも怠け癖が感染します。

 

なので、我が家では家族全員で1日1時間以上の運動が出来るような環境を整えています。

 

私と妻は朝のランニングを日課としていますし、週に1回は子供たちと一緒にスポーツ鬼ごっこをして汗を流します。

 

それ以外にも私は毎日のように子供たちへ運動指導をしているので、運動は常にしているような状態です。

 

娘も平日は学校で運動していますし、週に3回は体操教室やスポーツ鬼ごっこなどをしています。

 

休日も体を動かして遊ぶのが当たり前になっていて、体を動かさないと気持ち悪いような感覚があります。

 

運動を義務的に嫌々行う人がいますが、我が家では運動を積極的に楽しんで当たり前のように行っています。

 

春や秋などの過ごしやすい時期は公園で一日中遊んでいますし、夏はプールへいき、冬はマラソンの後に銭湯へ行きます。

 

このようにして我が家では四季を楽しみながら体を動かす環境が整えられています。

 

前回のブログ記事「自律神経を整える方法」でも書きましたが、運動は自律神経を自然と整える力があります。

 

自律神経の通り道である背骨を自由自在に扱って常に健康管理ができるのが運動です。

 

また運動で日頃から汗をかく癖をつけておく事も大切ですね。

 

汗をかかない、または汗をかきすぎる、体の一部分に集中して汗をかく、このような状態は自律神経に異常がある症状でもあります。

 

エアコンの効いた室内で毎日座っていることが多い人は、背骨が固く動かなくなり自律神経の状態も悪くなりますから、1日1時間以上の運動をして日頃から背骨を動かし自律神経の調整をしましょう。

 

日頃の行いで全てが決まる。

 

これは運動でも言える事のようですね。

 

エアコン使用時は窓を少し開ける

暑い夏を過ごしやすくしてくれるエアコンですが、今やどの家庭にもあります。

 

昔は家族が多く集まる居間にしかエアコンは付けられない高価なものだったのが、今では1つの部屋に1つのエアコンが備えられている事も珍しくないですよね。

 

昔は扇風機だけだった小学校の教室にもエアコンは当然のように備え付けられています。

 

手軽に室内を涼しく出来るので、ほとんどの方が利用していると思うのですが、エアコンは夏風邪を引き起こす原因にもなっているのをご存知でしょう?

 

このことについては病院でも言われている事なのでほとんどの方が理解していると思いますが、どうしても暑い時には頼りたくなりますよね。

 

ではなぜ、エアコンが夏風邪を引き起こす原因になると言われているのでしょうか。

 

それは以下のことが挙げられます。

 

人間の体温調整は自律神経が行っていて、暑い時には汗をかいたり呼吸をしたりして体温が上がり過ぎないように調整してくれます。

 

その仕事をしっかりこなしてくれるのが性能が良い自律神経なのですが、現代人は暑さをエアコンでしのぐのが日常化しているので自律神経の性能が落ちてきているようです。

 

また室外の温度とエアコンの効いた室内の温度差でさらに自律神経を疲れさせ性能を落とさせることになります。

 

このような状態で暑い夏を過ごせば、体としても適当な体温を維持する事さえも難しくなり、疲労から低体温になります。

 

体の細胞は仕事がしやすい体温があり、その体温よりも低いとさまざまなウィルスや細菌が増殖していき病気になります。

 

それがプール熱、ヘルパンギーナ、手足口病などウィルスや細菌の増殖が原因で体調を崩す代表的な夏風邪です。

 

この夏風邪をウィルスや細菌だけが原因だと思って何も対策をとらないと毎年のように夏風邪をひきます。

 

気付かなければいけないことがあります。

 

それが夏風邪をひく人は、自律神経の性能が落ちているということです。

 

自律神経の性能が落ちてる人はきまって背中が弱いです。

 

私が言う背中とは肩甲骨と肩甲骨の間のあたりのことを言うのですが、自律神経の性能が落ちている人は背中が硬く動きません。

 

背中が硬く動かない人は胸骨も動かず呼吸が上手に出来ません。

 

呼吸が上手に出来ないという事は酸素を体内に取り込むことができないので、脳の機能が低下します。

 

脳の機能が低下するということは全身に悪影響を及ぼします。

 

なので、背中は非常に重要な部位になります。

 

それなのに、エアコンの効いた部屋で汗をかいて濡れた背中が冷えれば背中はどうなるでしょうか?

 

間違いなく硬くなります。

 

夏に肩こりが背中が痛くなる人やギックリ腰や寝違いを起こす人は背中が硬くなっている証拠です。

 

一刻も早く背中を動かして正常な状態に戻しましょう。

 

また日常生活でエアコンを使う時には少し窓をあけた状態で利用しましょう。

 

そんなことしたら涼しい風が外に逃げちゃうじゃない!

 

電気代が上っちゃうじゃない!

 

こんな風に思われるかもしれませんが、これには理由があります。

 

そもそもエアコンの仕組みをご存知でしょうか?

 

エアコンは室内機と室外機の2つセットで役目をなします。

 

室内機と室外機はパイプでつながっていて、そのパイプの中にある冷媒という物体が空気の熱を移動させ、熱交換機で熱を外に出し、冷たい空気を室内に流し込むのが冷房の仕組みになります。

 

この空気の移動において外に出るのは空気の「熱」だけであって、外の新鮮な空気は室内に入る事はありません。

 

つまりは、エアコンは換気機能がないので窓を閉めて冷房をつけっぱなしにしておくと室内の酸素濃度は著しく低下します。

 

ということは、エアコンが効いたで涼しい部屋の中は酸素が少ないということです。

 

「全ての病気の原因は酸素欠乏によるものである」と昔から言われているように、私たちの身の回りの環境に酸素があるかないかで健康でいられるかいられないか決まってきます。

 

その問題を解決するのがエアコン使用中の窓ちょい開けです。

 

これをすると酸素もしっかり室内に入りますし、部屋の中が冷蔵庫状態になりすぎずにちょうどよい温度になります。

 

冷房が効きすぎて寒い、でもエアコンはつけたままでいなければいけない状況の時には窓をちょこっと開けて使うといいですよ。

 

車に乗っている時も窓をちょい開けして過ごした方がいいでしょう。

 

涼しい外気が外へ逃げたり、電気代が上がったり、車の燃費に悪かったり、エアコンの故障の原因になるかもしれませんが、大切なのは自分の体です。

 

快適さや便利さを求めすぎると健康が失われて行きますので、ちょうどよいバランスで便利な物を使いこなしていきたいものですね。

 

ちなみに、我が家ではエアコンを極力使わないようにして、窓を開けて扇風機と自然の風だけで過ごせるような工夫をしています。

 

エアコンに頼らない生活をすると自律神経の性能も上がってくるのか、暑い時期でも人よりも暑さを感じる事無く涼しく過ごせる感覚がでてきました。

 

汗をかいて全身がべたべたしている時はシャワーを浴びれば涼しくなれるものです。

 

もちろん、エアコンも必要な時には使います。

 

特に今年の夏は湿度が高いので時間を限定してエアコンを使い室内の最適温度をえられるようにしています。

 

とはいえエアコンを使わない方が体の調子が良いので、使わない時は使わない、使う時には使うといったように賢く利用しています。

 

元気に暑い夏を楽しく過ごしたいという方は、出来る限りエアコンは使わないように工夫して自然の風で涼める体質にしていき

 、エアコンを使うときには、窓をチョイ開けして酸素を室内に入れるようにしましょう。

 

背中や踵を叩く

我が家では、手のひらで体の色々な部位を叩くことが日課になっています(笑)

 

そんなことを日課にしている家庭は珍しいかもしれませんが、これがかなり気持ち良くて体に良さそうです。

 

これは感覚が研ぎ澄まされた子供も同じようです。

 

私は、毎朝のように娘の背中や踵を手のひらで叩いてあげます。

 

娘も気持ち良いのか毎朝のように眠い目をこすりながら踵や背中を私の方へ向けて叩いてアピールをしてきます。

 

叩いてアピールっていうのも変な表現ですが、娘のお気に入りのようです。

 

そして、娘はその背中や踵を手のひらで叩くのを母親にしてあげています(笑)

 

母親が夜寝る前に、娘はせっせと手のひらで踵や背中に限らず、ふとももやふくらはぎなど叩ける部分を満遍なく叩いてあげています。

 

自分がやられて気持ちいことを他人にしてあげるのって大切なことですよね。

 

幼少期にこのような人が喜ぶ事をする経験を積んでおけば将来にもきっと役に立つと思います。

 

さて、背中や踵を叩くと何がよいのでしょうか?

 

これは過去の記事「自律神経を整える方法」にも書きましたが、自律神経がある場所に関係があります。

 

驚くことに自律神経の調子がどうこうと口にする人が多いですけど、どこにあるのか知らない人が本当に多いのですね。

 

先日は看護師の方に自律神経の場所を聞いたら「知らない」とおっしゃっていました。

 

医学的な勉強を専門に学んでいる方でも知らないなら一般人ならなおさらですよね。

 

それでは自律神経の場所がどこにあるのか説明致しますので、以下の図をご覧下さい。

 

http://bunseiri.michikusa.jp/sekizui.htm
ビジュアル生理学より転載

青色は交感神経、赤色は交感神経です。

 

一目瞭然で、自律神経は背骨の近辺に存在することが分かりますね。

 

ということで背中には自律神経の通り道でもある背骨があるので、背骨の周辺を手のひらで叩くと神経に刺激を伝える事ができ、叩き方が気持ち良いものであれば自律神経に良い影響を与えられるということですね。

 

上記の写真でみても分かる通り、自律神経は目、唾液、心臓、気管・肺、肝臓、膵臓、胃、副腎、腎臓、尿管、膀胱、性器の調整を行っています。

 

つまり、自律神経が正しく機能すれば先ほど挙げた内臓の状態が良好になるし、自律神経が間違った機能をすれば内臓の状態も悪くなるということですね。

 

なので、いくら胃薬を飲んだり風邪薬を飲んでも自律神経が正しく機能しなければ良くなるものも良くならないのです。

 

むしろ、自律神経を正しく機能させるにはどうしたらよいのか考えて日頃から実践することのほうがよっぽど体には良いということなのです。

 

私が娘に毎朝のように背骨や踵を叩いてあげるのは、風邪やその他の病気にならないようにする意味もありますし、ちょっとした親子のスキンシップでもあります。

 

このような積み重ねが親子の信頼関係にも繋がりますし、娘が大きくなったときに体の不調で困った人がいたら同じ事をしてあげて他人を助ける事にも繋がるかもしれません。

 

娘から「お父さんこっちこないで!」と言われるまでは背中と踵を叩いてあげることになると思います。

 

ちなみに、踵を叩くのは自律神経というよりも延髄であり脳に刺激を与える為に行っています。

 

自律神経の上司は延髄や中脳でもあるので、そちらの気分も良くしておかないと出世できないですからね(笑)

 

皆さんも背中や踵を叩いて体調管理をしてみてはいかがですか?

 

 

食欲がない時は食べない

世の中では食べない事が悪い事のように捉えられがちで、1日3食しっかり食べないと健康ではいられないという固定観念があります。

 

また食べないと栄養が足りなくなって体調が悪くなるといった固定観念としてありますね。

 

このような考えに偏り過ぎるとかえって健康を害する危険性があります。

 

 というのも、夏は自律神経が乱れやすい季節なので体調によっては消化機能も著しく低下します。

 

そのような状態で無理に食べ物を胃の中へいれたらどうなるでしょうか。

 

食べた物を消化できなければ体には良くないですよね。

 

栄養を全身に行き届かせるには食べる前に消化機能を正しく機能させる必要があります。

 

なので、食欲がない時は無理に食べず、1食抜くことをお勧めします。

 

これは子供に対しても同様に、食べたくないと言った時に無理やり食べさせなくても良いと思います。

 

もちろん、食べない調整法は普段から栄養ある食事をしっかり食べている人に限定されます。

 

外食やスーパーなどで出来合いの物やお菓子ばかりで食事を取っている人には、食べない調整法はお勧めしませんのでご注意ください。

 

ちなみに私は1日2食、1週間に1回は何も食べずに水だけで過ごす生活をしていますが、食べたい物を食べたいだけ食べていた頃よりも確実に健康になっている気がします。

 

なので、食べないと栄養が足りなくなって不健康になるという考え方はちょっと違うかなと思います。

 

食べたい時はしっかり食べ、食べたくない時は無理に食べない、感覚を頼りに食事を決めるのが一番良い気がします。

 

日中の過ごし方で睡眠は変わる

これまで夏風邪の治し方=日々の努力といった観点で書いてきましたが、少しは参考になりましたでしょうか。

 

「日々の努力」なんて書くとちょっと気が引けたかもしれません。

 

確かに大げさな表現でしたね。

 

日々の努力とは言わず、日々の過ごし方と書き換えましょう。

 

日々の過ごし方が変われば睡眠が変わります。

 

睡眠は日々の疲れをとる時間です。

 

この疲労抜き時間を最高のものにするには、マットレスやまくらを最適な物にするのもいいですが、気持ち良く寝られるような日中の過ごし方をしましょう。

 

それでは、どんな過ごし方がいいのでしょうか。

 

私が思うに、運動と食事の質を高めることではないかと思います。

 

睡眠の質は、日中の運動と食事の質で決まる。

 

非常に単純なことではありますが、この質を高めるということがなかなか出来ない人が多い気がします。

 

運動の質とも書きましたが、現代人は疲れやすい体の使い方をしているのでがむしゃらに運動しても疲労が蓄積して、怪我をするリスクが高くなるので注意が必要です。

 

では、どんなことをすればいいのか、それは体の軸を知ることです。

 

これについては、過去のブログ「体の軸を知る方法」をご覧下さい。

 

知っているようで知らない体の軸を知りましょう。

 

そうすると何をしたら質の高い運動になるのか自分で答えを出せると思います。

 

食事の質は、多くの方が高めようとされていますでしょうから私がつべこべ言うことでもないとは思いますが、何を食べると元気になった感があるかを感じ取る必要があるかと思います。

 

またその時に何を食べたいと体が言っているのか聞く耳を持つことも大切な気がします。

 

私は週末に何を食べたいか、なるべく感じられるようにして生活しています。

 

ここ最近は、焼肉、カレー、冷やし中華、そうめんなどが食べたくなる感覚があります。

 

家族で食事をすることが多い方は、この感覚が家族で揃っていると週末の食事の時間を楽しく過ごせると思います。

 

今の現代はどんな食べ物でも食べられる時代です。

 

そんな食べ物を自由に選べる時代に何でもかんでも食べるのではなく、自分の体が欲している食べ物を選びたい物ですね。

 

そうすれば消化にもよく、質の高い睡眠をとれるようになるでしょう。

 

感覚を研ぎ澄ますことが何よりの健康法だと私は常々言っていますが、体にとって何より嬉しいのは体がして欲しい事を本人がすることだと思います。

 

体が何を求めているのか日頃から感じ取れるようにしたいものですね。

 

といったところで、夏風邪の治し方について書いてきました。

 

お分かりだと思いますが、今回紹介したものだけをやれば夏風邪が治る訳ではないと思います。

 

その人にあったものがあると思いますから紹介したものの中で良さそうだと思ったものだけでもやってみてはいかがでしょうか。

 

どこかの誰かの何かに役に立てたら光栄です。

 

それではまたの更新お楽しみに!!