日差しが強くも秋の少し冷たい風を感じられる今日この頃ですが、
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私の近所では運動会が行われる学校や幼稚園(保育園)などが
多くありますが、今週末は天気があまりよくありませんね。
また天候不良は今週末だけでなく来週1週間も続き、
運動会の延期の日にちさえも天気が悪いなんてことがあります。
運動会に参加する子供たちや親御さん、また主催する方々は不安な日々を
過ごされていることと思います。
何とか天気が持ってくれることを願うばかりですね。
とはいえ、こればかりはどうしようもないので、
気持ちを切り替えて
チーターの走りを分析した動画でも見ますかー!?(笑)
なんてノリで見る方はいらっしゃらないと思いますが、
冗談抜きで上記の動画はなかなか見物ですよ。
なんてたって、
世界最速の動物チーターの走りを分析した動画なのですから!!
これだけ、チーターの走りをじっくり観察できる動画は
この世にはないかもしれませんよ。
しかも、
チーターの走りを分かりやすく音声で解説してくれてもいます。
これは、見ないと絶対‼損ですよ‼
携帯でゲームをしている暇があったら、今までにない視点から
チーターの走りを分析された動画を見て下さい!
チーターの走りに興味がないなんて方も
いらっしゃるかもしれませんが、5分程度の動画ですから
是非ご覧下さい。
普段は私の作った動画に興味を示さないうちの5歳の娘も
「もう一回見せて!」と言うくらいの食いつきようでしたから
子供たちにも見せて下さい。
将来、絶対に役に立ちますよ!
なんて、かなり動画を見る事をお勧めしていますが、
今回のブログでは上記の動画の補足をさせて頂ければと思っています。
ですので、これから先の内容は動画をご覧頂いてから読まれた方が
理解しやすいと思いますので、
今一度チーターの走りを分析した動画をご覧下さい。
走るとは・・・
動画ではチーターの走りを分析しましたが、
ただ分析しただけでは意味がありません。
子供たちやスポーツ選手へ運動指導をしている私は、
この分析をもとに人間がチーターのような走りが出来るような
指導をしていく必要があります。
そこで、ここからは動画では詳しくお伝えできなかった事を
少し掘り下げて伝えていければと思いますので興味のある方は
読み進めていただければと思います。
さて動画でお伝えした通り、チーターは前足と後ろ足では
後ろ足を使って地面を蹴った時の方が前へ進んでいる事が
分かりました。
そして、チーターは走る時に足ではなく腰と背中を使って
走っていたことをご理解頂けたことと思います。
つまり、チーターの驚異的なスピードの動力源は腰と背中にあった
ということです。
であれば、人間も同様に腰と背中を動力源として運動出来れば
チーターのように機敏で軽くしなやかな動きができるのですが、
なかなかそれが出来ません。
むしろ、体を動かそうとすると
「腰が痛い」「肩が痛い」「筋肉痛でつらい」など
体の痛みを口癖のように言う人がおおいこと、おおいこと・・・
特に年齢を重ねればその傾向が色濃くなります。
そんな方々は、椅子から立ち上がるのも一苦労です。
ただ椅子から立ち上がるのに
「よっこいっしょ」「どっこいしょ」と掛け声をしてから立ち上がったり
ひどい時には「イタタタっ」と言いながら膝や腰をおさえながら
立ち上がったりする始末です。
そんなことをアフリカ大陸やイランの草原でしてたら
間違いなくチーターに食われてますからね!(笑)
なんて、
皆さんがアフリカ大陸やイランの草原に行くことは
ないでしょうから起こり得ないかもしれませんが、
普段から運動する習慣の少ないご年配の方々は寝たきりになって、
介護を必要とする方が驚くほど多くなっていますので、
皆さんは数十年後に自分の人生について後悔しない為にも
しっかりと自分自身の体と向き合っておいたほうがいいですよ。
さて、話を走りについて戻しますが、
そもそも皆さんは走る時に足を使わず走ることが出来ますか?
なんて質問をしても多くの方はこのように思うでしょう。
「はっ?何言ってるの?」
「足を使わないでどうやって走るの?」
「訳わからないし・・・」
このように思われるのも無理ないでしょう。
それもそのはず、人間は手足を器用に扱える唯一の動物なので
私たちは器用に扱える手足を使って生活しています。
しかし、器用に扱える手足に頼り過ぎた為に
腰と背中を主体として使う事が出来なくなってしまいました。
つまり、手足に頼らずして日常生活を過ごす事が出来ないので
料理や家事、育児に掃除、歩いたり座ったり、字や絵を書いたり
パソコンや携帯電話を操作したり、
木材や機材を使って細かな作業など何気ない日常生活の動作を
全て手足を主体として動かして生活しています。
これは走る動作でも同じで、皆さんは走る時に足の筋肉に頼り過ぎて
走っているので、足の筋肉が無ければ長い距離を走ったり
速く走れないと思っています。
そして、長い距離や速く走りたいと思った人は
足の筋肉をつけるトレーニングを一生懸命します。
しかし、チーターの足を見ても分かる通り足は細いです。
これはチーターだけでなく
インパラやガゼルなどチーターから逃げる動物たちも同様に
前足と後ろ足は非常に細いです。
それでいて、めちゃくちゃ機敏に動きまわります。
しかし人間は何を間違えたのか、足の筋肉をつけて太くしようとします。
何度も言いますが、手足を主体として体を動かすと、
腰と背中の筋力を動力源として使えません。
つまり、
皆さんが一生懸命に行っているスポーツジムでのトレーニングは
腰と背中を動力源として体を動かせない原因に
なっているかもしれないのです。
何とも悲しい話ですが、それが現実です。
Youtube動画などで体の鍛え方や正しい走り方を紹介するものが
たくさんありますが、どれもこれも手足の動かし方ばかりを
教えるものばかりで、手足の筋力を頼らず腰と背中を鍛えて
腰と背中を動力源として体を操作する方法を
教えてくれるものはありません。
とにかくこのブログを読まれている賢い皆さんには、
腰と背中を動力源にするにはどうしたらよいのか考えて欲しいです。
ここからは、今一度チータの走り方を写真を交えて分析していきながら
私たちが鍛えるべき筋肉が何なのかを紹介していきます。
チーターは、後ろ足を地面に着地した後に腰と背中の筋肉を使って
驚異的な推進力を作り出しています。
チーターの走りを見て腰と背中が重要なのは分かりましたが、
その時に腹筋はどのような状態になっているでしょうか?
上記の写真をご覧下さい。
腹筋は伸びているのがお分かり頂けますでしょうか?
つまりチーターが驚異的のスピードを出す瞬間は
腹筋が伸びているということになります。
また、他の筋肉はどうでしょうか?
ウサイン・ボルトの驚異的なスピードを生み出しているのは
この大腰筋が他の人よりも太くて大きいからだという専門家の声を合図に
世の中は一時「大腰筋を鍛えようブーム」が巻き起こりました。
そして、多くのトレーニングコーチが大腰筋を鍛えるメニューを
選手にやらせました。
しかし、それが原因で腰痛になる選手が続出しました。
この結果をみて、日本人は大腰筋が弱いから腰痛になるのだということで
更に大腰筋を鍛えるトレーニングを強化していきました。
大腰筋トレーニングを行って選手が故障しているのに、
その原因を選手の大腰筋の弱さにするというありえない愚行を
現代のトレーニングコーチはしています。
そんな方々へ、上記の写真をご覧下さい。
チーターが驚異的なスピード出す瞬間に大腰筋は縮んでいますか?
私には、大腰筋は伸びているようにしか見えません。
それなのに、選手たちへ大腰筋を縮めるトレーニングを課しています。
そんなことをしたら、人間が驚異的なスピードを出す瞬間に
伸ばすべき所である大腰筋を縮めることになります。
それはそうでしょう、普段から眉間にしわを寄せるくらい真剣に練習を
重ねていた選手が、試合で嬉しい表情をしながら笑顔で
試合に出られる訳がないですから・・・
これは、他のトレーニングにも同じことが言えます。
例えば、腹筋運動です。
チーターが驚異的なスピードを出す瞬間に腹筋は伸びているのに、
なぜ腹筋を縮める運動をたくさんやる必要があるのでしょうか。
チーターのお腹がタプタプに緩んでいるのは
驚異的なスピードを出す瞬間に腹筋が伸びるからだと思うのですが、
人間は何を間違えたのか6つに割れた腹筋を見せて喜んでおります。
そして、そのような人に限ってよく腰痛になります。(笑)
それはそうでしょう。
腰と背中を使って強い力を発揮する時には、お腹が伸びるはずなのに、
腹筋を縮めたら腰が痛くなりますよね。
こんな単純なことも分からずにトレーニングコーチは選手たちへ
腹筋運動をさせています。
そして、選手が苦しい顔をしているのを見て喜んでおります。
まさに悪魔ですね(笑)
このような悪魔コーチが早くいなくなって、子供たちが本当に楽しく
運動が出来る世界になって欲しいと強く願うばかりです。
とはいえ、そんな悪魔コーチだけが世の中にいる訳ではなく
ここまで説明してきた内容を理解出来る素晴らしいトレーニングコーチも
いらっしゃると思います。
そのような方々は、子供たちへ腹筋や大腰筋を縮めるトレーニングは
絶対にさせないようにしましょう。
また、今まで当たり前に行っていた手足を鍛えるトレーニングも
子供たちへやらせないようにしましょう。
とはいえ、能力を伸ばしたい選手は何をしたらよいのか?
そんな疑問が湧いてくると思います。
最後に、鍛えるべき筋肉をご紹介します。
見えにくい場所
スポーツ選手で現状のプレーに満足いっていない方々や、
もっとしなやかに軽く体を動かせるようになりたい方々は
今までのトレーニングの常識を全て捨てて、
とにかく腰と背中を鍛えることだけに力を注ぐようにして下さい。
鏡をみれば自分の体の前側しか見えないので、
腰と背中は非常に見えにくいので非常に意識しづらいところでは
ありますが、その見えにくい場所こそ本当に鍛えるべきところです。
「よっしゃ!分かった!」
このように思われてスポーツジムへ行ってマシーントレーニングを
しようと思われた方、ちょっと待って下さい。
そもそも
チーターがマシーントレーニングしてますか?
ゴリラがウェイトトレーニングをしていますか?
サルがヨガやピラティスをしていますか?
やっていませんね(笑)
ですので、皆さんもそのようなトレーニングをせずとも
広背筋を鍛える事が出来るのです。
そんな誰でも時間さえあれば広背筋を鍛えることが出来る方法とは、
走る事です。
「えっ?走りで広背筋を鍛えられる?」
おそらくトレーニングをした事がある方は
このように思われるかもしれませんが、
懸垂などのトレーニングではなく走ることで広背筋を鍛えられます。
もちろん、鍛えるにはちょっとしたコツがいります。
ただ、このコツさえ掴んでしまえば
わざわざスポーツジムにお金をかけずに済むので
浮いたお金で美味しい物が食べられますよ(笑)
そして、
広背筋を鍛えると驚くくらい生活は楽になりますし、
運動する事に喜びを感じられるようになり人生が楽しくなります。
そして、間違いなく健康にもなれるし体重が落ちます。
こんな美味しい話ってないですよね?
皆さんいかがですか?
走る事に少し魅力を感じてきませんか?
「よしっ!走ってみよう」と思った方、
からだ塾では広背筋を鍛える走り方を教えています。
ただ闇雲にに走るより、よっぽど効果がありますから是非ご一報下さい。
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