今日５月２０日は
娘の誕生日です。
早いもので４歳になりました。
４年前に妻がお腹を痛めて
産んでくれた貴重な命です。
妻には心から感謝します。
当時、
勤め人だった私は仕事が忙しく
朝７時に家を出て
夜２３時に帰宅する生活を続けていて
思うように自分の時間をとれませんでした。
しかし何とか娘の出産に
立ち合いたいと思い
予定日より１ヶ月前から
仕事の予約を調整しようと
画策しました。
しかし、予定日の予約状況は
ぎっちり埋まっていて
調整出来ませんでした。
こればかりは仕方ないことですが、
何とか調整できないかと
あれこれしていたら
予定日より２日後の仕事は調整できて
出産に立ち会える時間を確保しました。
といっても１日休める訳ではなく
夜１９時以降は予約を入れずに
２０時以降に陣痛がきたら
すぐに駆けつけられるような
準備をしていました。
とはいえ何事もなく予定日に陣痛がきたら
立ち会えないのでちょっとした賭けでも
ありました。
そうこうしている内に
予定日を迎えました。
すると、実家にいる
妻のお腹に激しい痛みが・・・
これは、陣痛だと思い妻の母親と共に
慌てて産婦人科へ・・・
すると、医師から「まだですねーー」と
言われて自宅へ帰ってきたと
仕事を終えた私は、妻から聞きました。
そして翌日・・・何事もなく
時間が流れていきました。
そして２日後・・・
１９時以降なら出てきて良いぞ！と
心の中で叫び出社しました。
その思いが通じたのか、
２０時くらいに妻のお腹に激しい痛みが
現れ始めました。
前回の事もあったので、今回は少し家で
様子をみていました。
すると痛みの間隔が短くなってきたので
産婦人科へ・・・
ちょうどその頃、私も仕事を終えて
産婦人科へ直行しました。
すると、産婦人科では
痛みに顔を歪めながらも
私に手を振る妻に会えました。
「おー間に合った。」
その後は、陣痛との戦いです。
激しい痛みを感じる時と
痛みがおさまる時を
何回も繰り返しながら
その時を待ちます。
そして、いよいよ破水を迎える
タイミングになったので
分娩台へ移動します。
そして、破水・・・
その後は、壮絶な戦いを
妻の頭越しに見届けます。
そして、夜中の２時前に
我が娘は、初めて酸素を吸い込み
「オギャー！！！！」と
泣き叫びました。
産まれた・・・・
俺の子供が生まれたーーー！！！
その時の感情は
興奮と感動が混ざった何とも言えない
感情で、今まで感じた事のない
感情でした。
そして、
出産に立ち会えた事を
心から感謝しました。
そんな日から４年・・・・
私は、
将来の事を考えることが多く
過去の事を思い返すことが
少ないのですが
出産の時の事は
これから先の５月２０日を迎えるたびに
思い出しそうです。
それだけ娘の誕生には
特別な思いがあるようです。
とはいえ
４歳にもなると言葉が達者で
パパ嫌い！
パパ臭い！
パパあっちいって！と
言われて少々心を痛めていますが
それでも、娘はかわいいものです。
娘が、どのような人間に育っていくのか
私には分かりませんし、
このような人間になってほしいと
強制する事も出来ません。
ただ、一つだけ
このような人間になってほしいと
思う事はあります。
それは、
「素直な人間」です。
素直な人間と言っても
人それぞれ捉え方が違うと思いますが
私は、こう思います。
素直な人間とは、
自分の足りなさを常に認め
自分に嘘をつかず
自分に足りない物を補う努力を
一生涯怠らない人間。
そんな人間に育って欲しいと
思います。
もちろん、私自身も同じです。
私自身も素直な人間になるべく
一生涯努力を怠らない生き方を
してきたいと思います。
子供を育てる前に
まずは、
自分を育てる事に力を注いでいく。
自分が育てば
子供は自然と育っていく。
娘の誕生日に
こんな事を思ったので
書き留めておきます。
コメントをお書きください