楽しかったゴールデンウィークも終わり、
久しぶりの仕事や家事育児にバタバタとしている方が
多いかと思いますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
キャンプや旅行、実家への帰省などで
美味しいものを食べたり、綺麗な景色を眺めたり、
楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。
今年のゴールデンウィークは、
5/1、2の平日を休めば4/28~5/6で9連休になったようで
海外旅行に出かける方も多くいたそうですね。
「不景気、不景気」とよく耳にしますが、
お金を持っている方は結構いるものですね。
自慢ではないですが我が家は、貧乏家族ですので
海外旅行なんて行けません(笑)
国内旅行さえなるべく近場で済ませていますし
とにかく安く行けるように頭と時間を使って計画します。
幸い、妻が旅行会社の娘ということもあり一般人が知らない
裏事情を知っているので、どの時期に何をすれば
安く旅行にいけるかは把握しています。
お陰で、貧乏家族の国内旅行も最高に楽しいものになっていて、
5歳の娘も過去に行った旅行先のことをしっかり覚えていて、
2年前の旅行で何をして遊んだとか鮮明に話をしてくれます。
今時の子供はその日の給食で何を食べたかさえも答えられない子が
多い中で、2年前の旅行の事を鮮明に覚えていることが
どれだけのことかお分かり頂けると思います。
我が子自慢をしているようで、卑しく聞こえるかもしれませんが、
これも旅行計画を緻密に練ってくれる妻のお陰です。
傍から見ると旅行計画を練るのは大変そうに見えるのですが
本人はめちゃくちゃ楽しいようで、旅行へ行くことを
励みに仕事が頑張れると言っています。
何事も楽しみながらやることは大切ですが、
楽しみながら計画したものは実際に行っても楽しいものです。
この辺りが2年たっても色褪せない記憶になる要因でしょうか、
娘の成長と共に変化していく今後の旅行計画が楽しみでなりません。
さて、連休の話はこれくらいにして
ブログタイトルである「切り替え術」について書いていきます。
「切り替え」と一言でいってもなんのこっちゃ?
という感じでしょうが、ここで言う切り替えは
「気持ちの切り替え」です。
人生良い事もあれば悪い事もあります。
そしてまさに、
今の時期が皆さんにとって悪い時ですね。
というのも、連休で遊んだ後の仕事や家事育児ほど
しんどいものはありません。
休みモードから仕事モードへ気持ちを上手に切り替える術は
誰しもがマスターしておきたいところでしょう。
皆さんは、気持ちの切り替え上手く出来ますか?
それとも上手く出来ないですか?
実は、
私は気持ちの切り替えが上手く出来ずに悩んだ時期があります。
それが原因でしょうか、
明るい気分の時と暗い気分の時との落差が大きく
一時は躁鬱病のような症状に悩まされました。
寝ようとしても寝られない・・・
寝れたとしても朝早く起きてしまう・・・
みんなといると平気なのに
一人になると急激に落ち込む・・・
休日は苦しすぎて布団からでられない・・・
人間と言うのは本当に恐ろしいもので
あまりにも苦しいと「死にたい」と本気で思うようで
私も何度もそのような思いにかられました。
しかし、その時はきまって
親からもらった大切な命を絶ってはいけないと理性が働き
大事には至らなかったです。
幸い私は薬の服用はまったくしなかったので
冷静に物事の判断が出来ました。
これがもし、
抗うつ薬で脳の回転を遅くして意識がもうろうとしている状態であれば
一線を越えてしまうかもしれません。
近年は自らの命を絶つ人が多く社会問題化していますが、
気持ちの切り替えがうまくいかないだけで
酷い時に死を意識してしまうという人間の恐ろしさを
私はその時に身をもって知りました。
そんな経験から人生を悟ったというのでしょうか、
私はこのように思いました。
気持ちの切り替えがしっかり出来る人は、
好循環な人生を歩めて、
気持ちの切り替えがうまく出来ない人は、
悪循環な人生を歩む。
大げさかもしれませんが、それほど気持ちの切り替えが
うまく出来るか否かは
人生を歩むうえで重要なものだと思います。
私は死にたいと思うほどの苦しい経験をした甲斐があってか、
今ではどんな問題に直面しても冷静に物事を判断出来るようになり、
ちょっとやそっとでは凹まなくなりました。
いや、凹んでもすぐに凸になって、□になる術を覚えた
というのでしょうか、とにかく冷静に物事を見れるので
時に冷たい人に思われてしまうこともありますが、
そんな評価も気にしないほど肝は座ってきていると思います。
その証拠に昔は、
鬱病だったことを他人に言う事もためらっていたのですが、
今では誰が読んでるか分からないブログで
カミングアウトするという
肝っ玉おっさんになりました(笑)
さらに言えば、あの時の苦しい経験をして本当に良かったとさえ
思っています。
苦しい時の神頼みではないですが、あの当時は毎日必死で神様に
助けて下さい!と祈り続けていました。
「鬱病を治すのに医者を頼らず、神様に頼った」
これが私のターニングポイントだったかもしれません。
あの時に医者に頼って薬を服用していたらと考えたら・・・
ぞっとします。
今では精神科医が如何に人をダメにしているかを説いている人は
多くいますが、昔はそんなことを言う人はいませんでしたから、
ホントに救われたと思っています。
そんな救われた人間の私が今回のブログでは
「気持ちの切り替え」について書いていこうと思います。
一度死を考えた人の話ですから聞いておくと
何かしらの役に立つかもしれませんので
最後まで読んで頂ければ幸いです。
日本人って・・・
人間は、感情表現が豊かに出来ます。
ちょっとしたことで喜び、怒ったり
些細な事で哀しみ、楽しんだり出来るのが人間で、
犬や猫には到底出来ません。
つまり、
人間にしかできない感情表現は素晴らしい能力です。
しかし、
日本人は欧米人にくらべ感情表現をしないことが
美徳とされがちです。
特に喜び楽しんだりしている姿を他人に見せたりすることを
好ましく思わない人もいます。
今でこそボールを追いかける甲子園球児が
決勝戦で笑顔を見せることがよしとされていますが
昔だったらあり得ないことです。
緊迫した状況を打開するべく少しだけ口元を緩めようと
白い歯が見えたら
監督や先輩からボコボコにされます。
信じられない話かもしれませんが、
そのような時代は過去に存在しました。
嬉しかったり楽しかったりしたら自然と笑顔が出てくるのが
人間なのに、それをしてはいけないという人がいる日本、
何とも不思議だと思うのは私だけでしょうか。
嬉しい時に素直に喜べない、
怒りを爆発させられず心の中に閉じ込める、
哀しい時に思いっきり涙を流せない、
楽しい時に人目をきにせず笑顔になれない、
このような経験を皆さんはしたことありませんか?
これは私だけかもしれませんが、
私は幼いながらどこか世間体を気にして生活していました。
悪ふざけをしていてもどこか遠くで誰かに観察されている気がして
なんか自由になれない。
人はそれをご先祖様が見ているからだよと言いますが、
悪い事をしているときは歯止めがかかりよいのですが、
楽しい時間を過ごすときくらいは
周りを気にせず大喜びしたりはしゃぎたいです。
しかし、
それさえもやってはいけないような気がして
とても窮屈な感じがしていました。
当時はその原因が、家族にあると思っていたので
私は中学生の頃から友達の家に泊まり歩く生活が続き
高校生の頃はほとんど家に帰らない生活をしていた経験もありました。
そして、高校を卒業し専門学校へ通う為に
地元山梨を離れ東京で一人暮らしをすることになりました。
地元を離れ一時は窮屈さから解放されて
ほっとした気持ちになりましたが、
根本的な解決にはなりませんでした。
これは全て心の問題であり環境を変えても心を変えなければ
全ては一時しのぎ、今の自分ではそのように考えられますが、
当時の自分ではそんな考え方はまったく出来ませんでした。
というのも
今では「心を整える」という本が一流サッカー選手が出すなど、
心の問題についてオープンに話せる雰囲気がありますが、
昔はそんな話をしたら精神異常者というレッテルを貼られて
精神病院へ行くことを勧められてしまいます。
もしかしたらそんなことはないのかもしれませんが、
少なくとも私はそのように考えていたので、
心の問題を誰かに話す事は出来ませんでした。
その為、当時の心の問題の原因が何なのか知る術もなく
日々悶々とした生活を送っていた記憶があります。
時に明るく、時に暗く、とにかく気分の浮き沈みが激しかったのが
私の悩みでした。
特にその症状が強く出るのが年末年始でした。
実家に帰省して、友人たちと過ごす時は気分がよいのですが
実家に帰ると一転し気分が暗くなります。
新年を迎えて気分が明るくなるのかというと
そんなことはなく、その状態は10日~14日間ほどは
続いていた気がします。
不思議なことに、その暗い気分を越えると
その後はめちゃくちゃやる気が出てきます。
ローテンションからハイテンションへ、
このようになると人間は凄いですね。
急に色々な事が思いつくようになり、
「今年1年は○○をする」という明確な目標が立てられ
その目標を達成する為の小さな目標も自然と立てられるようになり
あとはそれを達成する為にとにかく動き回ります(笑)
年末年始の「やる気なし人間」から
まさかの「超やる気マンマン人間」に生まれ変わります。
この状態になると仕事やプライベートなことが
サクサク出来るようになります。
いわば、ネット環境が最適なパソコン状態で
電波の感度が最強の為
サクサク調べ事が出来たり動画閲覧ができたりする状態です。
このような事が私の実生活で起こるので
やることなすこと上手くいきますし、
例え上手くいかなくても、
すぐに気持ちを切り替えられ良い方向に行動出来るようになります。
この状態が長く続けられれば何でも出来そうなのですが、
そんな生活も長くは続きません。
新年を迎えて5ヶ月ほど経つとゴールデンウィークという
大型連休が待ち受けています。
旅行へ行ったり、実家へ帰ったり、友達と遊んだり、
普段の生活では出来ないことする事でリフレッシュし、
英気を養い、連休明けも頑張るぞー!なんて
思っていたら一転、たちまちやる気なし人間に変わります。
なんでしょうか、この落差(笑)
しっかり休んだはずなのになんか疲れているという
「連休明け症候群」というのでしょうか、
そんな状態が連休が終わりしばらく経っても続きます。
このような経験は皆さんもしたことありませんか?
私の連休明けは常にそんな状態でした。
今でこそ休み方を変えたことで、
そのような状態にならなくなりましたが、
昔はなんでなるか不思議でした。
昔はそれこそやる気なし人間状態を打開するべく、
映画を見たり、音楽を聴いたり、本を読んだり、
お酒を飲んだり、タバコを吸ったり、温泉に行ったりなど、
ありとあらゆることを試しました。
どれもこれも一時は良くなり気分も明るくなるのですが、
しばらくするとまたやる気なし人間になっていきます。
何事も落差が大きいと被害が多くなりますが、
気分の落差ほどつらいものはありません。
そんな落差を最小限にしようと私も頑張りました。
そして、
私が今でも良いと思って続けていることがあります。
それが・・・
走る
私の場合は、これに尽きます。
一時は死ぬことまで考えたことのある私が
「気持ちの切り替え術」として現在も続けていることです。
もちろん、
走ること以外にもいくつか気持ちの切り替え術はありますが、
気軽にお金をかけずに出来るものとしては
「走る」が一番の切り替え術ではないでしょうか。
えー走るかー!
走るの苦手だからなーー!
もしかしたらこのように思われる方が大半かもしれません。
ただ、言い訳ばかりして失敗するのが人間です。
頭で先に考える前に、まずは体を動かしましょう。
子供や部下をもつ人なら口を酸っぱくして言いますよね。
「言われた事はすぐやりなさい!」
まさにその通りです。
フットワーク軽く動ける人ほど仕事が出来ますし、
人生を楽しんでいますよね。
ちなみに、私の妻は走る事が大嫌いでした。
しかし、一念発起して今は誰よりも走っています。
毎朝4時30分に起きて5時から走り、
6時から家事を始めるという生活を続けて1年経ちました。
するとどうでしょう。
年間を通して心を整えられているようで、
毎日楽しそうに生活しています。
子供を育てるというのは、母親にとってはかなりの心労があります。
子供のワガママに付き合い着るものを着せ、
食べさせるものを食べさせ、
お風呂へ入れ歯磨きをして寝かせる。
休みの日ともなれば外へ出かけ一緒に遊ばせたり、
習い事へ通わせたり、体調を崩したら病院へ通います。
これ以外にも洗濯や掃除、買い出しなど
旦那が気付かない些細なことも全部母親がやることが多いです。
これに加えて母親が仕事もしていれば、
家事ができる時間が限られ、日々時計とにらめっこです。
24時間という限られた時間の中で優先順位をつけて
あらゆることしなければいけないので
その心労は想像を絶します。
そんな母親でもある私の妻は
走る事で気持ちの切り替えが上手く出来ているようで、
悩みや心配がなくなってきたと言っています。
以前は些細な事でイライラしていた妻が今では、
皆無です。(笑)
一緒にいる旦那として、これほどうれしい事はありません。
三度の飯より飯が大好きな私ですが、
イライラしながら作った料理と
笑顔で鼻歌交じりで作った料理ほど味が違う物はありません。
前者の料理は食べても何か喜べない・・・
味もトゲトゲしていてなんか痛いんです。
私の味覚は敏感なので、その違いがすぐに分かります。
でもそんなことは言えませんので、黙って食べていました。(笑)
それが最近の料理はどうでしょう。
同じ人が作ったとは思えないほど美味しいのです。
食べた瞬間に気持ちがほっとしたり、安心したりします。
もちろん味も抜群に美味しく、食べた後もまったくもたれず、
すぐに動き出せるので、体にとっても優しい料理です。
こんなこと言うのもどうかと思いますが、
世界で一番美味しい料理だと私は思っています。
それだけ気持ちの切り替えがしっかり出来ている人の料理は
美味しく感じるものです。
それもそのはず、料理中は気持ちに余裕があるので、
食べてくれる人の事もしっかり考えて作ってくれるので
それが凄く伝わるのです。
その気持ちを感じたのか、5歳の娘の将来の夢はお料理屋さんに
なることだそうです。(笑)
母親の料理一つで娘に与える影響も大きく変わるのですね。
なんとも気持ちの切り替え術を心得ているかいないかで
子供の人生も変えてしまう訳です。
私が苦労して手に入れた切り替え術の一つである
「走る」が家族に良い影響を与えるものとなってくれ
本当に良かったと思っています。
このように1人の母親の人生が「走る」という
気持ち切り替え術で大きく好転していきました。
もちろんいきなり走れと言ってもなかなか難しいと思います。
というのもほとんどの方が「走る=キツイ」という固定観念を
もっているからです。
しかし、その固定観念を打ち壊す方法があるのです。
それが走り方を変えることです。
申し訳ないですが、
皆さんの走り方では、膝や足が痛くなってしまい
気持ちを切り替えるどころの話ではなく、
その走りで頑張って走り続けても
病院通いへまっしぐらです(笑)
それだけ皆さんの走りはヤバいです。
というか皆さんは走り方を習ったことがありますか?
たくさん走っても怪我をしない走り方を習ったことありますか?
たぶんないと思います。
ここは素直になって走り方を習いましょう。
ということで、からだ塾ではランニング教室を開催しています。
教える走り方は、気持ち切り替え術の一つの走り方です。
まったく走れなかった妻が毎日5㎞走っています。
これが出来るようになったのは
間違いなくからだ塾のお陰です。(笑)
詳細は以下をクリックしてご覧下さい。
さて、話を戻します。
母親の心が整うことで娘や旦那にまで良い影響を及ぼす。
気持ちの切り替え一つで、人生は本当に変わります。
では、なぜ気持ちの切り替え一つで人生が変わるのか?
このことについて書いていきたいと思います。
心は脳である
皆さんは、
「心」や「気持ち」が体のどこにあるか考えた事ありますか?
心苦しいと何となく胸辺りに手を置いてしまうことが多いです。
しかしながら、胸に気持ちや心はありません。
では、
なぜ心苦しくなると胸に手を置いてしまうのでしょう。
それは、心苦しくなったり息苦しいときには心拍数や呼吸が乱れて
心臓や肺の機能に異常がおきるからです。
ちょうどその異常を感じる場所がいわゆる胸のあたりなのでしょう。
だから皆さんは心と聞くと胸に手を置く方が多いのかもしれません。
では、心はどこにあるのか?
それは、もちろん脳にあります。
これは科学的にも証明されていて、
鬱病の人の脳の一部を特殊な機械で調べると
脳の一部に血流不全がおきる事が分かってきています。
このように数値上でもはっきりと
脳の異常が鬱病と関係があると証明されています。
つまり、鬱病は心の病気ではなく脳の病気ということですね。
ですので、私たちは心が脳であることを認識して
常に正常な脳にしておかなければいけません。
もちろん、
正常な脳と言ってもどのような状態か分かりにくいと思います。
例えば、パソコンにも人間と同じ脳があります。
それがCPUです。
このCPUの性能が高ければ、
パソコンで行う様々な処理を素早く行えます。
しかし、CPUの性能が低ければ、
パソコンで行う様々な処理がめちゃくちゃ遅くなります。
古いパソコンは凄い反応が遅いですよね。
あれは脳が古いからですね。
だからこそパソコンの買い替えが必要になってくるわけです。
では人間はどうでしょうか?
脳の買い替えは絶対に出来ませんね。
ではどうしたら脳を最新の状態に保つことが出来るのでしょう。
答えは簡単です。
常に「考える」癖をつけることです。
人間は考えられなくなったら終わりです。
いわゆる痴呆症はパソコンのCPUが壊れた状態のことを言います。
CPUが壊れるとパソコンは誤作動を起こします。
それは、人間も同じで脳が壊れ誤作動をおこすと
夜な夜な徘徊するようになったりします。
同じ事を何回も言うようになります。
さらには、
こんな状態になると人間は感情を失います。
笑わない、怒らない、喜ばない、哀しまない・・・
何をしても無表情になります。
痴呆症や鬱病が酷くなったりすると無表情になります。
私も一時はそんな状態が続きました。
そして、私はそれを打開するべくとにかく考える努力をしました。
するとどうでしょう。
頭が冴えて何事にも意欲的なやる気満々人間に生まれ変わりました。
つまり、
「心を整える」ということは「考えを整える」ということであり、
「気持ちの切り替え」は「考えの切り替え」ということです。
言ってしまえば、
考え方次第で人生良くも悪くもなるということです。
パソコンもCPUの性能が高ければ出来る事が増えるように、
人間も脳の性能が高ければ人生が好転していくということです。
とてもシンプルなことなのですが、これが出来ないのが人間です。
というのも、
人間は考えを変えることが一番難しいからです。
良いということに対して言い訳してやらなかったり、
ダメというものについつい手を出してしまう。
仕事が終わって早く家に帰ればいいのに、
お酒を飲みに行ってしまう旦那、
旦那に感謝の気持ちを伝えればいいのに、
子育てや家事の愚痴をこぼす妻、
そんな二人を見て育つ子供の考え方は
どのようなものになるのでしょう。
いつもいがみ合う両親の表情を一番見ているのは
子供です。
目は口程に物を言うではありませんが、
脳への刺激が一番強いのが視覚です。
目を通して手に入れた情報で脳は良くも悪くもなります。
視覚の次に聴覚も脳への刺激が強いものです。
両親が楽しそうに会話する声をたくさん聴いていれば
子供の脳も正常になるでしょう。
しかし、両親の会話が聞こえてこないで
テレビの音しか聞こえない環境で育った子供の脳は
正常になるでしょうか。
ある調査によると、
1日で夫婦が話す会話の時間は15分だそうです。
冷めきってますね。
そんなことでは、子供の会話力も低下していくのは当然ですし、
脳の性能も低くなり良い考え方が出来なくなります。
ちなみに、
我が家のテレビはオブジェ状態で、まったくテレビがついていません。
そうです。
我が家は、テレビをまったく見ないのです。
では何をしているのか?
お絵かき、折り紙、字の読み書き、読書や図鑑研究、
ままごと遊び、トランプ遊び、工作、料理作り、
楽器遊び、相撲や風船バレーなど
妻と娘は常に会話しながら遊んでいます。
娘もテレビを見るよりも楽しいようで、
テレビを見ようともしません。
普通では考えられないですよね(笑)
私が外出先でよく見かけるのが食事中も携帯で動画を見せながら
子供へご飯を食べさせている母親の姿です。
そのような状態で食事の味や楽しみが分かるのでしょうか?
そんな状態で脳が正常に機能するのでしょうか?
もはや会話をしながら食事を楽しむ習慣が崩壊しています。
家族とは何か?
ただ単に一つ屋根の下で寝食を共にするだけの関係でしょうか?
私は違うと思います。
私は父親になったことで独身のとき以上に考えるようになりました。
仕事、お金、住まい、食事、教育、社会環境、政治、宗教、
健康、家族など人生の全てを考えるなりました。
1つのパソコンで複数の仕事を同時にこなせる物が
高性能なパソコンといえるように、
1つの脳で複数の事を考え行動できる者が
高性能な人間です。
そのような人間が世の中にたくさんいたら
どんな世界になるのでしょう。
私は、そんな夢みたいなことを現実にできたらと考えています。
一時は死のうと思った私の人生、
こんなことを考えられるようになったのも
全ては気持ちの切り替えがうまく出来ているからでしょうか。
今後も脳の使い方を間違えずに扱い続ければ
もっと成長できそうです。
このように、私たち家族は日々様々なことをして
自分自身の脳を最新の状態に保つ努力をして
楽しい人生を歩んでいます。
しかしながら、
何が良い人生で何が悪い人生かなんて分かりません。
その人が良い人生を歩んでいると思っていればそれはそれで
良い人生なんでしょう。
では、どんな考え方が人生を良くして、
どんな考え方が人生を悪くするのでしょう。
考え方一つで人生も変わりますから、
考え方について書いていきます。
考えてる?
よく言われるのが、
ポジティブな考えは人生を良くして
ネガティブな考えは人生を悪くするです。
もちろん、
常に前向きな考えでいられれればそれにこしたことはないですが、
それが出来ないのが人間です。
むしろ、
ネガティブに考える人の方が多いのではないでしょうか。
事実、私はネガティブに考える人です。
私は常に自分はバカだと思っていますし、
子供が頑張っている姿を見ると自分が情けなく思えます。
今の私は、世の中が少しでも良くなればという思いで
日々活動しているのですが、そんな思いとは裏腹に
何も出来ない自分がいて、毎日のように
何やってんだと責めています。
もっと人の役に立つにはどうしたら良いのか考えたり、
自分の走る能力を高める練習をしたり、
もっと選手の為のトレーニングを考えたり、
もっと子供たちの個性と才能を伸ばす環境整備をしたり、
もっと親御さんが伸び伸びと生活できるきっかけ作りをしたり、
もっと出来ることがあるのにそれが出来ない。
それが悔しくて仕方ない毎日を送っています。
このように書くと悪い人生を歩んでいるように
思えるかもしれませんが、実際はその反対です。
毎日が楽しくて仕方ないです。(笑)
仕事も楽しいし、家に帰っても楽しいし、毎朝走っているのも楽しい。
上手くいかないけど、それでももがき続けると
思ってもみなかった良いことがおきます。
そんな大変だけど楽しい人生を私は送る事ができているのですが、
私の周りにいる人も楽しそうです。
特に一番近くにいる妻や娘はかなり楽しそうです。
娘や妻はいつも「幸せ―!」と笑顔で言っています。
もちろん、こんな人生を歩めるようになったのも
ただ普通に生きていけばこのようになるかというと
そうではないです。
ただヘラヘラ笑いながら生きているかのように
思われるかもしれませんが、想像以上に大変な思いもしています。
なんてたって一時は死を考えた人ですからね。
そんな大変な中でも気持ちの切り替え術である「走る」など
して心を整えたり、様々な事を考えて脳の性能を
高める努力をしてきました。
皆さんはいかがですか?
私と同じように大変な思いをしているでしょう。
そんな時に心を整える努力や考えることをしてきましたか?
私からしたら世の中の人は
心を整えることはもとより、
体を整えることさえもしていないように思えてなりません。
体に痛みが出たら痛み止めの薬を飲んだり、
マッサージや鍼などを頼って根本から改善しようとしない。
運動しなきゃいけないと自分自身でも分かっているのに
何かにつけ言い訳して、やらない・・・。
そのくせ文句は言う。
旦那や嫁が悪い、子供が悪い、学校が悪い、会社が悪い、
政治が悪い・・・人のせいにばかりする。
ホントに悪いのはあなたのその考え方ではないですか?
おっと脱線してしまいました(笑)
ついつい気持ちが高ぶって心の声が出てしまいました。
これも世の中の為に何とか役に立ちたいという気持ちの
表れとして捉えて頂ければ幸いです。
というのも、
私が世の中の為に役に立ちたいという気持ちが強くても
周りの人の気持ちがなければ私の思いも無駄に終わります。
どうかこの腐った世の中を一緒に変えていきましょう。
偉そうな顔をして責任のなすり合いをする大人は
いつかは痛い目にあいます。
賢い人は既に実践しています。
何が正しくて、何が間違いか頭を使ってしっかり判断しましょう。
自分の考えの中に間違いはないか調べましょう。
良いと思っていた事が悪い事だった、
悪いと思っていた事が良い事だったなんてことは世の中に
たくさん存在しています。
捨てるべき考えは捨てましょう。
部屋の掃除をする時に捨てべきものが何か悩みますが、
捨ててみたら意外とスッキリします。
私は、そのようにして今の楽しい人生を手に入れました。
全てを捨ててみたら必要なものだけが残ります。
その最低限必要なものだけを使って
自分自身の持つ最大限の能力を発揮してみてください。
そうすれば、凄くシンプルな生活が出来ます。
シンプルだけど、凝っている生活が送れます。
このブログを読んだことがきっかけになって
誰かの考えが変わりまたその周りの人に良い影響が
出たりしたら私自身も救われます。
話にまとまりがなくなってしまいましたが、
どんな考え方が人生を良くして、
どんな考え方が人生を悪くするのかは
人間の私には分かりません。
おそらく知っているのは
私が一時死にたいと考えた時に必死で縋った神様くらいでしょうか。
それこそ毎日神様に縋って教えてもらえるように
祈っていたら何かの答えをくれるかもしれませんね。
そのくらい良い人生を歩むのは難しいということでしょうか。
正直、今の自分が良い人生を歩めているのかも分かりません。
ただ一つ言えるとしたら、
あの時死ななくて本当に良かったということでしょうか。
あの時に死んでいたら、
こんな素晴らしい日々を過ごせなかったですから・・・
あの苦しい時に、医者ではなく、神様を頼って本当に良かったです。
一度は捨てかけた私の人生、
救ってくれた神様へ感謝の気持ちを表すために、
死ぬ気で歩んで行きます。
皆さんも心の切り替え術を心得て
素晴らしい人生を歩んでいってくださいね。