自律神経を整える方法
7月も後半になりましたが、すっきり晴れずに雨が降り続く日々が続いております。
梅雨とはいえ、ここまで雨が降り続くと気分もさすがに落ち込みますよね。
そんな梅雨ももう少しで終わり、じきに夏の暑さがやってくるでしょう。
夏といえばプールや海水浴ですが、今年は予想外の寒さの為に利用客が激減してお店も苦労しているようです。
私も半年前から計画していた海水浴旅行を雨で遊べないと判断しキャンセルしました。
このように楽しみにしていた計画が思うように進まないと人は落ち込み、気分が上がらず自律神経失調症のような状態になり、人によっては鬱病も併発するケースが多くなりますよね。
まさに20代の頃の私はその典型でした。
高校時代にみつけた夢に向かってひたすら勉強と仕事をして、5年後に叶えた自分の夢。
夢を叶えられたという達成感で気分は最高潮に、ただ現実はそんなに甘くなく、たった1年で夢の時間は終わり、最高潮だった気分が一気に急降下し鬱状態に・・・
経験者が声を大にして言います、自律神経失調症や鬱状態の人は何をしても全てうまくいきません。
苦しい状態から脱出しようと必死でもがくも、また失敗して自分を責める。
この繰り返しを永遠と繰り返すと人は生きていても無駄だと思うようになります。
まさに私はそのように思い、本気で死ぬ!と思い、色々と死ぬ方法を考えました。
ただ自分が死んだら周りの人はどう思うのだろうか、親や友人は悲しむのか、職場の先輩や関係者はどんな顔をするのだろう、などと考えても仕方ないことを考え続け、最後は生きる道を選んで今があります。
あれから12年経ち、ある歌手のある歌に出会います。
「僕らは生きる その意味などは 所詮小さなものにすぎない 長いようで短い命は 生きる事に飢えてる」
その歌手が歌う一節が心に響きます。
自分の思い通りにいかなくなって生きるのが苦しくなっていくら死のうと思っても、人間は簡単に死ねない。
なんせ、自分の命は生きる事に飢えているのだから。
与えられた命が続く限り自分が出来る精一杯のことをして生きよう。
あの時に死ななくて本当によかったと思っています。
今の私は12年前の自分とは比べ物にならないくらい進化しています。
あの頃は何をしてもうまくいかなかったことが、今は何もかも全て上手くいっています。
ここで誤解がない様に補足すると「全て上手くいっている」=「失敗せずに成功し続けている」ということではありません。
私はたくさんの失敗してはいるものの、その失敗を打ち消すくらいの成功体験が出来ているということです。
例えば、冒頭の海水浴旅行のキャンセルについてですが、旅行のキャンセルで空いた時間を雨でも問題なく遊べる近隣の温水プールで遊ぶ予定に変更した結果、娘の泳ぎがかなり上達したのです。
娘はプールの習い事をしていないのでまったく泳げません(笑)
ただ、今回のたった2回のプール遊びでは、クロールで5m泳げるようになりました。
2年近くプール教室に通ってもクロールが出来ない子がいる中で、この進歩はなかなかの成功体験でした。
このように半年前から計画して楽しみにしていた旅行をキャンセルしても、それ以上の成功体験ができると人間は何もかも上手くいったと思えるのですね(笑)
今の私は失敗を失敗と思わない状態になっていますが、12年前の私にはこのような体験は絶対に出来なかったと思います。
人によってはこのような考え方をプラス思考だと言うかもしれませんが、私は別に物事をプラスに考えようとは思っていなくて、良い事も悪い事も冷静になって考えています。
全てが上手くいっているからといって良い事ばかりが起きているという訳ではありません。
悪い事だっておきています。
でも私はこれまでの人生経験から悪い事を良い事に変える力が備わってきました。
これは気の持ちようだけで出来る事ではないです。
気持ちは前向きに、だけど体が重くついていかない・・・
このような経験は誰しもあるかと思います。
つまり、いくら前向きに物事を捉えようとしても行動も伴わなければ悪い事を良い事に変えることは絶対に出来ません。
気持ちに行動を伴わせるには自分の体を全てコントロールできなければいけないのですが、自律神経失調症の方はこれが出来ずに苦しんでいるのかと思います。
幸い、私は体について調べるのが大好きなので、体の全てをコントロールする方法をこれまで模索してきました。
その結果、私は自律神経を整える方法を見つける事ができました。
もちろん、薬に頼らず自律神経を整える方法です。
今回のブログでは、そんな私が行っている自律神経を整える方法の一部を紹介致しますので、興味のある方は最後まで読んで頂ければ幸いです。
まず初めに、「自律神経失調症って何?」といった疑問に答えるべく書き進めていきたいと思います。
自律神経失調症について、医師がとても分かりやすく説明してくれているサイトがあったのでご紹介致します。
----------(以下、こちらより転載)
自律神経失調症とは?
自律神経失調症という病気は、多くの方がご存知かと思います。
しかしながら自律神経失調症は、ガイドラインに記載されている正式な病名ではありません。
自律神経失調症は、自律神経のバランスが崩れてしまってつらい症状が認められていることを指します。
ですから、「病名」というよりは「状態」になります。
自律神経は、私たちが意識しないでも勝手に働いてくれている神経です。
ストレスがかかったり、ホルモンの働きがみだれてしまうことで、そのバランスが崩れてしまうことがあります。
するとその結果として、様々な不快な症状が慢性的におこってしまいます。
例えば心の病気にかかると、多くの場合で自律神経の働きが乱れてしまいます。
自律神経のバランスが乱れた原因がはっきりしている場合は、本来は「自律神経失調症」と診断されることはありません。
ですが自律神経失調症は、実際にはよく診断名として使われています。
ここでは、自律神経失調症の実情も含めて、症状・診断・治療についてお伝えしていきます。
自律神経とは?
そもそも自律神経とは、いったい何でしょうか?
私たちの体には、自分の意志で動かせる部分と、コントロールが不能な部分とがあります。
例えば手や足は、何かの病気やケガがない限りは自分の意志で自由に動かすことができます。
一方、心臓の動きや胃腸の働きを自分の意志でコントロールすることはできません。
そのように、自分の意志では動かせないけれど、生命活動に関わる重大な部分の働き、これを自然にコントロールしている神経が自律神経です。
自律神経は、私たちの意識や状態とは無関係に24時間休みなく働きます。
その働きのおかげで睡眠中も心拍や呼吸が止まることはなく、消化器官は栄養を分解して体に蓄え、日々の活動に必要な準備を整えながら過ごすことができます。
外気の変化に合わせ、体温調節や体内湿度調節を行うのも自律神経の仕事です。
そのための発汗、血管の収縮、血液量の変化なども自律神経が各組織に作用してその働きを調整しています。
それが乱れると必要以上の汗が出たり、反対に汗をかけなくなったり、冷えやのぼせ、ドライアイやドライマウスなどの症状がおこるようになるのです。
そのような自動的な働きを持つ自律神経は、生きるためには絶対に欠かせない非常に重要な存在で、この働きのバランスが乱れれば、様々な不調がおこるようになってしまうのです。
交感神経と副交感神経
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つの種類があります。
交感神経は主に「外での活動を中心に担う神経」です。
一方副交感神経は、主に「内部の生体活動を中心に担う神経」です。
交感神経が司る外での活動のために必要な働きとしては、
筋肉の緊張を保つ
心臓の鼓動を高める
呼吸を早める、瞳孔を開く
脂肪を分解してエネルギーを生み出す
などがあります。
交感神経が活発に働くと、外で働いたり活動したりするのに適した身体状態をつくることができます。
元々野性の状況では、「狩りをする」「外敵から逃げる」などのために使われていた神経で、現代生活においては「仕事をする」「勉強をする」「社会的な活動をする」「必要な情報や知識を得る」「危険から身を守る」などのときに交感神経は活発に働きます。
それに対し、副交感神経が活発に働くと、
胃腸の動きが促進され、消化や排せつをスムーズにする
脂肪を蓄積する
筋肉の緊張をゆるめる
脈や呼吸をおだやかにする
血管を広げてリラックス状態に導く
など、消化・排せつ・睡眠・細胞の修復等の生体を健全に維持するための内部活動に適した身体状態がつくられます。
言ってみれば生きるための土台となるもので、こちらがしっかり行われていてこそ、外での活発な社会的活動も可能になり、そこで蓄積された疲労をリフレッシュすることもできるのです。
この2つの神経は24時間を通し、状況に応じて強弱が切り替わり、常に両方が支え合って働いていることが重要で、どちらが強くなりすぎても様々な問題がおこります。
このバランスが慢性的に崩れてしまった状態が「自律神経失調症」になります。
--------(転載ここまで)
自律神経の交感神経と副交感神経が良きバランスを保ち活動してくれれば私たちは正常にいられるのですが、現代人は交感神経が優位に働くことが多い生活をしているので自律神経失調症になる人が多いようです。
そんな自律神経失調症の症状を挙げると以下のものがあります。
身体的症状としては、頭痛・耳鳴り・疲れ目・動悸・息切れ・手足のしびれや痛み・胃の不快感や吐き気・下痢・便秘・肩こり・筋肉の痛み・生理不順・早漏・射精不能、めまい・微熱が続く・倦怠感・疲れやすい・フラフラして力が入らない・ほてり・食欲がない・睡眠障害(安眠できない)・朝、起きるのがつらい。
精神症状としては、イライラする・怒りっぽくなる・不安感や恐怖心におそわれる・記憶力や集中力の低下・やる気が出ない・すぐに悲しくなって落ち込む。
これらの症状の一つや二つ、皆さん常にありませんか?
まさに現代人が抱える体の不調全てが自律神経失調症に詰まっているといっても過言ではないですね。
しかも自律神経失調症は病気ではなく状態を表すものだとすると、病気だと疑われるような症状は全て自律神経失調症の可能性があるかもしれないということですね。
ということは、自律神経を整えることが出来れば大病せずに済むということですかね。
これについては私が実証実験済みですが、自律神経を本格的に整えて3年ほど経ちますが、記憶に残る大きな病にはかかっていませんね。
仕事も休むことなく出来ていますし、休日も朝早くから外出して遊んでいますが、風邪を引いたり体調を大きく崩したりせずに毎日元気に楽しく生活を送れています。
もちろん、3年の実証実験の結果ですから今後はどうなるか分かりませんので要観察ですね。
といったところで自律神経失調症について書いてきましたが、気になる事が一つあります。
そう、「自律神経ってどこにあるの?」
自律神経って言葉はよく聞くけど体のどこにあるのか知っている人は少ないと思います。
私たちが抱える体の不調のほとんど全てが自律神経の状態を表しているものだとすれば、皆さんも自律神経の場所を知っておけば整える事ができるかもしれません。
事実、私は自律神経の場所がどうなっているのか日々観察して自律神経を整えています。
自律神経の場所を言葉で伝えても理解出来ないかと思うので、分かりやすい画像を紹介します。
----------(以下、こちらより転載)
自律神経ってどこにある?
青色に見える神経が副交感神経です。
その奥に、ピンク色の交感神経の幹が見えてきます。
その後ろに脊髄があり、交感神経幹と連絡してます。
--------(転載ここまで)
一目瞭然とはこのことを言うのでしょうか。
自律神経は腰と背中にある背骨に存在します。
細かく言うと交感神経は脊髄の横から出ていますし、副交感神経は、中脳、延髄、脊髄の下部から出ています。
私がこれまで再三にわたって体の軸である「脊髄」や呼吸循環消化の中枢である「延髄」が重要だと言っていたのは自律神経とも関連があったからなのです。
さらに神経は上から下に指令をおくっています。
つまり、「上にある延髄や脊髄」が「下にある自律神経」へ指令を送っているということです。
会社の組織図で例えるなら、自律神経の上司にあたるのが延髄や脊髄ということです。
上司(延髄や脊髄)の言う事に忠実に従う部下(自律神経)がいてこそ会社(体)として上手くいくものです。
もちろん、上司が頭の回転が早く仕事が物凄く出来る人であることを前提にしていますので、独りよがりで頭が固く部下の話に耳を傾けてくれない無能な上司は論外とします。
会社でもそうですが、部下がいくら頑張っても上司がしっかり働いてくれなければ部下の努力は無駄に終わります。
これは自律神経(部下)をいくら整えても延髄や脊髄(上司)がしっかり働いてくれなければ、体と心が上手く機能しないのと同じ話になります。
つまり、自律神経を整えるには、延髄や脊髄も整えなければいけないということですね。
世の中で言われている自律神経を整える方法はこの辺りを見過ごしているので、行う際は十分に注意した方がいいでしょう。
というのも、部下が上司のことを考えずがむしゃらに頑張っても会社が機能しないどころか、むしろ上司が部下に対して嫌悪感を覚えるかもしれないからです。
このような事態になると会社としても上手くいかない、つまりは自律神経だけを整えても体全体としても上手くいかないどころか空回りして悪くなっていく可能性があるということです。
そのような結果を招かない為にも、ぜひ上司(延髄や脊髄)と部下(自律神経)の両者をバランスよく整えていきましょう。
といったところで、自律神経についてご理解頂けましたでしょうか?
話は変わりますが、先日久しぶりに中学時代の友人と話す機会がありました。
その際に友人から私が書くブログを読んでいると言われました。
それは嬉しいと思い気を良くしたのですが、続けてこのようにも言われました。
「ブログの文章が長くて途中で理解出来ない。もっとかみ砕いて書いてくれ」
私はこれまで一般の方にも理解出来るように専門用語をなるべく使わずに書いてきたつもりだったのですが、理解出来ない人には理解出来ないのですね。
私の伝え方も悪いのかもしれませんが、小学生の子供たちは私の話をしっかり理解してくれています。
小学生でも理解出来る話なのに、大人には理解出来ないようです。
おそらく今回の記事も理解出来ない内容なのかもしれません。
当然ながら私もそのような理解出来ない人たちにも理解出来るような伝え方をしていきますが、理解出来ない事を他人のせいばかりしても成長しません。
文章が長くて途中で理解出来ないのは本人の頭の回転が遅いからなのですが、その辺りも理解出来ないようです。
そんな友人へ「君の頭はイカレテいる。理解出来ない事を他人のせいにばかりぜず、自分が変わる努力をしろ。そうしないと痛い目に合うぞ!」なんてことを言わず(笑)、「ブログ読んでくれてありがとう、凄く嬉しいよ」とだけ伝えておきました。
昔の私だったらすぐにカッとなって言い返していたのですが、怒る事もなく淡々と話ができました。
これも自律神経が整っている証拠でしょうか(笑)
話を自律神経を整える方法に戻します。
自律神経を整えるといっても、自律神経は自分の意志では動かせないけれど、生命活動に関わる重大な部分の働き、これを自然にコントロールしている神経です。
自分の意思では動かせず、自然とコントロールするのが自律神経ということは、自律神経を整えようとすること自体が不自然極まりない行為なのです(笑)
それを呼吸法で自律神経を整えましょうと言う人がいますが、それって自律神経にとって良くない気がするのですが・・・
しかも腹式呼吸をすすめるなんて、体にとってありえない愚行です。
この事については過去のブログ記事「間違いだらけの呼吸法」をご覧ください。
このように体にとってありえない愚行が世の中の常識となっています。
私はそんな常識をぶち壊したいです。
特に腹式呼吸を推し進めるヨガは愚行の極み、私がぶち壊したいものの一つです。
大麻を吸ってヨガをするのがニューヨークでは流行しているそうです。
この事についても過去のブログ記事「ヨガやストレッチは体に悪い」をご覧ください。
愚行であるヨガをおしゃれだからとか健康に良いからといってやっている方はどうぞご注意下さい。
背骨を動かす
さて、自律神経を整えるという発想自体が不自然だとしたらどうすればいいのよ。
といったところで、ここからはそんな整えるのが難しい自律神経を整える方法を教えます。
私が紹介する自律神経を整える方法は、「背骨を動かす」ただそれだけです。
背骨を動かすということ自体は決して不自然な行為ではありません。
なんせ私たちは、立ったり歩いたり座ったりするたびに背骨を動かしているからです。
では日常生活を普通に送っていれば背骨が動くじゃないか、このように思われる方が多いかと思います。
それは残念ながら間違った考えです。
というのも、現代人は背骨を動かすのではなく、背骨を固めて手足だけを動かして生活しています。
背骨を固めるということは、背骨の周りにある筋肉も硬くなっているということです。
筋肉が硬くなることを「凝る」というのですが、現代人は肩こりや腰痛で悩む方が非常に多いですよね。
昔は肩こりはおじさんやおばさんがなるものだといわれていたものが、今では小学生で肩こりに悩む子も珍しくないほどです。
背骨に柔軟性があるはずの子供でさえ背骨が硬くなっているということは、大人になればなるほど更に背骨が固くなっているということです。
私はマッサージ師なので様々な人へマッサージをしてきました。
その際に背骨の硬さをチェックするべくうつ伏せになった方の背中を上から床側へ向けて両手で押し込むことをします。
すると背骨が柔らく動く人は背骨の上に置いた両手が沈み込むのですが、ほとんどの方が沈み込みません。
また仰向けに寝た状態で両足を持ち左右に軽くふって動かすと背骨が横に動くのが普通なのですが、ほとんどの方が背骨が動くことがありません。
マッサージを受けるという事は横に寝ている状態ですから、リラックスして筋肉の緊張が緩んでいるはずですよね?
それなのにまったく動かないということは背骨の周りにある筋肉が異常なまでに硬くなっているということです。
そんな硬い筋肉の奥底にある背骨が日常生活で動くのかと問われれば、動くはずがないですよね。
背骨が動かないということは神経の流れも悪いということでもあります。
つまり、背骨の近くを通る自律神経の流れは最悪ということです。
背骨の動きが固いからこそ現代人は自律神経失調症になっているという訳ですね。
であれば、背骨をしなやかに動かせるようになれば病気知らずの健康体になれるかもしれないということです。
これについては私が実証実験済みで、背骨を動かす意識を常日頃からしていることで年々健康になっている感覚があります。
「体は軽く、頭は冴え、フットワーク軽く動ける」
歩く、座る、走る、立つ、跳ねる、避けるといった日常生活動作を背骨を巧みに操ることで、体と頭のコントロールが正確にできている気がします。
このような状態になると心も平静を保つことができ、怒ったり、イライラしたり、落ち込むことが少なくなり日々の生活を楽しめるようにもなります。
日々の生活を楽しめるようになるとわざわざ遠くへ旅行にいかなくても近所の温水プールで十分楽しめるものです。
1回の旅行でかかる金額がおよそ4万円だったところ、1回の温水プール利用代金の210円で済みます。
たった210円で泳ぎも上達して、体を鍛えられる。
さらに言えば、子供料金は50円です。
めちゃくちゃ経済的ですよね(笑)
老後年金問題で将来に不安を抱える人が多い世の中ですが、お金をかけないと楽しめない人と、お金をかけなくても楽しめる人とではその将来も大きく変わりそうです。
私は稼ぎも少なく貧乏なので老後の貯金など皆無ですが、お金をかけなくても人生を楽しむ方法を見つけています。
お金持ちにはお金をかけた人生の楽しみ方があるように、貧乏人にはお金をかけない人生の楽しみ方があるものです。
どちらの人生を選ぶかは人それぞれですが、生活水準が高い人にとって生活水準を下げることほど苦しいものはありません。
老後の為にお金を貯蓄すること以上に大切な事は必要以上に生活水準を上げないことだと思います。
今お金があっても5年後、10年後はどうなるか分かりませんからね。
それに生活水準が高い人はいくらお金があっても足りないですから。
なんて私のような貧乏人がいっても説得力がないですね(笑)
そんな貧乏人である私の楽しみは、たった一つしかない自分の体を研究することです。
お金はいくらあっても困りませんが、そのお金を使えるだけの健康な体を手に入れるのはとても難しいようです。
そんな難しい健康な体を手に入れることを私は少しづつ習得してきているようです。
健康な体を手に入れるには何か一つだけやっても難しいところがあるのですが、これは最低限やっておいた方がいいでしょう。
それが背骨を動かすです。
「背骨を動かす意識を常にもって生活すれば自然と自律神経を整えられる」
何でもそうですが自然なことほど良いものはありません。
これは自律神経も同じです。
自律神経失調症でお困りの方は、自律神経を整えようと思うのではなく、背骨をしなやかに動かせるように日頃から努力してみてはいかがでしょうか?
背骨を自由にしなやかに動かせるようになると本当に気持ちが楽になりますよ。
なんて簡単に言っていますが、体の奥にある背骨を動かすのって物凄く難しいです。
やってみれば分かると思いますが、現代人は背骨を動かす感覚がまったく分かっていません。
そのような方はまず私が過去に書いた「体の軸を知る方法」「延髄の使い方」をご覧ください。
感覚で分からない人は、まず頭で分かるように体について勉強しましょう。
私の書くブログはなるべく専門用語を使わずに書いてきたつもりです。
なので、一般の方でも読める記事が多くあるかと思います。
あまり難しく考えすぎずに書かれてある文章をそのまま読んでみてください。
きっと何かしらに気付けるはずです。
といったところで、私が実践する「自律神経を整える方法」とは「背骨を動かすこと」だったのですが、実際に背骨を動かすにはトレーニングが必要になります。
そんなトレーニングを受けたいという方はセントレをぜひお試しください。
セントレは体の軸を鍛えるトレーニングでもありながら、自律神経を整えるトレーニングでもあります。
体を鍛えながらも整えることが出来るセントレについては、トレーニング施設をご覧ください。
土曜日にも開催していますので、詳しい開催日はこちらをクリックしてご確認ください。
本気で自律神経を整えたいのであれば、セントレをおすすめしますが、なかなかトレーニングを受けに行けないという方の為に最後は簡単な方法を教えます。
ちょっと気分が落ち込んだり、呼吸がしにくかったり、頭や体が重く感じたりしたときにやってみてください。
後頭部を手のひらで叩く
何だか気分がのらない、つかれがとれない、だるいときは、写真の図で示したように、後頭部の出っ張ったあたりを自分の手のひらで叩きましょう。
何回か叩いていく内に上を向きたくなると思います。
その時は自然と上を向きましょう。
すると自然と鼻から呼吸が出来るようになります。
呼吸を吸ったり吐いたり、体が求めた動きを自然とやってみましょう。
そんなことをしていくと、背中をのばしたくなると思います。
後頭部を自分の手のひらでリズムよく叩き続け、天井をみたり、前をみたり、背中が伸びたり緩んだりしてきます。
叩く手が疲れたら反対の手で叩いてみましょう。
叩く強さは弱すぎず強すぎず、これも気持ちいいと思える自然な動きで叩いてみましょう。
そうこうしている内に呼吸も深く吸ったり吐いたりできるようになるでしょう。
すると目の前が明るくなると思います。
それは酸素がしっかり吸えた証拠でもあり、今まで酸素がしっかり吸えていなかった証拠でもあります。
いろいろと忙しくて呼吸するのも忘れてしまったのでしょう。
ちょっと休憩の合間に、後頭部叩きをしてみてはいかがですか?
長時間のデスクワークで目が疲れた時にも有効なので、ぜひお試しあれ。
後頭部叩きで気持ちが軽くなったら少し外を散歩してみてはいかがですか?
ずっと座っていると背骨の動きも硬くなりますよ。
といったところで、自律神経を整える方法でした。
今回紹介した方法はあくまでも一部分です。
当然ながら、この記事に書かれてあることだけをしても全てが解決するはずがりませんし、私自身も背骨を動かすこと以外にも色々とやっています。
ただ色々とやるにしても体の軸がしっかりしているのとしていないのとでは雲泥の差です。
まずは自分の体の軸を知るべく背骨を動かす習慣を身に付いてはいかがですか?
一人でも多くの人が自律神経失調症という悩みから解放されることを願って今回の記事を書きました。
この記事がどこか誰かの何かに役立ってくれたら幸いです。
またの更新お楽しみ。