· 

人間は電気で動く

「人間は電気で動く」と聞いて、

 

「はいそうですか」と素直に受け入れられる人は少ないと思います。

 

しかし、子供は違います。

 

からだ塾生の子供たちに「人間は何で動く?」と聞くと

 

みんなで「電気!」と答えます。

(※ブログ最下部にて証拠動画を公開しています。)

 

もちろんこれはからだ塾の生徒であるから答えられるのであって

 

全ての子供が答えられる訳ではありません。

 

では、なぜ生徒たちは人間は電気で動くと答えられるのでしょう?

 

答えは簡単です。

 

自分が電気で動いていることを実感しているからです。

 

からだ塾では運動する際に「腰と背中を使う」重要性を説いてます。

 

その理由は背骨にある脊髄神経の動きを良くする為です。

 

では、なぜ脊髄神経の動きをよくするといいのか?

 

それは脊髄神経を介して全身の筋肉へ電気を流し関節を動かす為です。

 

このようにして体を動かすと体は軽く動かせるようになります。

 

つまり筋肉に力を入れて関節を動かすより、

 

脊髄神経を介して電気で筋肉を動かす方が

 

関節を軽く動かせるということです。

 

その証拠に子供たちは以下のようなことを言います。

 

「電気を流しながら走ると軽い!」

 

「ジャンプも電気で軽く出来るんだー!」

 

「電気を流すと疲れない!」

 

「電気を流すと頭で考えられる!」

 

「電気を流すと良く見えるし聞こえる!」

 

「筋肉に力を入れて動くと重いけど、電気だと軽い!」

 

からだ塾の生徒はみんなこのような発言をします。

 

だからこそ子供たちは「人間は電気で動く」と

 

自信を持って発言出来るのですね。

 

しかし、こんなことを聞いても大人の皆さんは納得できないと思います。

 

それもそのはず、

 

今まで筋肉に力を入れ体を動かし続けてきた方々にとっては

 

まったく想像出来ない事だからです。

 

ということで、

 

今回のブログでは人間は電気で動くことについて

 

誰もが理解出来るように説明していきたいと思います。

 

原動力とは?

車にはタイヤがあり、タイヤが回ることで車は進みます。

 

それでは、タイヤを動かす原動力はどこでしょう?

 

それはエンジンです。

 

高性能のエンジンを持つ車ほど速いスピードで走ることが出来て

 

遠く離れた場所にも移動する事ができます。

 

これは、人間も同じです。

 

人間にも筋肉があり、筋肉が関節を動かすことで運動が出来ます。

 

それでは筋肉を動かす原動力はどこでしょう?

 

それは脳です。

 

高性能の脳を持つ人ほど筋肉や関節をスムーズに動かすことが出来て

 

人生という長い期間でも怪我することなく生活出来ます。

 

つまり、車で言うエンジンは人間の脳と同じということです。

 

車の原動力はエンジン、人間の原動力は脳ということですから

 

如何に人間にとって脳が重要か分かりますね。

 

しかし、私たち人間はその脳についてあまり知りません。

 

いや、正確にいうと調べても理解出来ないというべきでしょう。

 

どんなお偉い大学教授や脳科学者から説明されても

 

私たち一般庶民にとって難しい話ばかりでまったく理解できません。

 

私も医療系の専門学校で脳について勉強しましたが、

 

大脳、間脳、脳幹(中脳、橋、延髄)、小脳、

 

右脳がどうだ、左脳がどうだとか脳の部位的な名称を覚える事で精一杯、

 

脳の重要性を肌身で感じ納得する事はなかったです。

 

ただ理解出来た点もあります。

 

それは、脳にはシナプスという細胞が無数にあり

 

そのシナプス間で電気信号を送りあっているということです。

 

だからこそ先端医療でも脳波というものを計測して人間の状態を

 

把握できるのだと・・・

 

この辺りは私の中でも凄く理解出来ましたが、

 

それ以外に脳について調べてみましたが、

 

調べれば調べるほど迷宮入りしていく、 

 

それぐらい脳は謎に満ちた神秘的な場所です。

 

「これ以上調べても理解できない」

 

私は脳について小難しく考えることをやめました。

 

そして、このように考え始めました。

 

「脳という一部分で考える事無く、体全体を見て考える」

 

するとどうでしょう。

 

面白い様に脳の事が理解できるようになり、

 

今では上手な目の使い方を具体的に説明出来るようにまでなりました。

 

詳しくは前回のブログをご覧ください。

目の使い方

 

このように物事を部分でみるのではなく、

 

全体で見る事で分からなかったことが分かるようになるようです。

 

私はこのような経験から全ての物事を部分だけで判断する事無く

 

全体像をしっかり把握してから判断する重要性を知りました。

 

しかし、現代医療はまったく逆のことをしています。

 

部分診断

脳について詳しい医師は、全て部分診断で人間を評価しています。

 

脳は脳外科、内臓は内科、骨や筋肉は整形外科、心は心療内科など

 

人間にある様々な部位を部分で診断するのが現代医療です。

 

それは検査でも同じ事が言えます。

 

血液であれば、高血圧、高血糖、コレステロール値、血栓など

 

精密機械を使って事細かに調べて異常がないか評価します。

 

骨であれば、レントゲンを撮って亀裂が入っているか、影があるか、

 

変形していないか、人間全体を見る事無く画像という部分をみて評価し

 

病名を決めています。

 

そして、画像に異常がなければ患者が痛いといっていても

 

「年齢」や「使いすぎ」という訳の分からない理由を原因としてあげ

 

湿布や薬を処方します。

 

挙句の果てに生活習慣病という名前をつけて病気の原因は

 

日々の過ごし方にあるとまで言います。

 

このような行為は全て結果論であって、原因追究ではありません。

 

なぜ血液に異常が起きたのか?

 

なぜ骨が変形したのか?

 

なぜ体に不調が出るのか?

 

生活習慣をどのように改善すればいいのか?

 

これを明確に分かりやすく説明するのが医師なのに、

 

困ったらすぐに

 

「私の専門は内科だから外科のことは分かりません」

 

「膝の専門に聞いてください」

 

「もっと大きな病院で診てもらいましょう」と言います。

 

画像や検査値という目に見えるもので評価する場合は

 

決まって結果論で終始し根本的な解決に至りません。

 

これがいくら医療が進歩しても病人が減らない原因でしょう。

 

部分診断では、人間を健康にすることは出来ない。

 

では、どうしたら人間は健康になるのか、

 

その答えは、冒頭の子供たちの発言が鍵を握っています。

 

血液や骨を作る指示を出しているはどこか?

 

筋肉や関節を動かすのは何か?

 

そうです。

 

すべての答えは人間のエンジンである脳にあります。

 

脳が高性能なら健康な体になりますので、

 

私たちは筋肉や関節を鍛える前に脳を鍛える必要があります。

 

脳を鍛えれば全身へ電気が流れる感覚が掴めるようになりますし、

 

人間は電気で動くことを実感できるようになります。

 

電気治療が体の不調を改善するのに効果があるというのなら、

 

何も高価な電気治療器を購入することなく

 

自分の体から流れる電気を有効活用するべきです。

 

日常的に脳から脊髄神経を介して流れる電気の流れが滞りなく

 

全身へ流れれば確実に健康になれると思うのですが、

 

このようなことを言う医師はいないのでしょうか?

 

もちろん、全身に電気を流すのは簡単な事ではありません。

 

では、どのようにすれば脳を鍛えて全身に電気を流すことができるのか。

 

続いてこの事について書いていきます。

 

脳に刺激を送れ

 

筋トレをするように脳に刺激を送る、それが脳を鍛える方法です。

 

筋トレは重い物を持ち上げるなどして筋肉に負荷を与えることで、

 

筋肉に刺激が入り大きく強くなっていきます。

 

それと同様、

 

脳にも負荷を与える事で刺激が入り脳が強くなっていきます。

 

それでは脳への負荷とはなんでしょう?

 

筋トレは重りでしたが、脳はどのような負荷がいいのでしょうか?

 

答えは簡単です。

 

脳への負荷とは、「考えること」です。

 

筋トレ中に考える?そんなの無理だろ!と思われるかもしれませんが、

 

高性能の脳になれば簡単に出来ます。

 

ただし、器具を使ったトレーニングではできないかもしれません。

 

つまり俗に言われるウェイトトレーニングなどの筋トレは

 

脳への刺激を与えらないということです。

 

そんなはずはないと思われるかもしれませんが、

 

からだ塾に来る選手は筋トレをすると感覚が分からなくなると

 

証言しています。

 

それはそうでしょう。

 

重い物を持ち上げることに精一杯になり考える余裕がなくなるからです。

 

何事も考えながらやることが大切ですが、

 

筋トレはそれをさせないものなのかもしれませんね。

 

では、脳へ刺激を送る考え方とは何か?

 

それは脳からの電気を全身に流す為にはどうしたらよいのか

 

ということを考えることです。

 

脳からの電気は脊髄神経を介して全身へ伝わっていきます。

 

その脊髄神経が通る場所は背骨の中にあるのですが、

 

背骨の動きがスムーズに動けば電気もスムーズにながれて

 

全身の筋肉や関節もスムーズに動きます。

 

しかし、背骨の動きがギコチナイと全員へ流れる電気も途切れ途切れに

 

なり全身の筋肉や関節の動きもぎごちなくなります。

 

これが肩こりや腰痛、膝痛などあらゆる怪我の原因でもあるのですが、

 

言われてみれば、

 

運動が上手な人って力み感なくゆったりと運動が出来ますよね。

 

あれは背骨の動きがスムーズに動かせていて

 

電気をスムーズに送れているからなんですよね。

 

では、皆さんも背骨の動きをスムーズにしましょう!と

 

言いたい所ですが、これがなかなか難しいです。

 

なぜかというと、

 

現代人は手足に頼り過ぎていて、

 

背骨がある腰と背中が使えていないからです。

 

特に腰の使い方を習得するのは本当に難しいです。

 

現代人の8割が原因不明の腰痛にかかっているというのもうなずけます。

 

しかしながら、腰痛を鍼やマッサージで治そうとしても無駄です。

 

良くなったとしてもせいぜい一時でしょう。

 

鍼やマッサージなどの対処療法では

 

一生涯腰に不安を覚えず生活することはできないでしょう。

 

大切なのは、脳を鍛えることです。

 

日々体の事を考えて腰と背中を使う感覚を養うことです。

 

テレビやゲームなど空想世界で脳トレをするのではなく、

 

自分の体の感覚を通して考える。

 

それこそが現実世界の脳トレになります。

  

感覚が養われてくれば全身に電気が流れる感覚も分かるようになります。

 

高性能の脳ほど感覚はするどく発想力豊かで様々な活動を積極的に行い、

 

多くの人から感謝される人生を送れますが、

 

低性能の脳は感覚も鈍く発想力が乏しく発言も活動もネガティブで、

 

家族からも嫌煙される人生になります。

 

皆さんはどちらの人生を歩みたいですか?

 

私は大丈夫と思っていられるのも今のうちですよ。

 

痴呆症や認知症、鬱病は脳の誤作動による病気です。

 

薬を服用して一時は進行を遅らせる事が出来ますが、

 

薬を常用すると脳の回転は遅くなるので、

 

ある時急激に症状が悪化する危険性もあります。

 

ですので、症状が出る前に脳を鍛えておく必要があります。

 

後悔する前に今すぐ脳を鍛えるトレーニングをしましょう。

 

といってもやみくもにトレーニングしてもダメです。

 

しっかり考えてトレーニングしましょう。

 

最後にどんなことを注意してトレーニングすれば脳が鍛えられ

 

電気で動くことを実感できる体になるのか書いていきますね。

 

酸素は必須

携帯のWi-Fiは基地局がないとつながりませんが、

 

脳のWi-Fiは酸素がないとつながりません。

 

このように脳を鍛える上で必要なのが

 

「考える」「酸素」です。

 

この二つをしっかりすることで電気は脳から脊髄神経を介して

 

全身へ送る事ができ、腰と背中を中心に

 

全身をスムーズに動かすことが出来るようになります。

 

酸素を取り込むといっても酸素カプセルに入ったりするのではなく、

 

緑の多い場所で思いっきり深呼吸したり、

 

公園や河原などの室外で

 

ランニングやウォーキングをすればいいのです。

 

間違ってもスポーツジムのような人口密度が多く酸素が薄い場所で

 

ランニングやウォーキングはしないでくださいね。

 

しかしながら、現代人はスポーツジムに行くとこさえも

 

長続きしない人が多いのではないでしょうか。

 

その結果、若年層の体力低下のレベルが半端ない状況です。

 

顔色が悪く、脂肪が多く芯がない若年層が多いと感じています。

 

まだ、戦時中に生きるか死ぬかの境目で

 

生きてきた80~90代の方のほうが体力があります。

 

若年層の体力低下は深刻で

 

ちょっと運動しただけで息切れ、膝が痛い、腰が痛いと言う人が

 

あとをたちません。

 

そのような人が人間は電気で動くと話をしても、

 

あちこちに痛みがでてそれどころじゃないです。

 

そんな方々が器具を使ったトレーニングが主流のスポーツジムへ

 

行っても継続できませんから

 

器具を使わないトレーニングをした方がよいでしょう。

 

ちなみに、

 

からだ塾のトレーニングは器具や道具を一切使いません。

 

興味のある方は下記をクリックしてご覧下さい。

トレーニング施設

 

からだ塾のトレーニングにはいくつかの効果があるのですが、

 

そのうちの一つが「酸素を取り込みやすい体」にするです。

 

ただがむしゃらにトレーニングすればよいのではなく

 

酸素を取り込みやすい体を使ってトレーニングをする。

 

これをすることで酸素が脳へ行き届き脳がよく動くので、

 

しっかり考えながらトレーニングできます。

 

脳が働くということは冷静にトレーニングが出来るので

 

怪我もしにくくなりますし、体が軽く動くようになります。

 

また酸素をたくさん取り込みながら運動ができるので

 

筋肉に酸素をしっかり届けられます。

 

すると疲労もたまりにくく、疲れにくい体も手に入れられます。

 

また運動後の筋肉痛も最小限に抑えられるので

 

運動後の翌日、起き抜けに「イタタタ」と悶絶することがありません。

 

むしろ目覚めはよく、一日気持ち良く生活出来ます。

 

それもそのはず、

 

酸素は疲労回復に効果的なのでトレーニングすればするほど

 

体が軽くなり疲労がなくなっていきます。

 

「トレーニングで疲労回復?」

 

そんなトレーニングがあるのかよ!と疑いたくなりますが、

 

実在しています。

 

そして、疲労回復するだけでなく

 

様々な競技で運動能力が向上する事が実証されています。

 

一般的なトレーニングは、

 

筋肉が大きくなったことで運動能力が向上したと言いますが、

 

それでは筋肉を傷めた時はどうなるのでしょうか。

 

肉離れといって運動が出来ない状況になってしまいます。

 

しかし、

 

からだ塾のセントレは

 

脳と脊髄神経の関係、電気と筋肉の関係、関節運動の仕組みという

 

人間全体を見て考えられたトレーニングなので、

 

筋肉一部分にだけ負担がかかることはありません。

 

その為、練習をいくらしても怪我で練習が出来なくなるということが

 

ありません。

 

世の中のスポーツ選手をみると

 

年齢を重ねるごとに競技能力が低下していく選手を見かけます。

 

それはトレーニングの方向性に誤りがあるのかもしれません。

 

もちろん、年齢的な衰えは多少あるのでしょうが、

 

やり方によっては衰えを最小限に抑えられることは出来るのでは

 

ないかと思います。

 

現に私は10代でサッカーをしていた頃よりも30代の方が

 

確実に走れますし、足も速くなっていると実感しています。

 

今では子供の頃苦手だったことにも挑戦できるようになり、

 

様々な運動が楽しくなっていますし、

 

1日中子供たちと鬼ごっこで走り回ったり、

 

坂道ダッシュしたりしても翌日は動けないなんてことはありません。

 

むしろ、

 

1日中体を動かした方が翌日は体が軽いです(笑)

 

そして、まだまだ足は速くなり成長出来ると思っているので

 

毎日が楽しくて仕方ありません。

 

「そんな人いるのかよ!」

 

なんて思われるかもしれませんが、実在しています(笑)

 

これは何も特別なことはしていません。

 

むしろ、筋トレやストレッチは全くしていませんよ。

 

ただ、

 

唯一やっているのはセントレくらいでしょうか・・・

 

ですので、

 

皆さんもセントレをしたら私と同じ状態になれるかもしれませんよ。

 

この気持ち、皆さんにも味わってほしくて

 

今回のブログでは「人は電気で動く」ということを

 

書いていきました。

 

今後も世の中では語られることのない体の情報を

 

お伝えしていきますので、どうぞお楽しみに。

 

何か質問があればお気軽にメールをください。

karadajuku2013@gmail.com

 

熱意ある方からのメッセージお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 ※6/26追記

人間は電気で動くについて動画を作製しました。

子供たちが素直に言葉で表現してくれています。

詳しくは下記の動画をご覧ください。