7月に入り毎日暑い日が続いていますが、
皆さん体調は崩されていませんか?
6月29日に梅雨明けした関東甲信地方ですが、
6月中に梅雨明けしたのは初めてだそうです。
年々早くなっているなーとは思っていましたが、
雨が降って嫌だなーなんて思う暇もないくらいあっという間に今年は梅雨明けしました。
そんな奇跡的な出来事で良い思いをする人や嫌な思いをする人それぞれでしょうが、私は物凄く良い思いをしました。
というのも、Teamからだ塾の夏合宿が6/30~7/1に予定されていたからです。
昨年末から準備をしていた夏合宿ですが、雨が降ることを前提に計画していて、最悪土砂降りの中で行われる事も想定していました。
しかし、予想は大きく外れて合宿の前日に梅雨が明け、当日は強い日差しが注ぐ真夏のような天気で合宿を満喫出来る最高の天気になりました。
これも日頃の行いが良いメンバーが集まったチームだったからでしょうか、神様から大きな祝福を頂きました。
本当にありがたい限りです。
合宿地はサンセットブリーズ保田で昨年と同じだったのですが、今年は昨年と大きな違いがあります。
それは、親御さんの参加率です。
昨年は大人の参加は5名だったのが、今年は8名です。
中でも、お父さんの参加率が上昇しました。
これは私としての願いが叶った形でもあります。
というのも、
これまでのTeamからだ塾は子供だけの力でどこまで出来るか挑戦してきました。
自分で考え行動する環境を整え、問題が出たら子供だけで話し合う時間を設け改善策を考え解決させていき、なるべく大人の力に頼らず子供自身で考えて行動出来るように大人からの口出しを制限させサポートも必要最低限にしてきました。
その甲斐あって、昨年のTeamからだ塾は子供たちだけで試合の準備体操や作戦会議が出来るようになり、監督である私が口出しする必要がない状態にまで子供たちが成長してくれました。
もちろん、全国大会の結果としてはU9がベスト8、U12が予選敗退と満足いくものではなかったですが、自分で考え行動する姿勢は他のチームに負けていなかったと思っています。
ただ、昨年の子供たちを見ていてあることが気になりました。
それは、自分に甘い子供が多いことでした。
いくら自分で考えて行動出来る子供になったとしても肝心な部分で甘ったれた行動をしていたら全てが台無しです。
これまで頑張ってきた子供たちの努力を台無しにしない為にも私は様々なことを考えていきました。
「甘ったれた子供の周りには甘ったれた大人がいる」
そうです。
Teamからだ塾の子供たちを一番近く指導している私が一番甘ったれていたのです。
子供に厳しい事を言っておきながら監督である私が甘かったらどうしようもありません。
そんなことに気付いた私はあることを決意しました。
それはTeamからだ塾の練習がある日は何も食べないです。(笑)
つまり1週間1回は断食するということです。
三度の飯より飯が好きな私にとって一番の楽しみを1週間に1回はしないようにすることで自分の甘えを払しょくするのです。
そんなの意味あるのかよ!と思われるかもしれませんが、
結構効きますね(笑)
ただ、週一断食だけではまだまだ甘いです。
さらに自分を厳しく追い込む為にも、断食当日の朝10㎞走り、翌朝にも10㎞走ることもしようと決意しました。
何も食べないでも20㎞走るという無謀な挑戦をして自分を追い込み自分に厳しくしていく。
よし、ここまで厳しくすればいいだろうと絶対に甘えません。
さらに断食中の10㎞走の後に坂道ダッシュ10本と平坦ダッシュ3本を行うことも決意しました。
2018年に入って自分自身に厳しくするメニューは以下の通りです。
①週1回断食(Teamからだ塾の練習日)
②断食日の朝と翌朝で計20㎞走る
③断食日の朝と翌朝に坂道ダッシュ10本走る
④断食日の朝と翌朝に平坦ダッシュ3本走る
ここまで自分を追い込む人はいないのではないでしょうか。
いや、わからないですね。
世の中はこれ以上に厳しく追い込む人もいるかもしれませんが、これが今の私の限界です。
こんな決意をして私は2018年の半年を過ごしました。
すると不思議なもので週一断食する事で走ることや食べることが更に楽しなりましたし、どんなことをしても疲れなくなり何でも楽しめるようになりました。
自分に厳しくすることで本当の楽しさを感じられる。
これは、とても大きな発見でした。
このような経験から子供たちや親御さんにも自分に厳しくなってもらいたい。
そうすれば本当の楽しさを感じてもらえるはず。
とはいえ、みんなに断食を勧めるつもりはまったくありません(笑)
ただ、親御さんへあるお願いをしました。
それが、
親もスポーツ鬼ごっこをして楽しもうということです。
「子供と一緒に親が鬼ごっこ?」
「そんなの出来る訳がないじゃん!」
と言う人が多いと思いますが、Teamからだ塾の親御さんは違います。
私が呼びかけた翌週にはすぐ参加してくれました。
普段はまったく運動もしないお母さんも仕事で疲れ切ったお父さんも私の呼びかけに応えてくれ、初めは2~3人の参加人数だったのが今では14~15名まで増えていき大人同士で試合が出来るまでになりました。
毎日、家事や子供の世話で手一杯で大変なのにできる限り参加しますと言ってくれるお母さん、仕事のスケジュールを練習参加する為に調整してくれるお父さん、Teamからだ塾は本当に素晴らしい親御さんがいる集団です。
親御さんは仕事や家事に追われるのではなく、子供と一緒に成長する時間を捻出するという少し厳しいことかもしれませんが、それをすることで本当の楽しさを感じられるようになるのです。
それを象徴するかのように参加される親御さんはスポーツ鬼ごっこをやればやるほど、難しく険しい表情が楽しそうな表情に変わっていきます。
子供と一緒に鬼ごっこをして体がキツイはずなのに、練習終了時には晴れやかな表情をして「楽しかったー」と言って帰っていく親御さんを見て私も凄く幸せな気分になりました。
これは何より子供が一番うれしい事ではないかと思います。
子供がお父さんとお母さんと一緒に同じ事をして汗をかき、一緒に楽しみ笑い合い時に厳しい意見を言い合う、家族で共に過ごす食卓の時にも会話が弾み、笑い声が絶えないそんな家族が増えていったらなんと良いことでしょう。
私自身の甘さに気付き、自分に厳しくすることで周囲の人たちに笑顔が増えていく。
そんな不思議な現象が私の周りで起き始めています。
これで私も子供たちへ遠慮なく厳しい事が言えます。
ただ単に厳しく追い込んだところで生活の中で何か良い事が起きなければ長続きしません。
私は自分に厳しくすることで周辺の人たちが笑顔になり感謝されるようになっています。
そして、
近くで支えてくれる妻や娘も毎日楽しそうに過ごしてくれ、何事にも前向きに取り組みやる気に満ち溢れた人になってます。
Teamからだ塾は私も含め全員が自分に厳しい行いをしていたからこそ夏合宿は快晴に恵まれたのでしょう。
これからも自分にも他人にも厳しくして私の周辺にいる人たちが楽しく過ごせるように活動していこうと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、夏合宿の様子をお伝えします。
1日目の練習は雨が降っても対応出来るように体育館で行いました。
そしたら、見事な快晴(笑)
体育館内は夏の暑さと子供たちや親御さんの熱気も合わさり高温注意報が発令されそうでした。
ただ、ここの体育館は窓が多く風通しがとても良かったので、最後まで問題なく練習できました。
練習後は海岸へ、カニや貝などを捕まえたり、小さな魚を捕まえたり、みんなが楽しみにしていた磯遊びをしてリフレッシュしました。
1日目の練習後、お風呂上がりの1枚。
みんな表情が明るいですね。
そして、みんな仲が良い(笑)
学年は2年~6年で異なっているのにそれぞれ良い個性をもちバランスよく支え合い刺激し合い成長しています。
沈む夕日を眺めながらのサンセットバーベキュー。
食べきれないほどのお肉や野菜をみんなで食べました。
夕食後は毎年恒例のスイカ割です。
ある親御さんが毎年提供してくれるスイカですが、今年は大玉すいかを2個も頂きました。
1個目はスイカ割で楽しみ、2個目は最後の練習後に頂きました。
Mさんありがとうございました。
6年生の「まな」、夏合宿を思う存分楽しんでいました。
Teamからだ塾を卒業して中学生になっても来たいと言っていました。
ぜひぜひ来年も来て手伝ってください(笑)
去年は怖い怖いといってまったく攻めれなかった「ひろと」
今年はまったくの別人になり周囲を驚かせていました。
今年は大会で何かやってくれそうな予感・・・
お父さんたちとの対戦にも果敢に挑む「そら」
今年は何事もなく終えれたのかな?
小学2年の「さく」、昨年は1年生で夏合宿に参加して頑張りましたが、今年も頑張りました。
早朝マラソンでは4位でゴール、年上のメンバーにも勝ちました。
宝もたくさんとって去年よりあきらかな成長がみられました。
今年初めて夏合宿に参加した「そうた」
Teamからだ塾に入って1ヶ月しか経っていないのに違和感なくチームに馴染んでいました。
何事にも積極的に行動する彼の活躍を期待したいと思います。
みんなで声を合わせて「ゴー!」ポーズ、
これから始まる大会に向かって突っ走っていこう!
以上が夏合宿の様子でした。
夏合宿がどのような物だったかは写真に写る子供や親御さんの表情からご想像下さい。
少なくとも私は昨年よりも何倍も楽しく成長出来た夏合宿でした。
来年はもっと楽しく成長できる夏合宿に出来るように今からしっかり準備していきたいと思います。