本格的な春を迎える前に
昨日は、たくさんの雨が降りました。
季節が変わる時には、
必ずといっていいほど
雨が降ります。
雨は、厄介に感じる部分もありますが
自然界にとっては
貴重な存在です。
雨が降る日もあれば
晴れの日もあり、
天気は常に変わっています。
そんな１日１日を３６５回
重ねていくと１年になります。
そして、今日は
からだ塾という場所を作り
１０９５日目になりました。
３周年という言葉で済ませば
あっという間に感じますが
１０９５日という言葉にすると
途方もない様に感じます。
そんなからだ塾の記念日は
他の人からすれば
どうでもよい事だと思います。
しかし、
その記念日を毎年忘れないで
祝ってくれる方がいます。
その方は、開業当初から
通い続けてくれるＯさんです。
毎年、からだ塾の記念日には
素敵なお花を頂いており
本当に感激しております。
Ｏさんは、日頃から身体の扱い方を
改善させようと努力されています。
持病の膝の痛みが減っても、
もっと動けるようになりたいと
毎週通ってくれています。
その努力もあり、
花見をした際に凄く歩いたのに
翌日にまったく痛みがでなかったと
すごく嬉しそうに言ってくれました。
こんなにたくさん歩いたのも
数十年ぶりとも言っていたので
身体の扱い方がとても上手になってきて
いるのだと思います。
今後は、年齢を重ねても
背中が丸くならないように頑張りたいと
目標をしっかり立てています。
Ｏさんの意識の高さに
感銘を受けると共に、
私ももっと頑張らなければと
やる気が出てきました。
Ｏさん、本当にありがとうございます。
素敵なお花からほっとやすらぐ香りが
漂い、とても気持ち良く仕事が出来ています。
私は、
この３年間良い事も悪い事も
たくさん経験してきました。
そんな経験が出来たのも
からだ塾に来てくれる人たちの
お蔭だと思っています。
年齢でいえば、
３歳から９３歳の方々が
からだ塾へ来てくれています。
これだけ色々な年齢層の方々と
接していると学べる事はたくさんあります。
私は、そんな方々と１０９５回も
時間を共に過ごさせて頂きました。
本当に感謝しています。
この経験を生かして１０９５日以降も
一歩一歩大切に歩んでいこうと
思います。
塾生第１号の卒業
「出会いがあれば別れもある。」
そんなありふれた言葉を
しみじみと感じるのも
この季節ならではでしょうか。
私は、
からだ塾を開業する１年前に
勤労福祉センターで
説明会を開いて
塾生を集める活動をしていました。
その後、
初授業に来てくれたのが、
たった１人。
４年前に出会った
その一人こそ写真に写っている
優人くんです。
優人くんは、開業前も含めて
からだ塾４年生です。
そんな優人くんも
新学期を迎えて
小学４年生になりました。
からだ塾の小学生クラスは
３年生までなので
卒業ということになります。
第一号の生徒が卒業とは・・・
通い始めた頃は、
シャイで口数が少ない子だったのが
年齢を重ねていく内に
道端で会うと挨拶をしてくれたり
授業の前に学校の事を
話してくれたりする子に変わって
いきました。
そんな優人くんの
様子を４年間見てきたので
最後の授業では、感極まって
お母さんと一緒に
涙も・・・
何とも言えない時間でした。
思えば、
あの時の説明会・・・
今日も誰も来ないだろうと思っていたら
一人ぽつんと入口に・・・
それは、優人くんのお母さんです。
子どもが
何かスポーツを始める
良いきっかけになれば・・・
という理由から入会してくれました。
あの時のあの瞬間は生涯
忘れる事の出来ない瞬間でした。
優人くんのお母さんが
説明会に来なければ
今のからだ塾はなかったかもしれません。
優人くんのお母さんには
本当に感謝しています。
ありがとうございました。
最後の授業では、
優人くんと
お母さんから
嬉しい手紙を頂きました。
優人くんは野球の道へ進むそうです。
甲子園へ出場して
プロ野球選手になってくれることを
期待しています。
１０年後に優人くんはどんな大人に
なっているかとても楽しみです。
からだ塾は３周年を迎え
旅立っていく
塾生も多くなってきました。
優人くん以外にも
多くの生徒が旅立っていきました。
私は、
その生徒一人一人に
特別な思いを持って
授業をしてきました。
その思いが１０年後に
どれだけ伝わっているか・・・
生徒が１０年後に少しだけでも
からだ塾で過ごした時間を
思い出してくれたら嬉しいです。
１０年後であり約３６５０日後に
生徒たちに会える事を
楽しみにしながら
今日からまた頑張っていこうと
思います。
これからもからだ塾を
宜しくお願い致します。
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