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4周年

2017年も早いもので

 

4ヵ月経ちました。

 

本当に月日は経つのが

 

早いですね。

 

「年齢を重ねると1年が早い」

 

この言葉を身に染みて感じる

 

今日この頃です。

 

 

 

さて、話は変わりますが

 

今日はからだ塾の誕生日です。

 

 

ローソクは4本です。

 

 

つまり、年齢は4歳です。(笑)

 

今月は4月で、からだ塾は4周年で

 

ずいぶん4が多いですね。

 

ということで、

 

からだ塾に4年間通ってくれている

 

子供たちの成長写真を公開して

 

「子供」たちと「からだ塾」の軌跡を

 

書いていきます。

 

どういうことで!?と

 

ツッコみたくなると思いますが、(笑)

 

ひとまず、

 

今回のブログでは

 

「子供」と「からだ塾」

 

また、それを支える「親御さん」についても

 

書いていきますので

 

ご参考までにお読みください。

からだ塾では、施術所と体操教室で

 

共通の診察券を発行しています。

 

診察券には発行された順に番号が

 

付いているのですが、

 

写真に写る彼は「7」です。

 

つまり、からだ塾を開設して

 

7番目に来てくれた子供です。

 

彼は、この4年間で本当に成長しました。

 

通い始めの頃は、

 

「運動よりお絵かきをやりたい」

 

という物静かな子でした。

 

授業の時にも、運動以外のことが気になって

 

あまり集中していられませんでした。

 

そんな彼も、からだ塾に2年通い続けたことで

 

少しづつ運動が好きになり、小学生になりました。

 

ちょうどそのタイミングで、

 

からだ塾は「走る力を強化する目的」で

 

Teamからだ塾を結成して、

 

仲間と競い合いながら走る力をつける為に

 

スポーツ鬼ごっこを取り入れました。

 

そして彼は、

 

活動する時間が19時~20時30分という

 

Teamからだ塾に小学1年生で加入しました。

 

小学1年生の頃は、

 

ワガママで自分のミスを他人のせいにする

 

勝手気ままな子供でしたが、

 

小学2年生では「Teamからだ塾ノート」を

 

自ら作成して日々の練習の反省と改善点を

 

書くような責任感と自主性のある


子供に変わりました。

 

また、練習場から自宅までの道のりを

 

「走って通う」と自ら言って

 

使命感をもって練習に取り組んでいました。

 

そして、今年

 

彼は小学3年生です。

 

からだ塾4年生の彼は

 

スポーツ鬼ごっこで

 

「絶対に日本一になる!」と


意気込んでいます。

 

「運動よりお絵かきをやりたい」という

 

物静かな子供が、


何でも挑戦するような子供に

 

変わっていき、


今では運動以外の学業の面でも

 

数々の賞状を獲得しています。

 

運動でも学業でも


認められる存在となった彼は

 

本当に素晴らしい子供です。

 

これも一重に、


子供に何をしてあげることが

 

一番良いのかを真剣に考えて行動してきた

 

親御さんの力です。

 

親がやらせたい習い事を


やらせるのではなく、

 

子供のやりたいことを


優先して全力で応援する。

 

「子供を真に成長させられる親」とは

 

このような親御さんのことを言うのだと

 

深く感じました。

 

このような親御さんのように

 

子供の意思を最大限に尊重して

 

習い事を決めていく事が

 

世の中の普通になることを

 

強く願います。 

 

私は、彼の親御さんから

 

「子供を真に応援する方法」を


教わっています。

 

彼と親御さんに出会えたことを

 

心から感謝いたします。

彼の診察券番号は「11」です。

 

番号で見れば、

 

先ほど紹介した「7」の彼よりも後に

 

入ってきたように思えますが

 

実は、彼が一番の古株です。

 

というのも

 

からだ塾を開設する前に

 

1年間の準備期間がありました。

 

その期間、私は勤め人をしながら

 

週1回だけ近所の施設を借りて

 

子供たちへ運動を教えていました。

 

その頃に来てくれたのが、

 

上記の写真に写る彼です。

 

いわば、からだ塾5年生です。

 

そんな彼とは、

 

彼が4歳の頃に出会ったのですが

 

第一印象は、

 

「前にグイグイくる子」でした。(笑)

 

といっても、人の話を聞かないで

 

自分の話ばかりする

 

おしゃべりタイプではなく

 

とにかく私の近くによってきて

 

話を聞こうとする子でした。

 

もちろん、おしゃべりも好きな子でしたが

 

私が話をしようとすると

 

おしゃべりを止めて、話をしっかり聞きます。

 

このように

 

4歳で「話す」と「聞く」の切り替えが

 

出来るのは本当に凄いことです。

 

私は、この能力を存分に育てなければ

 

絶対にいけないと思いました。

 

また、彼は必ず私の手助けをしてくれると

 

4歳の頃の彼を見て思いました。

 

その3年後、私は

 

彼をTeamからだ塾の初代キャプテンに

 

任命しました。

 

チームを立ち上げて間もない時期に

 

小学2年生の子供がチームを

 

まとめることなど到底できないと

 

思われるかもしれませんが、

 

彼は見事にチームをまとめ上げてくれて

 

全国大会3位という結果まで残してくれました。

 

まさに!!

 

私の手助けをしてくれました。

 

これは、私が4歳の頃の彼に感じた印象が

 

そのまま実現したということになります。

 

そんな彼も、

 

今年は小学4年生です。

 

彼は、チームの課題を改善させるべく

 

他のメンバーに積極的に声掛けをして

 

チームをまとめてくれています。

 

ここ最近は、

 

私が彼に何も言わなくても

 

私の思っていることを、

 

メンバーに言ってくれています。

 

もはや彼は、私の「相棒」です。

 

これも、

 

一重に親御さんの「しつけ」の賜物です。

 

彼の親御さんは「子供がかわいい」と思う以上に

 

「一人前の人間に育てる」という思いが

 

非常に強く表れていて

 

「自分の子供も叱る」が「他人の子供も叱る」

 

という精神を持った親御さんです。

 

これだけ聞くと非常に厳しい

 

鬼のような怖い親御さんのように

 

思えますが、そんなことはありません。

 

彼の親御さんは、厳しいだけではなく

 

子供を楽しませながら

 

「叱る」と「誉める」を使い分けて

 

子供を育てられる方です。

 

私は、彼のような親御さんのしつけが

 

世の中の普通になってくれることを

 

強く願っています。

 

私は、彼の親御さんから「人として大切な事」を

 

教わっています。

 

彼と親御さんとの出会いに本当に感謝です。

 

 

彼の診察券番号は「24」です。

 

彼も4歳の頃から

 

からだ塾に通い始めました。

 

番号を見る限りでは

 

これまで紹介した子供の中では

 

一番後ろになります。

 

しかし、

 

からだ塾に来ている回数が

 

一番多いのは彼です。

 

からだ塾では、

 

1回の授業につき、1つの星シールを

 

診察券の後ろに貼っていて、

 

星を15個貯めると

 

からだ塾グッズが貰えます。

 

そして、15個の星が貯まると

 

新しい診察券が発行されます。

 

驚くなかれ

 

診察券番号「24」の彼は、

 

星シールでうまった診察券を

 

14枚持っています。

 

つまり、210個の星を貯めたという事です。

 

この事からも分かる通り

 

彼は、とにかく休まないです。

 

彼が体調を崩すことは滅多になくて

 

4年間で体調を崩して来れなかったのは

 

1~2回です。

 

1年間で3~4回風邪をひく

 

子供が普通に感じられるご時世で、

 

これは本当に凄い事ですね。

 

さらに驚くことに彼は、

 

水泳、そろばん、野球、からだ塾などの

 

習い事をしていて

 

1週間で習い事がない日が1日だけです。

 

つまり、週6日は習い事をしている

 

超多忙な小学生です。

 

よくも、そんなに習い事をするなーと

 

感心してしまうのですが、

 

すべて本人の意思で続けているそうです。

 

そんな超多忙な小学生ですが

 

Teamからだ塾を結成すると話をしたら

 

すぐに手をあげてくれて、

 

加入してくれました。

 

彼は、多忙な日々の中でも

 

物事をしっかり理解する努力をしています。

 

その為、

 

大人顔負けの事を平気で言います。

 

「走る時に腰を使えば、腕は勝手に動く」

 

「足で走ると、疲れる」

 

「体に痛みがでるのは、自分の責任」

 

「風邪をひくのは、自分の責任」

 

このような事を小学2年生の頃に

 

当たり前のように口にしていました。

 

そんな物事の理解がしっかり出来る彼も

 

今年は小学3年生です。

 

そんな彼を支えてくれたのが

 

彼の親御さんです。

 

週6日の習い事へ送り迎えをしているのは

 

主に母親なのですが、

 

驚くべき事に、仕事をしています。

 

世の中には、

 

両親が仕事をしていて

 

子供に習い事をさせてあげられない家庭が

 

多く存在する中で、彼の母親は

 

仕事をしながら子供の可能性を最大限に

 

伸ばす努力をしています。

 

更に驚くべき事に、

 

送迎は常に自転車です。

 

仕事をしながら送迎をするだけでも

 

大変なのに、彼の母親は全て自転車で

 

送迎しています。

 

雨の日も、強風の日も、雪の日も

 

常に自転車で送迎しています。

 

世の中では、

 

雨が降らなくても車で移動する人や

 

徒歩5分程度の場所なのに車で移動する人が

 

普通になっていますが

 

彼のような母親だからこそ

 

時間管理や体調管理が

 

自分でしっかり出来る子供に

 

育てられるのだと思います。

 

彼の親御さんのように

 

便利な物に頼らずに

 

子供の可能性を最大限に引き出せる

 

親御さんが世の中の普通に

 

なることを強く願います。

 

私は、彼の親御さんから

 

「仕事と子育てを両立する方法」を

 

学んでいます。

 

彼と親御さんに出会えたことを

 

心から感謝いたします。

 

 

今回は、3組の親子の紹介でしたが

 

からだ塾には、他にもたくさんの

 

素晴らしい親子が来てくれています。

 

私は、4年間で100組以上の

 

親子を見てきました。

 

まったく同じ人間が存在しないように

 

まったく同じ親子関係は

 

1つとしてありません。

 

それは、子供の育て方も同じです。

 

100人の親御さんには

 

100通りの育て方があります。

 

それは、どれも素晴らしいもので

 

間違いは1つとしてありません。

 

ただ、

 

その中でも

 

「子供の可能性を最大限に引き出す方法」

 

共通の法則があるように思えます。

 

私は、この4年間でその法則が

 

少しづつ見えてきました。

 

まだ全容解明には至っていませんが

 

どうも「親御さんの考え方」にポイントが

 

あるように思えます。

 

とはいえ、まだまだ分からない事が

 

多いのが現状です。

 

現状に満足することなく

 

今後も「子供たち」と「親御さん」から

 

学ぶ努力をして

 

「子供の可能性を最大限に引き出す考え方」

 

 

手に入れられるように歩んでいきたいと思います。

 

今後もからだ塾を宜しくお願い致します。