毎年恒例イベントであるTeamからだ塾マラソン大会が
1月4日に開催されました。
大会前日は、
東北地方に寒波が到来して関東地方も強風だったのですが、
当日は風も止み澄み渡る青い空の元で開催することが出来ました。
ちなみに昨年のマラソン大会は強風の中で開催されたので
参加者も大変だったでしょうが、今年参加された方々は
天候に恵まれ気持ち良く走る事が出来たと思います。
大会では、大洲防災公園内の周回コースを走ったのですが、
平坦な道ではなく少しアップダウンがあり、
初めて走る人にとっては少し難しいコースだったかもしれません。
ただそんな中でも1周700mを6周、およそ4.2㎞を全員が完走しました。
今回のマラソンも大変嬉しい事に、子供だけが走るのではなく
中には下駄箱にしまってあったランニングシューズを
7年ぶりに引っ張り出して走るお母さんや
走るのは学生以来だと言って走るお父さんも一緒に
走ってくれました。
何とも素晴らしい親御さんたちです。
今年もこのような親御さん方に囲まれて活動できるのだと思うと
私も心から嬉しくなります。
そんな私も皆さんに負けまいと5歳の娘と一緒に走りました。
「年中だし、最初は3周でいいから走ってみな」と言って
始まったマラソン大会でしたが、3周走り切った時に
「まだ走る」と言って
4周・・・
5周・・・と走り続けて、
なんだかんだ最後まで走り切ってしまいました。
さすがに私も驚きましたが、
さらに驚くのが一度も歩いていないということです。
また、私は特に強制して走らせたわけではなく、
娘から自主的に「走る」と言って走ってくれたのは
とても頼もしく感じました。
こんなことが出来たのも、
Teamからだ塾で一生懸命に練習を頑張っている
お兄ちゃんお姉ちゃんたちを近くで見てきたからだと思いますし、
いつも一緒にいる妻が厳しくも愛のある教育をしてくれたからだと
思っています。
「人は、1日の時間の中で1番長く一緒にいる人の影響を受ける」
これは大人も子供も一緒ですが、
娘は妻と一緒にいる時間が一番長いです。
その為、妻の影響が娘に確実に表れます。
そんな私の妻は、普段から娘に
「あれをやりなさい」「これをやりなさい」と口うるさく
何回も言いません。
だからといって何でもかんでも妻が娘の為にやってあげているかと
いうとそんなことはありません。
むしろ、何でもかんでも娘にやらせていて
普通の家庭であれば、それはやらせないだろうということまで
全てやらせています。
そんな中で娘に「成功」と「失敗」を経験させてあげて、
成功したときには誉めて、失敗した時にはなぜ失敗したのかを
しっかり考えさせる教育をしてきました。
その甲斐あって、今では親が何も言わなくても自分の事は自分でする
ようになり、私たちを様々な面で助けてくれるような存在にまで
成長してくれました。
「何でもかんでもやらせてあげる」教育といっても
簡単そうに見えて相当難しいです。
というのも「子供の好き勝手にやらせる」とは
まったく違うからです。
そんなことをしたらワガママな子供に育つに決まっています。
世の中を見渡すとそんな子供が多く
親より自分の方が偉いと勘違いした子供がいて凄く悲しい気持ちに
なります。
悪いのは子供か?それとも親か?
その答えを出すのは本人ですから、これ以上は言いませんが、
子供が生まれ持った個性や才能を最大限に発揮できるような
教育が日本中に広まることを願うばかりです。
ちなみに、うちの妻は朝4時40分に起きて
5時から走って6時から家事を始めます。
まだ夜が明けない暗い時間に一人で土手を走っています。
しかも驚くことに、
ウォーキングをしている人たちと笑顔で挨拶をかわし、
多い時には20人のおじさんやおばさんたちと
ハイタッチを交わしながら走って帰ってきます(笑)
早朝ランニングから帰ってきた妻の顔をみると、
「半端ない笑顔」です。
朝6時からその笑顔を見ていたらこちらも元気になります。
ちなみに妻の今年の目標は、
「365日中、300日走り、本気で仕事をする!」
だそうです。
娘が5歳で4.2㎞走れたのは、妻の毎日の努力があったからこそであり、
子供以上に親である自分自身を成長させようとした行いが
あったからだと思います。
「口だけでなく行動で示す」大人が
作り出した世界で子供たちが育って行ったら、
子供たちの個性と才能はどれだけ成長して行くのでしょうか。
そんな世界が訪れることを心より願っています。
走り切った後には、
おしること豚汁がふるまわれました。
豚汁の具材は各家庭で3種類切って持ってきてもらい
各家庭の思いがつまった豚汁をみんなで楽しみました。
マラソン大会では、子供の部で1位、大人の部で1位を獲得した親子。
親子で走って、一緒に豚汁を食べる姿は
新年から感動と元気をもらいました。
そんな中二人の姿を見て弟が覚醒しました。
1年生ながら上位進出、
今年の彼は、何かをやってくれそうな気がします。
一家での活躍を期待しています。
5歳でも4.2㎞を走った姿に
周囲の子供たちや大人も驚き焦ったはず、
君の頑張りは周囲の人たちの心に熱い火をともしたぞ。
これからも共に頑張ろう!
大人対子供
食事後に、大人も楽しめるボール鬼ごっこをしました。
この遊びは、その時に私がぱっと閃いてやったのですが
結構楽しめました。
ひらめきって大事ですね(笑)
お母さん達も砂まみれになりながら
童心に返って子供たちと本気で対決です。
ボール鬼ごっこは、サッカーや野球と違い
道具を多く使わずに出来るので、普段は運動しない人でも
気軽に楽しめます。
見て下さい、この父親たちの表情(笑)
不敵な笑みを浮かべながら、子供たちと戦っています。
もはや小学7年生ですね。
「親子で一緒に本気で何かをする」って
子供が小学生の時にしかできない事ですよね。
この経験は、
子供が大人になった時にも必ず役に立つと思っていますし、
親も自分自身の体をもう一度見つめ直す機会になり
20年後30年後の体を良い状態にするチャンスでもあります。
私は、親子のそんなきっかけを増やしていく作業を
今年もやっていくつもりですが、
今年は凄く楽しい1年を過ごせそうな気がしています。
私の妻も娘もかなりやる気が出てきていますし
からだ塾に集まる人たちもかなりやる気に満ち溢れている人が
集まってきています。
これだけやる気のある人があつまる集団で仕事が出来るのは
人生で初めてかもしれません。
あとは、
この恵まれた環境で私がどれだけ本気で物事に取り組めるかですね。
よーーし!
やってやるぞー!!
皆さん、今後のからだ塾がどのようになるかどうぞお楽しみに。