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PLAY’S杯

PLAY’S杯

先日の日曜日に開催されたスポーツ鬼ごっこの大会PLAY’S杯にTeamからだ塾も出場してきました。

 

こちらの大会は成田市で活動するPLAY’sの皆さんが主催する大会だったのですが、PLAY’sはまだチームを立ち上げて1年ほどなのに大会を開催するという凄い行動力のあるチームです。

 

そんな大会に茨城、東京、千葉でそれぞれ活動する7団体18チームが参加して頂点目指して熱い戦いが繰り広げられました。

 

 

開会式では千葉県で活動する3団体のそれぞれキャプテンが選手宣誓をしたのですが、3人ともシャイな子供たちばかりだったので少し遠慮気味の選手宣誓でしたが本人たちは全力で声をだしてくれました。

 

私も人前で話すのは苦手なので子供たちの気持ちは凄く分かります。

 

ただ経験を積んで行けば少しずつ大きな声で話せるようになるでしょう。

 

そんな貴重な経験を積めた3人、今後の活躍に期待です。

 

ちなみに、3人のうち2人は今週末に開催されるスポーツ鬼ごっこ都道府県選抜大会に千葉県代表選手として出場します。

 

今大会の経験をしっかり発揮して欲しい物ですね。

 

大会に参加したチームは小学1~6年生の混合チームで低学年中心のチームや高学年中心のチームがあったのですが、Teamからだ塾は1~6年生の全学年含めた1チームで出場してきました。

 

今大会のように学年の括りがない大会でよくみられるのが小学1年生が小学6年生に立ち向かうシーンです。

 

1年生が6年生に立ち向かうのってかなり怖いですよね。

 

私も小学1年生の時に空手で6年生のお兄ちゃんたちに立ち向かう経験をしてきたので子供たちの気持ちは凄く分かります。

 

6年生はまず体格が大きいので1年生から見ると大きな壁のように見えます。

 

この視覚的恐怖心に1年生は打ち勝たなければいけません。

 

大概の1年生はその恐怖心に勝てずに泣いてしまうのですが、中には打ち勝てる1年生もいます。

 

今回の大会でもそのような1年生がちらほらいました。

 

人は誰でも生きていれば必ず恐怖心を感じるものです。

 

そんな恐怖心に打ち勝つ経験を小学生の頃からして克服するのは凄く重要な気がします。

 

そういう意味ではスポーツ鬼ごっこは貴重な経験の場になります。

 

Teamからだ塾の5.6年生は、1年生の頃からスポーツ鬼ごっこをしてきた子が多いので凄く逞しくなっている気がします。

 

逞しくなっているからこそ結果がついてきて欲しいのですが、大会では良い結果を出せません。

 

今大会も予選では無敗も決勝トーナメント1回戦で負けてしまいました。

 

子供は大人が思うほどに色々なことを考えているようで、今大会の決勝トーナメント1回戦では「負けたら終わりという事実を重く考えすぎて積極的なプレーができなかった」や「自分の嫌な部分が試合中に出てきてどうすることも出来なかった」と試合後に話す子供がいました。

 

いわゆる気持ちや心の面での影響がプレーに現れてしまう典型例ですね。

 

このようなことを少しでも減らしていくには体を鍛える事と心を鍛える事をしなくてはいけないようです。

 

市川市の子供たちの体力テストの結果は、千葉県でもっとも悪い最下位です。

 

インフルエンザの流行る時期には学級閉鎖は当たり前、酷い時は学年閉鎖までおこるという体が弱い市川市の子供たちの体を強くしようとTeamからだ塾は活動してきました。

 

その努力の甲斐あってTeamからだ塾の子供たちは体力テストがA判定になったり、リレーの選手になったり、体がどんどん強くなって自信がつくことが多くなってきたようです。

 

ただ心の面ではまだまだ強くなれていない部分があるようです。

 

ここをどのように鍛えるか、多くの監督や指導者がぶち当たる壁がここにあるのですね。

 

昔はそのような壁を精神論や根性論で打ち破った監督もいるのでしょうが、それだけでは現代の子供たちの心は強くできない気がします。

 

最近ではメンタルトレーニングで心を強くする指導者も多くなっているようですが、もっと真理に迫った何かが必要な気がします。

 

子供たちへの運動指導は本当に難しいです。

 

子供に運動教えるなんて簡単でしょ?と考える人が世の中には多いかもしれませんが、まず子供は大人の話を聞きません(笑)

 

話を聞いてもらえないのに教えるなんて到底出来ません。

 

私は子供たちへたった一言声をかけただけで何かを変えられる存在になりたいと常々思っているのですが、そんな存在になるにはまだまだ努力が足りませんね。

 

もっと子供たちの心に響く声掛けができるように、指導者自身の心を強くしなくてはいけませんね。

 

私も大舞台では緊張して思うように力を発揮出来ませんので子供たちと一緒に強くなれるように頑張ります。

 

ちなみに、今回大会の優勝チームは「いんばジュニア」だったのですが、普段から陸上競技の記録会や大会で強い心を作り上げているからか決勝の舞台でも物怖じせず普段以上のプレーをしていました。

 

また準優勝チーム「三宿ペヤング」は子供同士の関係性が非常に良くチームワークは抜群な上に一人一人の能力も非常に高くのびのびとプレー、決勝戦では惜しくも負けてしまいましたが、いつ全国大会で優勝してもおかしくないチームでした。

 

両チームとも体が強いだけでなく心も強いといった印象を受けたので、Teamからだ塾も見習わっていなかないといけないですね。

 

さて、今回大会では珍しく、全体を通してお昼休憩の時間があったのですが、その時間を利用してパン食い競走ならぬお菓子食い競走?が行われました。

めっちゃ手を使っている(笑)

 

そして、それを目撃した大人の表情が面白いですね。

大人も子供も必死です(笑)

 

このように大会とはいえ、ちょっとした遊びが間にはいるとほっとしますね。

 

「遊び」と「競技」の中間に位置するスポーツ鬼ごっこは、まだ決まった大会の形がないのである程度主催者側の自由にできるのも魅力の一つですね。

 

今回の大会主催者PLAY’sの皆さんの企画は、子供たちからも評判が良かったようでみんなとても喜んでいました。

 

PLAY’sの皆さん素晴らしい大会を運営して頂き本当にありがとうございました。

 

今後も千葉県全体でスポーツ鬼ごっこを盛り上げていきましょう!