11月6日（日）
八王子富士森公園陸上競技場で
第５回スポーツ鬼ごっこ全国大会が
開催されました。
天候にも恵れた最高の舞台に
全国から総勢５１チームが参加しました。
大会では、
Ｕー９、Ｕー８、Ｕー２２、一般の部の
４カテゴリーに分かれて
それぞれ熱い戦いが繰り広げられました。
Teamからだ塾は、
Ｕー９と一般の部で出場しました。
一般の部には、
４年生４名と５歳児１名に
メンバーの親御さん方で
混合チームを編成し出場しました。
今回のブログでは、
全国大会について書いていきます。
まずは、
一般の部です。
一般の部は６チームがエントリーして
２グループに分かれて
それぞれ予選の１位が最後に戦い
優勝を決めます。
ほとんどのチームのメンバーが大人です。
その中で、４年生のメンバーが
どこまで出来るか楽しみでした。
しかし、
全国大会は強豪チーム揃いで
なかなか思うように戦う事が出来ません。
そんな中でも４年生メンバーは
懸命に走り回り点数を取りました。
また、５歳児のメンバーも
果敢に挑み点数を取ったりして
全国大会に参加した価値があったと
思います。
結果としては、残念ながら
１分１敗の予選リーグ敗退。
一般の部では
思うような結果を残す事が
出来ませんでしたが、
参加してとても良かったと
思っています。
というのも
４年生のカテゴリーの
Ｕー１２はメンバーが足りず
チーム編成が出来ませんでした。
よってＵー１２として
全国大会に出場できません。
そんな中で、
一般の部では年齢制限がない
チーム編成で出場できる
可能性があるという事を知り
応募しました。
一般の部の出場資格としては
自薦エントリー方式で
出場できる６枠を
協会が審査して当選したら
出場できることになります。
応募数も６チーム以上になっていた
中で、見事当選しました。
これも、親御さん方がチーム編成に
協力してくれたおかげです。
子供たちの為に、大人が出来る事を
一生懸命にしてくれた親御さん方に
心から感謝です。
Teamからだ塾は親御さん方も含めて
チームだと思っています。
今回の大会では、
子供と大人の関係性を深めることが
出来たのではないかと思っています。
「子供は親の背中を見て育つ」
「親がダメなら子もだめ」
昔から言われる言葉ではありますが
現代は、それが色濃く感じられます。
Teamからだ塾では、
「大人が変われば子供も変わる」を
合い言葉にして現代社会を
変えていける場所になれればと
思っています。
そういう意味でも、
今回の一般の部の参加は一歩を
踏み出せたかなと思っています。
これを機に、
大人も子供も変われる場所として
Teamからだ塾を発展させていけたらな
と思っています。
以上が一般の部についての感想です。
続いて、Ｕー９についてです。
全国大会３位
写真に写る表彰状をご覧下さい。
１年前は、弱小チームで
１点取るたびに感動していた
チームが見事に全国大会３位の称号を
勝ち取りました。
去年はベスト８だったので
１年前よりも確実に成長していると
子供たちは結果で示してくれました。
今大会のU9参加チームは、
全18チームです。
その中で日本一のチームを
決める戦いが始まります。
Teamからだ塾は
合計４試合戦いましたが
子供たちの成長は結果だけでなく
一人一人の内面や行動でも
感じ取れました。
その事について
少し書きたいと思います。
予選１試合目は、
茨城の須田組miniと対戦しました。
Teamからだ塾の最大の鬼門は
１試合目です。
千葉県大会でも１試合目で
苦戦しました。
原因は緊張と弱気です。
私は、そんな子供たちに
あることをしました。
それは、目標設定です。
Teamからだ塾のメンバーは
目標設定すると俄然やる気が出て
一人一人の力を最大限に発揮します。
目標は、１試合２０点とること、
つまり前半は１０点が目標です。
この言葉を聞いた子供たちは、
「絶対２０点とるぞー！！」と
全員で声掛けをします。
そして、
その勢いのまま前半
点数を取る為に攻め続けます。
とにかく走って、走って、走って
攻撃の要である、ようたろうを中心に
得点を重ねます。
そして、前半終了。
スコアは９－３です。
目標の１０点まで１点足りませんでした。
そんな状況に、メンバーは
悔しがります。
勝っている事に安心するのではなく
目標に到達できないことを
悔しがるとは・・・
大したものです。
そして、
「後半は１１点取るぞ！」と
メンバー全員で声をかけて
後半戦が始まります。
後半は、先に点数を取らます。
しかし、その後は怒涛の攻めを見せて
終わってみれば１９－５。
後半は見事１０点を取りました。
驚く事に、この結果に
メンバーは満足していません。
「前半で１点取っていれば
２０点とれたのにーー」
「もっと自分が積極的に
行けば１点とれたのにーー」
子供たちの反省の弁は後を経ちません。
その後、
キャプテンよしを中心に
子供たちだけで反省会を行います。
この辺りは、去年はなかった姿です。
去年より学年が１つ上がったことで
一人一人の成長が垣間見えます。
特にキャプテンよしは、
チームのまとめ役として
すごい力を発揮してくれました。
去年は、頼りないキャプテンでしたが
今年は違います。
皆の先頭に立って声を出し、
メンバーに勇気を与えます。
続く予選２試合目です。
対戦チームは
山梨のアスとれＵー８です。
こちらのチームは
去年の準優勝チームです。
予選で対戦したのはＵー８なので
２軍ではありますが、
かなり強いです。
全国大会にも
第１回大会から参加し続けて
今年で５回目の出場です。
優勝も何度かしている最強チームに
どこまで戦えるか、
またこの試合の勝者が
予選1位通過になる
大事な一戦です。
前半、相手の勢いにおされて
いきなり失点します。
１年前であれば失点されて
下を向き声が出なくなっていた
メンバーが今年は違いを見せます。
「取られたら取り返すぞー！」
と全員で声を出します。
その強気な姿勢が見事に
現れ最強チームの攻撃を
守備陣がシャットアウトします。
そして、
勢いのある攻撃陣がこたえます。
連続得点を重ねて
６－３のリードで前半終了。
１年前とは別人のように変わった
Teamからだ塾メンバー。
いよいよ運命の後半戦へ
後半戦は相手の勢いが
勝り８－８の同点になります。
さすがはアスとれです。
簡単には勝たせてもらえません。
ここで、ようたろうが見せます。
果敢な攻めで連続得点、
１０－８と突き放します。
しかし、試合終盤に失点して
１０－９と１点差に迫られます。
残り時間が少ない中で
守備陣がしっかり守り切り
試合終了。
見事、アスとれに勝利！！
これには、応援していた親御さん方も
大興奮！！
これで、予選リーグ２勝、
１位通過で決勝トーナメントへ
進みます。
Ｕー９カテゴリーは１８チームが
６グループに分かれて予選を行い
各グループ１位の６チームと
各グループ２位の中で
上位２チームが
決勝トーナメントへ進めます。
Teamからだ塾の
決勝トーナメント１回戦の対戦相手は
各グループ２位中１位のチームになります。
そして、その相手が
まさかのアスとれＵー８です。(笑)
驚く事に予選で一度戦った相手と
また戦う事になりました。
これには、メンバーも戸惑います。
予選で勝ったチームですが
次は相手も雪辱を晴らすべく
必死で戦ってくることが予想されます。
決勝トーナメントで同じように勝てるか
少し不安なところもありますが
今のチームなら必ず勝ってくれると
思います。
そして迎えた
決勝トーナメント１回戦です。
これに勝てばベスト４です。
子供たちも気合が入っています。
いざ、勝負！！
前半、Teamからだ塾が怒涛の攻撃を
見せます。
相手は、その勢いに押されて
失点を重ねます。
そして試合終了。
終わってみれば１１－０の勝利！！
まさかの無失点でベスト４進出です。
この１戦を見た人たちは、
みんなTeamからだ塾の強さを
確信したと思います。
この勢いで行けば決勝進出、
そして優勝も夢ではないかも
しれないと思いました。
準決勝の相手は、
神奈川のスポーツ探検隊「金メダル」です。
正直、どんな戦い方をしてくるのか
まったく分かりませんでした。
これが、後に失敗の原因になります。
迎えた準決勝です。
いざ、勝負！！
前半、いきなり失点します。
しかし、すぐに追いつきます。
よし、逆転してさらに追加点をと
思った瞬間
ここから悪夢が始まります。
相手の巧みなカウンター戦術にはまり
攻めれば攻めるほど失点を重ねる
悪循環におちいり
前半終了１－５で４点差を追いかける
展開になります。
相手の戦術の攻略法を見つけ出せず
後半戦を迎えます。
開始直後すぐに１点を返し、
３点差になります。
このまま攻めてさらに差を埋めようと
したところ相手のカウンターを
くらい連続失点。
その後、１点を返すのがやっとで
終わってみたら３－９の大敗です。
子供たちは、相手の戦術にはまり
準々決勝のような勢いが鳴りをひそめ
自分の持てる力を出せずに
試合が終わった為、
悔し涙も出ないような負け戦に・・・
これは、
相手の戦い方の予測もせずに
勢いだけで挑んでしまった
監督である私の責任です。
また、試合中も相手の戦術の攻略法を
見つけ出せずに戦わせてしまい
子供たちの力を１００％引き出す
サポートがまったく出来ませんでした。
今回の１戦は、
終わった直後は悔しさが現れず
大会が終わって日にちが経つにつれて
後悔の念が強くなります。
「あの時に、あれをしておけば・・・」
そんな言葉が後から出てきます。
準決勝で負けたのは、
子供たちの責任ではなく
監督の私の責任です。
そんな中でも、
準決勝が終わった後に皆で
反省会をした時に
「反省がある人手を挙げて」と
私が言うと、メンバー全員が手を挙げて
くれます。
そして、次から次へと子供たちは
反省の弁を述べていきます。
「自分が最後まであきらめなければ・・・」
「自分が１点とれれば・・・」
「自分がもっと守れれば・・・」
私が制止するまで、次から次へと
子供たちは手を挙げ続けて
反省の弁を述べます。
子供たちはみんな、負けた責任を
自分自身にむけて誰一人
他人のせいにしません。
これには、本当に驚きました。
Teamからだ塾は
準決勝で負けましたが
子供たちの責任感の強さは
日本で１番だと、私は思っています。
私は、こんな最高の子供たちに
囲まれている事に
心の底から幸せを感じました。
こんな子供たちの為にも
子供たちの環境を改善する取り組みを
全力で続けていきたいと
改めて思いました。
ちなみに
第５回スポーツ鬼ごっこ全国大会の
Ｕー９優勝チームは、
スポーツ探検隊「金メダル」でした。
決勝は、アスとれＵー９と
迫力のある素晴らしい戦いをしていました。
この決勝戦を見て、
上には上がいると確信しました。
そして、
まだまだ自分自身に足りない物が
たくさんあることを痛感しました。
それを一つ一つ補っていって
いつの日か、Teamからだ塾が
日本で１番のチームになれることを
目指して今後も
練習をしていきます。
最後に、全国大会という素晴らしい場を
提供して下さった協会の方々や
スタッフの方々に心から感謝致します。
スポーツ鬼ごっこが
広く普及していくことを
心より願っております。
以上、Teamからだ塾の雄姿を
お伝えしました。
今後も暖かい声援をお願い致します！！
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