前回のブログでは、
ランクラカップに参加して
予選リーグで2勝して
決勝トーナメントに進んだ事を
お伝えした所で終わりました。
今回のブログでは、
その続きを書いていきます。
冒頭の写真は表彰式の写真です。
なにやら賞状を抱えている
子供たちがちらほらいますね。
結論から言いますと、
なんと!!
去年の千葉県大会では一回も勝てなかった
弱小チームのTeamからだ塾が
ランクラカップ2016で
準優勝しました!!
優勝しました!!と
言いたかったところですが
最後の最後のあと一歩か二歩
及ばず準優勝でした。
とはいえ、準決勝と決勝は
とても見ごたえのある試合で
子供たちの成長を凄く感じました。
それでは、
準決勝、スポーツ探検隊との試合を
お伝えしていきます。
ここまで2試合を戦い抜いた子供たち
予選を終えて1時間空き時間があります。
この1時間を有効活用しなくては
決勝の舞台には立てないです。
熱を持った体を冷やすべく
日陰で頭や首、腕へのアイシングを行い
体力回復に努めました。
そして、迎えた準決勝
しっかり休んだこともあり
さい先よく3連続得点を奪います。
3-0とリードして前半も中盤に
なったところで1失点、
その後も終盤に1失点して
3-2で前半を終えます。
1点リードではありましたが
子供たちの顔色はよくありません。
どうやら疲労がたまり
思うように動けない子供たちが
ちらほらいて、
弱気な発言をする子供たちも
いました。
リードしてはいるものの気持ちで
相手に負けている子供たちに
今回二回目の「喝っ!!!」
私の言葉を聞いて
ここで負けたら一生悔いが残る事を
察知した子供たち、
いつもは気持ちを表に出さないメンバーの
「ようたろう」も
目の色を変えて絶対に勝つ!と
言ってコートに出て行きました。
いつもと違う彼の後ろ姿を見て
何かやってくれる気がしました。
迎えた後半
さい先よく1点を奪い
4-2と主導権を握ります。
しかし、相手も反撃してきて
失点して4-3と取り返してきます。
試合も中盤になり走り負けせず
挑み続けて得点を奪い
5-3とリードを更に広げます。
その後、すぐに失点して
5-4と流れをもってこれないで
終盤を迎えた最後の最後で
失点して試合終了。
まさかの5-5の同点です。
ギリギリで追い付いた
相手チームの盛り上がりは最高潮に
なっていました。
トーナメントなので同点の場合は
1分間の延長戦になります。
勝負はこの1分で決まります。
ここでいつも弱気になるのが
Teamからだ塾の子供たちですが
今回は違います。
絶対に勝つという強い気持ちが
全員に現れています。
そして運命の延長。
試合開始早々に彼がやってくれました!!
普段は気持ちを表に出さない
「ようたろう」です。
持ち前のすばしっこい動きで
守っている2人の隙間を抜き
得点を奪います。
6-5で残り40秒を戦い抜けば勝ちです。
ここで守りきるということは
一切せずどんどん前から攻めて
更に追加点を奪おうと挑みます。
そうこうしている内にホイッスルが鳴り
試合終了。
見事に決勝へ駒を進めました。
相手チームも強くて最後までどうなるか
分かりませんでしたが、
取られたら取り返す精神が
相手チームより勝った結果だと思います。
残すは、決勝です。
決勝で対戦するチームは、
予選では無失点という
鉄壁の守りを持つ
茨城の3年ボーイズです。
昨年の全国大会でベスト8まで
勝ち残った強豪です。
今回の決勝戦は、
主催してくれたいんばジュニアの成田さんの
粋な計らいで試合前に
ファンファーレの音楽と共に
一人一人の名前を呼んで選手紹介をしてから
決勝を行いました。
観客が見守るなか名前を呼ばれて
元気に返事をして
ピッチに走っていく一人一人の
子供たちの真剣な表情を見て
一瞬うるっときてしまいましたが
泣いている場合ではありません。
大事な決勝戦を前に
気を引き閉め直しました。
そうこうしている内に主審のホイッスルと
共に決戦が始まりました。
緊張で動きが硬くなるかと
心配していましたが
子供たちは勢いよく走り回っていました。
試合展開も鉄壁の守りから
先制点を奪いリズムを掴みにいきます。
その後は取り返されるも
連続得点を重ねて
3-1のリードで後半戦へ。
ハーフタイムでは
冷静に前半の反省を
子供たち一人一人がして
子供たち同士で話合います。
リードはしているものの
油断は大敵です。
子供たちには同点だと
思って後半に臨むように伝えます。
そして、後半戦へ。
開始早々に失点を許します。
その後、立て続けに失点を重ねて
気づけば3-3の同点になりました。
その後は、一点奪うも
すぐに失点をして4-4の同点で
後半終了。
なんと!!
準決勝と同じ延長へ
決勝戦は3分の延長戦です。
泣いても笑っても最後の3分間
子供たちは必死に戦います。
何としても先に点を取りたいところですが
鉄壁の守りを簡単に崩せず
まさかの失点、4-5で逆転を許します。
残り時間1分、
点を取りに行かなければ負けます。
しかし、無理に行ったら
カウンターを受けて失点します。
この駆け引きに
「まさひろ」が見事に勝ち
得点を奪います。
残り20秒で同点に追い付き
そのまま試合終了。
5-5の延長戦でも決着が着かず
最後は、何と!!
5対5のじゃんけん対決です(笑)
サッカーのPK戦の様に
1人ずつメンバーを出してじゃんけんで
3回勝ったチームが優勝です。
まさか、じゃんけんの練習は
してきていなかったので予想外の
展開に戸惑いつつも
あとは
子供たちに任せました。
1人目
じゃんけんでは負けたことがないと
自信に満ち溢れた「そうすけ」が
見事に勝ちます。
その後、2人目、3人目と
連続で敗れます。
続いて4人目・・・
負ければ終わりです。
運命の一戦、
じゃんけんぽん!!
こちらは、グー
相手は、パー!!
ガクッ!!!
負けました。。。
負けた子供たちは、
呆然として立ち尽くしていました。
しかし、
すぐに切り替えて
勝ったチームに拍手をしていました。
悔しい中でも必死にそれをこらえて
勝者を称える行為をした子供たちを見て
また一瞬うるっときてしまいましたが
私もぐっとこらえて相手チームに
拍手を送りました。
優勝は逃したものの
見事に準優勝する事が出来ました。
最後の最後で負けてしまう所が
なんともTeamからだ塾の子供たちらしいと
言ったら怒られるかもしれませんが、
一生忘れない夏の思い出になったと
思います。
また、メンバーの内4名に
それぞれ個人賞が贈られました。
2年生ながら守りに貢献した
「なおや」と「そら」には
守護神賞、
試合に出ない時に
ピッチの外で誰よりも大きな声を出して
応援をしていた「まな」に
頑張って応援した賞、
素早い動きで得点を奪い続けた
「ようたろう」に優秀選手賞が
贈られました。
個人賞を授与された子供たちは
とても自信が付いたと思います。
今後は
その自信をプレーにいかして
チームに還元してくれること
と思います。
2016全国大会の予選となる
千葉県大会は、10月です。
今回対戦して勝てたチームは
確実に成長してくると思います。
正直、今回と同じ試合をしていては
予選敗退も考えられると思っています。
特に、いんばジュニアはメンバーが
昨年のチームとはがらりと変わり
新チームとして立ち上がったばかりです。
いんばジュニアの
高学年や高学年以上の子供たちは
めちゃくちゃ強いです。
その影響を受けた低学年の子供たちも
確実に強くなってくると思っています。
今大会では、良い結果が出せたと思いますが
まだまだ力が足りないと思わなければ
今後の成長はありません。
また気持ちを入れ替えて
練習をしていきたいと思います。
以上が7月の終わりに行われた
ランクラ★カップ2016の様子でした。
最後に、今大会の感想を
もう少し書かせて頂きます。
Teamからだ塾の子供たちは
本当によくやってくれたと思います。
結果はもちろんですが
今大会では、
とにかく走り負けしない力を
証明してくれました。
子供たちの
走る力をつける目的で
Teamからだ塾を立ち上げて
1年3ヶ月経ちました。
この期間で子供たちは
「足で走るのではなく
おしりと背中で走る。」
という走るコツを覚えると共に
体の本質を誰よりも理解してきました。
子供であろうと
体の本質を理解すれば
結果も必ずついてきます。
指導の仕方を工夫すれば
子供であろうと
確実に体の本質を理解出来ます。
「子供の可能性は無限大」
「子供の限界を決めるのは大抵大人」
この短期間でここまで大きく
成長してくれた子供たちに
心から感謝です。
また、私みたいな変な人間に
何も言わず黙って子供を預けてくれ
見守ってくれる親御さん達に
心から感謝致します。
子供は親をしっかり見ています。
意識が高く素晴らしい
親御さん達だからこそ
子供たちも凄まじい成長を
遂げているのだと思います。
私も、そんな親子に負けないように
今後も体の本質を追求し続けて
結果を残して行けるように
頑張りますので宜しくお願い致します。
最後に
Teamからだ塾ではメンバーを募集しています。
特に高学年(4、5、6年生)の小学生で
走る力を付けたいという子は
ぜひお越し下さい。
Teamからだ塾についての詳細は
こちらをクリックしてご覧下さい。
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