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セントレ感想

世の中には体を鍛える様々なトレーニングがあります。

 

器具や重りを利用したウェイトトレーニング、

 

俊敏性を養うアジリティトレーニング、

 

有酸素運動のランニングがエアロビクス、

 

柔軟性や精神を鍛えるヨガやピラティスなど

 

挙げればきりがないほど世の中には多種多様なトレーニングが存在しています。

 

スポーツをしている人ならどのトレーニングがどのような効果があるのか実際に体験しているのでお分かり頂けるのでしょうが、

 

運動不足の一般人からしたらどのトレーニングをすれば良いのか迷うと思います。

 

これだけ多種多様なトレーニングが存在していると何が良くて何が悪いのかも分からなくなり、時に自分は何の為にトレーニングをしているのかといった目的を見失います。

 

事実、体重が増えたり健康診断で悪い数値が出たから運動をしようとおもわれた方は、ただ何となくスポーツジムにいって、テレビを見ながら運動する人も多いのではないでしょうか。

 

これはスポーツ選手も同じです。

 

監督やコーチ、トレーナーの指示に従って言われたトレーニングを言われたままこなしていく選手が普通で、トレーニングの意味を一つ一つ考えながらこなしていく選手は異常な存在といえるかもしれません。

 

「考えながらトレーニングをする」

 

このような意図を持ったトレーニングを推奨する者は異端児かもしれません。

 

 

ただ、何も考えないでトレーニングをするというのは恐ろしいことでもあります。

 

それが感覚が鈍くなるということです。

 

何も考えないでトレーニングをしていくと次第にひたすら体をいじめるというトレーニングになっていき、苦しく感じるトレーニングこそが良い効果を生み出すトレーニングだと錯覚するようになります。

 

「痛い」「辛い」「苦しい」トレーニングをしていれば、その先にどんな苦しいことがあっても絶対に乗り越えられるはず、このように思い込みただひたすら無心に体をいじめ抜いていきます。

 

ここまでくると人間はおかしな感覚になります。

 

それが「痛い」「辛い」「苦しい」といった感覚が麻痺していき気持ち良く感じるようになるのです。

 

そうすると、何が良くて何が悪いのか分からない鈍感な人間になり、体から発せられる異常警報の感覚も受け取れなくなり無理をして大きな怪我をします。

 

このようなことにならない為にもからだ塾は考えるトレーニングを推奨しているのですが、まだまだ広く認知されていきませんね。

 

今年の春から一般の方も気軽にトレーニングをして体を大切に扱って欲しいという気持ちからセントレを始めたのですが、トレーニングを受けに来る方はみな遠方の方ばかりです。

 

近所に住む方々は見向きもしませんね(笑)

 

まーそれはそれで仕方ないのかもしれません。

 

時が来ればきっと真実がはっきりするでしょう。

 

さて、前置きが長くなりましたが本題に入ります。

 

考えるトレーニングでもあるセントレですが、体験者の声を聞きましょう。

 

声の主は、遠く離れた北海道でからだ塾のトレーニングを受けて長年の悩みである肩の力みを改善しようとしているYさんからの感想文です。

 

Yさんについては、以下のブログをご覧ください。

肩の力が抜けない人

  

 

--------------------(以下メールより転載)

こんばんは。

早いことに、とうとう7月に入ってしまいました。

これからも同じことを感じながら時が過ぎていくと思うと、一分一秒を大切にしようと改めて実感します。

からだ塾の方と連絡を取り始めてから2ヶ月が経とうとしていますが、6月を振り返り、変化や感想を綴ります。

 

6月は、【考え方が変わった月】だったと思います。

今まで自分が当たり前であると思っていたことが、そうではないと教えてくれた、からだ塾の方がいたからです。

具体的に言うと、腹筋に力を入れないこと。後頭部で見ること。この二つはとても衝撃を受けました。

私は椅子に座る時、腹筋に力を入れることで背筋を伸ばし、きれいな姿勢になっていると思っていたため、とても辛かったですが、頑張って今までそれを継続していました。

ですが、それを断定的に否定するように、からだ塾の方は「腹筋に力を入れない。骨盤や肩甲骨を意識しない。使うのは、腰と背中だけ。」と言いました。

かなり疑いましたが、からだ塾の方を信じて、その時から、自分の考えを変えて意識して生活しました。

次に、「後頭部で見ることを癖つけよう」と言われた時は、最初はどういうこと?と思いました。

よくわからないけど、まずは、スマホとパソコンを見るときだけ、後頭部を叩いてから、そこを意識しようとしました。。

日に日に、後頭部で見ることを意識する時間を段階的に増やしていきました(歩いているとき、人の話を聞いているとき…)。

すると、あることに気付きました。周りが見えず、自分中心になってしまっているとき(例えば、緊張して人前で話すとき)は、目玉から見ていました。それに対し、落ち着いて冷静に他の人の意見を聞いている時は、後頭部で見ていました。

後頭部で見る時間が増えれば、周りを客観的に見る力がつくのではないかと思いました。

他にも、腰と背中の認識のすり合わせをしました。

下図から、私は、腰(赤枠)背中(青枠)は1⃣のようだと思っていました。ですが、2⃣であることを教わり、全体的に意識が上へ変わりました。

 

最後になりますが、私が6月によく思っていたことを伝えます。

それは、『私はこの大学に入ったが、4年間を通して、その先に何が待っているのだろうか。世界はどこに向かっているのだろうか。また、私は世界の中の日本という国の一人であり、その中の北海道に住んでいるちっぽけな人間だが、そんな私の人生は何のためにあるのだろうか。』ということでした。

からだ塾の方も含め、色々な人に相談して聞いてみました。それぞれ思っていることがあるのだなと興味深かったです。

目的を失い、立ち止まっていた私ですが、相談したことで、自分なりに前に進むきっかけになった言葉があります。

それは、

『楽で安定した道は一見良さそうに見えても、それはただ一時だけ。そのまま進めば墜落の道であり、将来栄えない道。一方、苦しく険しいいばらの道は一見大変そうで誰しもが行きたくないと思えるような道ですが、それは入り口だけで歩めば歩むほど自分の成長をひしひしと感じられるような道なので歩んでいる本人は楽しくて仕方ありません。』という言葉でした。

自分なりの答えはまだはっきり出せていなくても、まずは、もっともっと成長するために自分を変えていくと決めた6月の私でした。

これからも腰と背中を意識することでたくさんの気付きができるように時間を大切に過ごします。

 

-------------------(転載ここまで)

 

いかがでしょうか。

 

18歳の大学生が考えるトレーニングをした効果が克明に記されています。

 

図解入りで自分自身の腰の認識が間違いだったと詳しく説明してくれましたね。

 

北海道と千葉ですから直接手取り足取りのトレーニング指導が出来ないのですが、LINEで文章、写真や動画でのやり取りをしながら「考えるトレーニングのセントレ」をしただけで様々な気付きが生まれています。

 

世の中には様々なトレーニングがありますが、筋肉や関節の動き以外の人生の事まで考えさせられるトレーニングはセントレ以外にあるでしょうか?

 

ただがむしゃらに筋肉や体を大きくして強くなるのも一つですが、体の構造を具体的に理解して常に考えながらトレーニングするのも一つではないでしょうか。

 

どのトレーニングで体を強くするのか、選択するのは各個人によるところが大きいのでしょうが、体が喜んで動いてくれるようなトレーニングを選択して欲しい物です。

 

セントレについて興味を持たれた方は以下をクリックして詳細をご確認下さい。トレーニング施設

 

一人でも多くの人が健康的な体と頭を手に入れて欲しくて今日のブログを書きました。

 

次回の更新もお楽しみに。