100人100通りの
考え方があるように
それぞれまったく違う
個性や才能を持っているのが
人間です。
しかし、
それぞれ考え方、個性や才能が違うのに
まったく同じ教育を受けて育つのが
私たち日本人です。
そうです。
義務教育という名のもと
私たちは、小学校~中学校まで
少なくとも9年間は同じ教育を
受けて育ちます。
もちろん、
公立や私立、地域などによって
多少の違いは出て来ると思いますが
ほぼ同じような教育を受けています。
これも良い面では、
みんな一律に同じ教育を受けられるので
非常に良いと思いますが
悪い面では、
国のさじ加減で如何様にも出来ます。
これも真実は分かりませんが、
日本の教育は、アメリカに戦争で負けてから
日本人が弱体化するように
学校教育を改革されたそうです。
いわば「愚民化政策」です。
えっ?
そんなの嘘だろ!?と
疑ってしまいますが
現在の日本人のモラルの低さを
見れば何となく分かる気もします。
例えば、
電車内で
杖をついた高齢者を無視して
携帯を扱う50代男性。
小学校で
騒いだ生徒を叱れずに
生徒から暴言を吐かれる教師。
家庭内で
良いこと悪いことの分別をさせず
何でも好き勝手に子供にさせ続けて
子供から暴言を吐かれる親。
これは、
私が実際に見聞きした話です。
こんなこと言いたくないですが
戦後71年で見事に
愚民化政策が進み
日本人の弱体化に成功しているようです。
そんな時代に
子供を産んだ親御さん方は
この先が本当に心配だと思います。
子供の事を真剣に考えている親御さんなら
大切な我が子に
希望ある世界で生きていって
欲しいと思うのは当然です。
そんな方々へ、朗報です。
今回のブログでは
子供たちの個性と才能を伸ばす方法を
ご紹介致します。
混沌とした世界を嘆いてばかりいては
子供の為にはなりません。
こんな時代だからこそ
知恵をもって
力強く歩んでいきましょう。
ちなみに
紹介する方法は
私の経験にもとずくものですので
正しいものではないかもしれません。
ただ、
やらないで後悔するより
やって後悔した方が得る物はあるはずです。
それでは、紹介していきます。
意味を考える
幼稚園や保育園で、
周囲の子供が習い事を始めると
我が子にも何かさせた方が
いいのかと考え出す
親御さんが多いと思います。
集団生活を過ごす上で
周囲との差が気になる幼少期でもあるので
気持ちはすごく分かります。
しかし
そのような親御さんが陥りやすい
やってはいけない事があります。
それは、
「みんなやっているから習わせる」
です。
これは大人も同じですが
周囲の意見に流されて何かを始めると
長続きしません。
大切なことは、
「なぜそれをやるのか?」
「それをやると何が良いのか?」
「それをやると将来どのように良いのか?」
といったように習い事をやる意味を
深く考えて欲しいです。
そして、
その習い事が本当に我が子にとって
必要なのかも考えて欲しいです。
必要性を考えてみると
意外と不要な習い事も多いと思いますし
自宅で出来るような物もあるかもしれません。
くれぐれも
親が「ラクをしたい」「やらせたい」から
やらせる習い事は
子供の為にもなりませんので
ご注意下さい。
責任を持つ
幼少期に行う習い事は
子供がやりたい物ではなく
親がやらせたい物が
大半ではないでしょうか。
これは、
親が子供に着せたい
可愛らしくおしゃれな服装を
選ぶ事と同じです。
動き回る事が仕事の子供たちにとって
機能性に乏しい服装を着させられる事ほど
苦しい物はありません。
習い事も同じように
本当に子供がその習い事をやりたいと
言っているのか、
しっかり考えなければいけません。
親が何かさせたい気持ちは
十分分かりますが、
この選択肢を間違えると
子供の個性と才能を潰すことに
なるかもしれませんので注意して下さい。
もし、
子供が習い事をやりたいと言った際は
しっかり責任を持たせる為にも
約束をして下さい。
どのような約束かというと
「最後までやり切る」
「休まない」
「遅刻しない」
「話をしっかり聞く」
です。
一見厳しいことのように思えますが
子供が本当にやりたい事なら
簡単に守れるものです。
むしろ守れない時は、
全て親御さんの都合です。
親御さんは、
子供が真剣にやりたいと言ったら
何が何でも連れていく覚悟が必要です。
言い訳は通用しません。
個性と才能を伸ばしている子供は
責任感が強いですし、休みません。
それを可能にするには、
親御さんの自己犠牲や覚悟が
必須になってきます。
親御さんの怠慢や妥協が
子供の可能性を潰すことになりますので
どうぞご注意下さい。
何でもやらせる
「やりたい時が伸びる時」
という言葉があるように
子供が何か「やりたい」と言ったら
親御さんは迷わずやらせてあげて下さい。
子供のやりたい時は、
日常生活の何気ない瞬間で出てきます。
例えば、
片付けをしたい
食器を洗いたい
カギを閉めたい
一人でお風呂に入りたい
料理をしたい
写真やビデオをとりたい…など
例をあげればきりがありませんが
例え、
それをさせたことで
失敗しても叱らずに
「やりたい」という気持ちが
現れた事を誉めてあげてください。
そうすれば、
失敗を恐れずに何でも挑戦するような
子供になります。
もちろん、失敗ばかりをしていては
子供もやる気がなくなるので
失敗しない方法を一緒に考えて
実際に成功出来るようにさせてあげてください。
これをするかしないかで
子供の個性と才能の伸び方が変わります。
失敗したまま終わるのではなく、
失敗しても成功して終わるように
親子で一緒に頑張りましょう。
ちなみに、
今回のブログ内の写真は全て4歳の娘が
撮影しました(笑)
冒頭の写真から最後まで続く写真は、
全て4歳児が撮影しました。
のちほど
じっくり見てやってください。
「カメラを壊されてもいいから
やらせてみる。」
そのくらいの覚悟でやらせると
子供の凄い力を実感できます。
娘が写真を撮りたいと言った時に
許可をした妻に感謝です。
私が現場にいたらカメラを気にして
許可しなかったかもしれません。
子供の可能性を潰す最低な父親ですね(笑)
今回の件をきっかけに
悪い癖を改善していきたいと思いました。
4歳の娘が撮影した風景写真。
子供目線で撮影された写真は、
何か感じさせてくれます。
4歳の娘が母親を映した写真です。
いやはや、
何気に良い写真だと思うのは
私だけでしょうか・・・
どうも私は
ただのバカだけでなく
親バカでもあるようです。(笑)
あっ!
思わず、脱線してしまいました。
話を戻して
最後に一番重要な
子供たちの個性と才能を伸ばす方法を
紹介致します。
教えすぎない
これが一番重要です。
現代は、情報が膨大にある為
大人は子供に何でも教える事が
出来ます。
しかし、
何でも教えすぎると
人間は考えなくなります。
しかも、
それは考える事で成長して行く
子供であれば致命的です。
例えば、
クイズをしていたとします。
クイズの問題を解くのに
人から答えを教えてもらって正解するのと
自分であれこれ考えて出した答えで
正解するのだと
どちらが一番楽しいでしょうか?
私は、後者ですが皆さんはいかがでしょうか。
これは、クイズ以外でも同じことが言えます。
子供が何か問題を抱えたとします。
その問題を解決する為に
何をすればよいのか
子供は分かりません。
しかし、
大人はすぐに答えられます。
だからといって
すぐに答えを教えて良いでしょうか?
このような時に
簡単に大人が答えを教えるのと
ヒントを出しながら
子供自身で答えられるように
大人が導き出してあげるのと
どちらが子供の為になるでしょう。
もちろん、後者だと思います。
このような単純なことなら
皆さんもお分かり頂けると思いますが、
実際に日常生活で出来ていますでしょうか?
子供たちに教えすぎていないですか?
些細な事で手伝い過ぎていないですか?
何でもかんでも親御さんがやり過ぎると
子供は考えなくなりますので
ご注意下さい。
発言させる
現代の中高生は、
ほぼ自分の考えを言えません。
これは、その両親も同様です。
また、
便利な物に囲まれて育った世代の人たちは
ほぼ考えて発言する力を失っています。
このような事を言っても
納得できない人は、
まさに考える力を失っている人です。
そのような方々は今一度、
私の言っている事を考えてみてください。
私はそのような子供をこれ以上増やしては
いけないという思いがあります。
その為にも私は、
どの年齢の子供に対しても
必ず考えて発言させるように
工夫しています。
例えば
走る練習をした後に、
「どう感じた?」
「何か気付いたことある?」
ジャンプの練習をした後に、
「どうすれば楽にジャンプ出来る?」
「体のどこを使えば良い?」
といった具合に質問責めをします。
すると子供たちは、
それぞれ思った事を口にします。
もちろん、答えられない子供もいます。
そのような子供には
「何でもいいから思った事を言ってみな
君が思った事に間違いはないよ。」と言うと
無口な子供も
しっかり発言するようになります。
このように私は、
子供たちに自由に
発言させる時間を大切にしていますし
その発言から私が学ぶつもりで聞いています。
子供たちが感じた事や思った事に
正解や不正解はない。
その感覚を大切に育ててあげることが
個性と才能を伸ばす方法だと思っています。
親御さんは、
子供たちに発言させていますか?
その発言から何か学ぼうとしていますか?
何でも大人が正しいと思っていませんか?
上から押さえつけるような
言動をしていませんか?
そのような事をしていると
子供は言う事を聞きませんし、
将来の可能性を潰すことになりますので
どうぞご注意下さい。
常識を疑う
ここまで、
長々と書き綴ってきましたが
個性と才能を伸ばす方法は
これ以外にもたくさんあると思います。
その為、
これだけやっておけば良いということは
ないと思っています。
ただ、
やってはいけない事はあるような気がします。
私たち大人は
それが何なのかを考える必要があると思います。
私たちが当たり前のようにやっていたことが
実は、
子供たちの個性と才能を潰す方法だった…
なんていうことがあるかもしれません。
愚民化政策なんて
実際にあるのか信じられませんが
もしかしたらあるかもしれないと
疑ってみながら生活してみると
今までの常識が嘘だったなんてことに
気付ける瞬間がくるかもしれません。
もしかしたら
大人の私たちが常識を疑って
真実を追求することが
子供たちの個性と才能を伸ばす方法なのかも
しれません。
仕事や家事に育児と、
何かと忙しくて
そんな事を考えていられない世の中ですが、
一人でも多くの人が考えてくれたら
子供たちが希望を持った世界で
生きていけるかもしれません。
こんな時代だからこそ
一人一人が
知恵と分別を持って
力強く歩んで行きましょう。
お時間のある方は
下記のブログもご覧下さい。
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