前回のブログでは「軸トレーニング」でもある「セントレ」について
利用された方の感想と共に記事を更新しましたが、
皆さんご覧になりましたでしょうか?
まだご覧になっていない方は下記をクリックしてご覧下さい。
従来のトレーニングであればトレーニング後は
疲れて体が重くなるのですが、
セントレはトレーニング後が一番体に軽さを感じるそうです。
そして翌日はもっと体が軽く感じられるとセントレを受けた方が
言って下さいました。
このような感想は何も一人の方だけが言っているのではなく、
セントレを受けた方ほぼ全員の方が言ってくれています。
こればかりは受けた人にしか分からない感覚なので、
興味のある方は是非セントレを受けて頂ければと思います。
セントレの詳細については下記をクリックしてご覧下さい。
さて、
ここ最近は「体の軸」について書いてきましたが、
今回は「背骨」について書いていきたいと思います。
世の中には「背骨の不調を改善します!」と謳った
商品やお店が多く存在しています。
例えば、
「背骨の歪みはこのクッションにのれば改善します!」と
5分間寝たままで背骨の歪みが改善しますよといった商品や
「背骨の歪みは骨盤を動かす体操をしましょう!」と
骨盤の歪みを改善する体操や
「骨盤の歪みは足腰の筋肉をストレッチすれば改善します!」と
硬くなった筋肉のストレッチを紹介する治療院などがあります。
このように専門的な知識を持った方々が背骨の歪みを改善する方法を
たくさん紹介してくれて、
いまやGoogleで「背骨の歪み改善」と入力して検索すれば
963,000件のサイトが現れるほど
世の中の背骨の歪みに対する意識が高くなっているようです。
そのようなサイトの中には背骨の歪みが内臓にまで悪影響を及ぼすと
いったサイトもありました。
それが以下のサイトです。
--------以下転載おおたとしまさ [ジャーナリスト],全国健康生活普及会
日常生活の中で、肩こり・腰痛といった体の不調や変調は、多くの人が抱える悩みだ。実は、それらの原因は、背骨や骨盤の「ゆがみ」である場合が多い。「歳のせい……」と思われがちな体型崩れや肌荒れも、実は背骨や骨盤の「ゆがみ」に起因している場合もあるという。慢性的な腰痛・肩こりに悩むジャーナリストのおおたとしまさが、 “健康体を取り戻す方法"を、“カイロプラクティックの達人(施術院の先生)"に聞く。
おおた
毎日パソコン作業をしていると、背中の筋肉が張ってきて、首や後頭部に鈍い痛みを感じることがあります。ひどいときには炎症止めの塗り薬を塗ったり、痛み止めの薬を飲んだりします。
佐藤先生
どれどれ。ああ、だいぶ猫背になっていますね。コリや痛みが出るわけです。痛いのは首から上だけですか?
おおた いえ、肩甲骨の間あたりにも違和感を感じることがよくあります。
佐藤先生 このあたりですね。胃も悪くないですか? ゲップがよく出るとか?
おおた その通りです。人間ドックでは、逆流性食道炎と言われたことがあります。
佐藤先生 背骨のここが悪い人は、胃が悪くなることも多いんです。
おおた なぜ、背骨のゆがみが、胃に関係するのですか?
佐藤先生 胃につながる神経は背骨のこのあたりから出ているんです。背骨がゆがむと、胃につながる神経が圧迫されて、胃を健康に保とうとする力が低下します。
おおた そんなことがあるんですか? 知らなかった。
佐藤先生 背骨には脳からつながる神経が通っています。その神経が、体中の隅々まで伸びて、さまざまな情報を脳に伝えたり、脳からの指令を受け取ったりしています。骨がゆがむと神経の通り道を圧迫し、神経伝達が滞ります。そうなってしまったときに、体は痛みという形でSOSを発します。
おおた 痛みは体からのSOSなんですね。
佐藤先生 「今、ここが悪いから、早くなおして!」というサインです。最初は筋肉のハリやコリという形でSOSを発します。マッサージでもその場は楽になりますが、根本的な解決にはなりません。そのうちに痛みが生じます。それでも鎮痛剤などで痛みだけを取り除いているうちは、根本をなおすことはできません。そうやって骨のゆがみを長い間放置していると、そこに関連する臓器が少しずつ弱っていき、病気を発症することがあるのです。
おおた 恐ろしいですね。内臓への負担は自覚が難しいですからね。
佐藤先生 だからこそ、筋肉や関節などに痛みが生じたら、早めに根本的な対処をすることが大切です。健康の維持のためには、骨のメンテナンスも重要な要素なのです。
【骨の歪みは万病のもと】
拡大画像表示
骨がゆがむことで、神経が圧迫されると、その神経の先にある臓器にまで悪影響が出ます。どのあたりの骨のゆがみが主にどんな疾患の原因になり得るのかは右のイラストをご覧ください。
人間の体には自律神経という神経が張り巡らされています。体のどこかに不調があれば、それを感知し、脳と連携して、正常に戻すように働きます。人間本人が気づいていなくても、寝ている間でも、自動的に自律神経が働いて、体の調子を保とうとします。
しかし骨がゆがみ、神経の通り道が圧迫されると、自律神経をはじめとする神経系統の機能が低下します。その結果、さまざまな疾患が生じてしまうのです。
-----------転載ここまで
このように背骨の歪みは神経系統にトラブルを引き起こし、
その神経が支配している内臓にまで悪影響を起こすそうです。
これは、驚きですね。
一般の方からすると
「背骨の歪み」=「肩こり、腰痛」というイメージはあっても
「背骨の歪み」=「内臓の不調」とはイメージしずらいと思います。
しかし、
全身の筋肉や内臓を動かす脊髄神経の通り道である背骨が歪めば
内臓にも不具合が出てもおかしくないと思います。
ということは肺炎や喘息など肺の疾患が多いご年配の方は、
背骨が硬くこわばり歪んでいるのが原因ということでしょうか。
それを治そうと炎症を抑える薬を飲んでも改善するはずがなく、
根本的に背骨の歪みを改善しなければならないということでしょうか。
何とも原因をしっかり知っているのと知らないとでは
寿命まで縮めてしまいかねないようです。
さて、
ここまで書いてきた内容で
背骨の歪みが様々な疾患を引き起こすことは分かりました。
では、なぜ背骨が歪むのでしょう?
いわゆる背骨が歪む原因は?
これについてもGoogleで「背骨の歪み原因」と
入力して検索してみたところ500,000件のサイトがヒットしました。
サイトの多くは、
背骨が歪む原因は「普段の姿勢が悪い」と書いていました。
つまり、日々の体の使い方が背骨が歪む原因だということです。
詳しく言うならば、
日常生活の何気ない場面で
「片足だけに体重を乗せて立つ」であったり
デスクワーク中に「片手で頬杖をついて座る」や
「片側のお尻に体重のせて座る」であったり
椅子に座る時に「足を組む」や
床に座る時に「横座り」をするなどです。
なるほど、このような行いは多くの人がされるのではないでしょうか。
言われてみればそうだよねと思えるのですが、
どうしても治らないのが自分の悪い癖ですよね。
では解決策はどうしたら良いのか?
これも様々なサイトで紹介されていたのが、
以下のようなことでした。
「普段から姿勢に気を付ける」
えっ!?
それだけ・・・・?
姿勢に気を付けるって・・・どう気を付ければ・・・?
おそらく、足を組んだり片足に体重をのせたりする
悪い癖を治せばよいのでしょうけど、
その癖がなかなか治らなくて困っているのです。
誰かその癖を治す方法を教えて!!と
言ったところで何も反応はありません。
そうです。
世の中の背骨の歪みに対する解決策は、
姿勢に気を付ける以外ないのです。
「なーんだ、もう背骨の歪みを改善する策はないのか」
と・・・
諦めてしまってはいけません!
からだ塾が何とかしましょう。
「おーーー頼もしい!」
と思われた方は是非これから先も読み進めてください。
見ざる聞かざる言わざる
このことわざは、よく聞きますね。
この三猿の意味については諸説あるようでですが、
以下のような意味として捉える人が多いようです。
「自分にとって都合の悪い事を見たり聞いたり言ったりしてはいけない」
また、
常に3匹の猿の像を身につけ「悪を見るな、悪を聞くな、悪を言うな」と
言っていたそうで、三猿のことわざは日本が起源ではなく
皆さんはこのことわざをどう思います?
自分にとって都合の悪いことを見ないって・・・
臭い物に蓋をすると一緒ってことですよね?
悪を見るなって・・・
いろんな意味に捉えられるところはありますが、
誰かが悪いことをしていたら私は注意します。
ですから、どんな悪いことをしているか見るし、
なぜ悪いことをしたのか理由を聞くし、
その悪い事に対して私が思う意見を言います。
ですので、私の場合は「見るし聞くし言うし」という
三猿とは反対のことをします。
それをするなと言われるなら
それこそ背骨が歪んでしまいそうです。
そのくらい私は悪い事や曲がったことが大嫌いです。
んっ?
「見るべきものを見ないと背骨が曲がる?」
これってもしかして?
そうです!
私は「背骨の歪みの原因は目にある」のではないかと推測しています。
これは医学的根拠や証拠がないので断定はできませんが、
目の使い方が下手だと背骨が歪むと私は思っています。
目の使い方?
これにつては以前のブログで書きました。
上記のブログでは、物を見るのを目で見る事無く
後頭葉のある後頭部で見るべきだとお伝えしました。
詳しい話はブログを読んで頂ければ良いのですが、
後頭部で物を見ると視界がひらけて前かがみにならなくなります。
つまり良い姿勢が保てます。
その証拠に以下の動画をご覧ください。
この動画は、からだ塾目と耳の体操教室の授業風景です。
動画内では目や耳の体操を紹介しているのですが、
授業に参加する子供たちがしきりに頭の後ろを手で触って、
ここで見ると周りが見やすくなるし動きやすいと言っています。
そして、体操教室に通う子供の親御さんからは
「子供の猫背が治っている」というのです。
目と耳の体操で姿勢が良くなる、
これはどうも事実のようで親御さんの多くの方から言われています。
ただし、見るのも目で見るのではなく頭の後ろでみるのです。
皆さんもぜひ、
普段の生活からそれを意識して生活してみてください。
以前のブログで紹介した北海道のバスケ大学生は、
パソコンや携帯電話に普段から注意するようにメモ書きをしているそうです。
そのメモが「後頭部で見る」だそうです(笑)
ちょっと面白い話ではありますが、
その努力は着実に表れているようで以下のような事を
第三者から言われるようになったそうです。
「以前よりプレー中に周囲が見えるようになったね」
そして、
本人の意識としては後頭部で見るようになってから
以前より客観的に周囲を見れるようになったそうです。
背骨が歪む人の多くは自分の事で精一杯の生活をしているように
私は思えるのですが、
そのような人が後頭部で物を見る意識付けをすれば客観的に周囲が
みれて背骨の歪みが改善するかもしれません。
ぜひ一度試してみてください。
以上が背骨が歪む原因の話です。
いかがでしょうか?
世の中には背骨が歪む改善策や原因を書いたサイトがたくさんありますが
目の使い方に注目したサイトはないのではないでしょうか。
これからも世の中とは違った角度から物事を見た記事を
書いていきますのでどうぞお楽しみに!
その際は、後頭部で読んでくださいね(笑)