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競輪優勝

今年の7月から

 

からだ塾に通い始めた

 

競輪の中曽直彦選手が

 

7月29日に行われた

 

小田原 報知新聞杯で見事に

 

優勝しました。

 

中曽さんは、からだ塾で体の扱い方を

 

学んでから競輪人生で初めての感覚を

 

手にいれたと大喜び、

 

このような事を

 

言ってくれています。

 

「太ももが張らない」

 

「自転車の乗り方が180度変わった」

 

「マッサージに行きたいと思わなくなった」

 

「おしりと背中の大切さを実感した」

 

「頑張らなくても自転車がスーーと進む」

 

競輪選手は40代になると

 

ガクンと体力の衰えがあらわれてきます。

 

今まで好成績を残していても

 

40代を過ぎると体力の衰えから

 

成績も悪くなり、S級からA級へと

 

カテゴリーが下位に落ちていきます。

 

40代のほとんどの選手は

 

その後、坂を転げ落ちていくかの如く

 

成績が上がらず引退していきます。

 

中曽さんも同じ状態になっていました。

 

そんな状態の中で、

 

どうしたらよいのか悩んでいた時に

 

からだ塾に通う他の競輪選手から

 

体の扱い方の大切さを知り

 

からだ塾へ通うようになりました。

 

私が中曽さんの体を診た時には

 

あまりにも悪い状態で愕然としました。

 

そんな状態に本人は

 

気付いていませんでした。

 

このような状態では、

 

結果が出てくるのは時間がかかるだろうと

 

思っていました。

 

しかし、中曽さんは

 

からだ塾に2回来ただけで優勝しました。

 

これは、正直驚きました。

 

いくら感覚の良い人でも

 

ここまで早く結果を出せる人は

 

なかなかいません。

 

では、なぜこんな事が出来たのか?

 

それは、中曽さんが

 

感性豊かな人だったからだと思います。 

 

どういうことか少し説明すると

 

私が中曽さんへ教えたのは

 

体の扱い方だけです。

 

自転車の乗り方を教えた訳ではありません。

 

私が行うトレーニング指導は、

 

寝ながら行ったり、座りながら行ったり、

 

立ちながら行ったり、歩きながら行ったり

 

走りながら行ったりします。

 

このように自転車の練習とは

 

まったく関係ないだろうということを

 

トレーニング指導では行います。

 

しかし、一連の動作を

 

走りながら出来れば

 

自転車に乗っても出来ます。

 

これが私の考えです。

 

私は、自転車乗りのプロでも

 

何でもありません。

 

ですので自転車はこのように

 

乗るといいよなどと言える立場にないので

 

そのような自転車の乗り方に

 

あれこれ言うことは一切しません。

 

その変わりに、

 

自転車に乗る前の準備については

 

厳しく伝えています。

 

私が伝えた事を

 

自転車に乗る前に

 

上手く出来ていれば

 

自転車に乗った時には、

 

上手く表現できて良い結果を

 

出すとこが出来ます。

 

しかし、私が伝えた事を

 

自転車に繋げられない人もいます。

 

走る時には、体の扱い方は

 

このようにすると効率的だし

 

楽だと言うことは分かったが、

 

それを自転車に生かすにはどうしたら

 

良いのか分からないですと

 

言う人がいます。

 

このような人を感性が乏しい人です。

 

中曽さんはその反対で

 

私の伝えた事を忠実に自転車の上で

 

表現出来ます。

 

これが感性豊かな人です。

 

たった2回学んだだけで優勝できたのは

 

まさに中曽さんの力になります。

 

今後の中曽さんの活躍がとても楽しみです。

からだ塾には、

 

走りが変わって結果を出した

 

選手たちのサインが飾られています。

 

一人ずつ、少しずつではありますが

 

体の本質を知ってスポーツをする

 

選手が増えてきています。

 

先日は、Teamからだ塾の子供たちも

 

スポーツ鬼ごっこの大会の

 

ランクラ★カップで準優勝をしました。

 

私の行っていることは、

 

少し変わっていますが

 

結果が少しづつ出てきています。

 

私が関わった選手たちが

 

結果を出す事は何よりも嬉しい事です。

 

また、それ以上に

 

私の元を訪ねてくれる人は

 

みんな楽しそうに体と向き合っています。

 

そのような姿を見ているだけでも

 

私はとても嬉しいですし、楽しいです。

 

このような人が一人でも増えて行けば

 

何だか世の中も少し変わっていくのでは

 

ないかと思えてきました。

 

まだまだ道は険しいですが

 

最後まで与えられた使命を果たせるように

 

頑張っていきます。

 

 

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