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自転車の教え方

今日で2月も終わり、

 

寒い冬もそろそろ終わりを迎えそうです。

 

そして、

 

3月は卒業シーズンです。

 

この時期は、

 

お世話になった先生や親しい友人との

 

別れの時期でもあります。

 

寂しい別れではありますが、

 

次のステージへの第一歩として捉えれば

 

寂しさも少しは和らぐかもしれませんね。

 

 

さて、卒業といえば

 

うちの看板娘も5月で

 

4歳を卒業する時期になります。

 

4歳では、

 

ひらがなが書けるようになったり、

 

お絵かきが上手になったり、

 

野菜を切ることが出来たり、

 

お風呂で頭や体を洗うことや

 

タオルで全身拭いたりする事が

 

一人で出来るようになったり、

 

今まで出来なかった事が

 

出来るようになりました。

 

なかなか気付きにくい

 

わが子の成長ですが、

 

毎日一緒に生活していても

 

少しずつ成長していることを感じます。

 

これも、

 

3歳から「自分の事は自分でやらせる躾」

 

根気強くしてきた妻のお陰です。

 

小さいうちは

 

何でも親がやってあげれば

 

時間も手間もかからず

 

楽なのですが、

 

あえて時間と手間をかけて

 

娘に何でもやらせてあげる。

 

その中で、

 

叱るときは叱って

 

誉めるときは誉めるという

 

メリハリのある子育てをしてきました。

 

その甲斐あって

 

娘はやって良い事と

 

やってはいけない事を

 

しっかり理解出来る人間になりました。

 

まだわがままを言う事も

 

多いですが

 

聞き分けの良い娘に育ったと

 

思っています。

 

母親の躾一つで

 

子どもの成長は一段と変わる事を

 

間近で目のあたりにして

 

改めて妻には感謝です。

 

そして先日の日曜、

 

娘は妻と二人で2日間の猛特訓の末

 

自転車に乗れるようになりました。

 

ここ最近は、ストライダーという

 

ペダルなし自転車のお陰で

 

自転車に乗り始める時期が

 

低年齢化しています。

 

私の時代ではあり得ない

 

3歳で補助なし自転車に乗れる子供も

 

いたりして、とても驚いています。

 

しかし、

 

安全と危険の認識が出来ない時期に

 

自転車に乗れるのは怖いことでもあります。

 

「スピードの出し過ぎ」

 

「止まるべきところで止まれない」

 

「自己中心的な運転」など

 

交通公園などでは

 

危険な運転をしている子供も

 

多く見受けられます。

 

そのような子供には

 

厳しい躾が必要なのですが

 

注意しない親が多いように思えます。

 

親のモラル低下は、

 

このような場面でも大きな問題になります。

 

子供を事故で亡くさない為にも

 

親は、子供が自転車に早く乗れたから良いと

 

安心することなく

      

何が危険で、何が安全なのかといった


交通ルールをしっかり伝えて


欲しいものです。

さて、話は変わり


皆さんは

 

自転車に乗れるようになった頃の

 

記憶はありますか?

 

誰もが練習して上達を試みた自転車ですが、

 

私は、その過程を詳しく覚えていません(笑)

 

ただ、何となく覚えているのが

 

補助輪を片方ずつ外して

 

自転車の上達を試みていた事です。

 

また、

 

バランスが整うスピードになるまで

 

後ろで支えてもらって

 

ある時に支えが離れて自ら自転車を進めていた

 

なんてことがあったのも少し覚えています。

 

ただ、誰が支えてくれたのかは

 

覚えていません(笑)

 

私の小さい頃の記憶とは、そのような物で

 

教えてくれた人はがっかりすると思います。

 

とはいえ、

 

みんなそんなもんだろうと

 

思っていたのですが

 

驚くことに妻は、違っていました。

 

なんと!

 

自転車の上達していく過程を

 

しっかり覚えているそうです。

 

妻は家の前の道路で、

 

祖父に教えてもらったそうです。

 

私の勝手な憶測は一番近くにいる人で

 

覆されました。

娘は、妻と二人三脚で自転車の練習を

 

していました。

 

このようにブログに書き留めておけば

 

将来、娘が誰に教わったのか忘れた時に

 

役に立つと思うので

 

しっかり書いておきます。

 

証拠写真付きで・・・(笑)

 

とはいえ、このままでは

 

お父さんは何もしてくれなかったと

 

言われかねないので、

 

お父さんは

 

写真やビデオを撮影していました、と

 

書いておきましょう。(笑)

 

 

なんて冗談はこのくらいにして

 

そろそろ真面目に仕事を致します。

 

 

ということで、

 

自転車に乗る際の

 

体の使い方を説明致します。

 

前回のブログでは

 

体の動かす順番をお伝えしました。

 

前回のブログは、

 

以下をクリックしてご覧下さい。

足が速くなる方法

 

この体を動かす順番は、

 

自転車に乗る際も同じです。

 

腰から動く

体を楽に軽く動かすのに

 

一番効果的なのが、腰から動くことです。

 

腰から動くと上記の写真のように

 

腰と背中が伸びます。

 

腰と背中が伸びた姿勢で踏み出すと


おしりと背中を使って

 

しっかりとペダルを


踏み出せるようになります。

 

また、

 

腰と背中から動かすと肩が楽に動くので

 

ハンドルも上手に操れます。

 

つまり

 

走行中のバランスも取りやすくなり


急に減速して止まるといった際にも


ふらつくことなくしっかり


止まれます。


さらに、腰と背中が伸びた姿勢だと


視線も高い位置に変わり


視野が広く保てます。


これにより周囲の状況判断が出来て


危険を早く察知する事に繋がります。


このように腰から動く事を


意識するだけで


より多くの良い影響を受けられます。


自転車は、ただ乗れれば良いのではなく


安全に乗れる方法を教えていく事が


とても大切な事だと思います。


腰から動く練習をすると

 

片足が地面から離れても

 

腰と背中が丸くならないで

 

バランスがとれます。

腰から動く練習をすると

 

低速でもバランスが上手く取れて

 

ペダルに自然と足をおけて

 

漕ぐことが出来ます。

腰から動く練習をすれば

 

バランスが良い状態で自転車に乗れるので

 

行きたい方向を見るだけで

 

方向転換も簡単に出来るようになります。

 

いかがでしたか?

 

自転車は

 

ペダルの踏み方やハンドルの事ばかりを

 

教えても上達しません。

 

大切なのは、腰→背中→肩の順番で

 

体を動かす練習をすることです。

 

しかし、近年の子供たちは

 

背中が丸い子が多いです。

 

背中が丸いということは、

 

腰も丸いので

 

腰から動く事が出来ません。

 

腰から動けないと

 

手足に頼った体の使い方になるので

 

手足病になります。

 

※手足病については、

 

以下のブログをお読みください。

手足病

 

 

大切なわが子を手足病にさせない為にも、

 

子供の頃から

 

腰から動く練習をする事を

 

おすすめします。

 

つまり、

 

便利な乗り物に頼らずに

 

たくさん歩いて、たくさん走って

 

たくさん階段を登って下さい。

 

その時に腰から動く事を

 

意識させて下さい。

 

そうすれば自転車の乗り方も

 

自然と上達していきます。

 

とはいえ

 

便利な物に頼っているのは、

 

子供ではなく親がほとんどです。

 

親が楽をすれば、

 

子供の体作りの機会を減らすことに

 

なります。

 

まずは、親が歩く、親が動くが基本です。

 

自転車がなかなか上達しないお子さんは

 

自転車の練習以外で頑張る事を

 

おすすめします。

 

ちなみにうちの娘は、ストライダーに

 

乗ったことはありません。

 

その変わりに、

 

妻は娘と一緒に日頃から

 

とにかく歩いたり、階段を上ったり

 

外遊びをたくさんしていました。

 

また、

 

私が娘を肩車した状態で走り回り

 

娘は手を離した状態で

 

腰と背中でバランスをとる事を

 

1歳頃からしていました。

 

その甲斐あってか

 

娘は腰から動く事が出来るようになり

 

自転車の上達にも繋がっています。

 

つまり

 

自転車の練習だけが

 

練習になるのではなく

 

普段の生活行動が

 

自転車の練習になります。 

 

うまくいかなくても

 

日々努力をしていけば

 

必ず花開きますので

 

皆さんも

 

日常的に腰から動くことを

 

心がけてみてはいかがでしょうか?

 

以上が自転車の教え方の説明です。

 

少し参考にして頂ければ幸いです。

 

 

 

 

以下のブログもご覧下さい。 

 

肩の力を抜く方法

 

筋肉VS骨

 

痛みの話