まずは、上記の動画をご覧下さい。
動画では
イチロー選手が42歳でも
大きな怪我がなく
現役選手で活躍し続けられる理由を
このように話しています。
「人体の動きを理解してプレーすれば
怪我を防ぐことができる。」
この言葉を聞いて、
皆さんはどのように思いますか?
スポーツ選手で、
このように考えて練習を
している人は極めて少ないと思います。
なぜなら
多くのスポーツ選手は
怪我の治療や体のケアは
トレーナーや施術者に任せて
与えられたトレーニングメニューを
黙々とこなしているからです。
つまり、
自分自身で体の仕組みを理解して
怪我の治療を受けたり、
体のケアを受けたり
練習をしたりする事は少ないと思います。
また、
体の仕組みをしっかり理解して
スポーツ指導している指導者は
ほとんどいないのではないかと思います。
動画では、イチロー選手は
指導者に対してもこのような事を
言っています。
「目に見える部分しか言えない人が多い」
この言葉を聞いて分かる人には
分かると思います。
例えば、
肩の力が入っている人に対して
肩の力を抜け!と指導する人が
上記の指摘にあたります。
というのも
肩の力が入っているからといって
肩にだけ注目して
肩の力を抜かそうとしても
力は抜けません。
肩の力を抜くには体全体を見て
肩に力が入る原因を探して
改善しなければいけません。
この事は
私がトレーニング指導する時に
とても気を使っている部分です。
私は
目に見える部分ではなく、
選手がどのように体を動かそうと
しているのかを見ます。
言い方を変えると
選手が、体を動かす時の
意識に注目して見ているということです。
この点をしっかり踏まえて
指導しないと体をいためつける
トレーニングになってしまい
競技能力が向上しません。
イチロー選手は現役でプレーしながら
体の仕組みを理解して
自分自身を第三者の目でしっかり見て
練習に取り組んでいる為
怪我がなく42歳まで活躍し続けられる
のだと思います。
本当に凄い選手だと思います。
動画では、
トレーニングで
体を大きくする選手が増えている事に
ついても持論を述べています。
これは、ダルビッシュ選手や大谷選手が
体重を増やしてトレーニングしていた事が
話題になっていたので
話をしたのだと思います。
詳しくは動画をご覧下さい。
さて、
ここまでイチロー選手について
書いてきましたが
ここで皆さんに質問です。
イチロー選手は天才だと思いますか?
それとも秀才だと思いますか?
そもそも天才と秀才の違いって
なんですかね?(笑)
私も良く分かっていないので
少し調べました。
天才と秀才の違い
天才とは、
天から与えられたような
人の努力では至らないレベルの才能・その人を
指し、主にきわめて独自性の高い能力的業績を
示した人を評価したり、年若いのにあまりに
高い才能を示した人への賛辞的形容に使われる。
秀才とは、
「人より秀でた(優れた)能力がある」
人のことである。それは、特に訓練によるものや、
周囲からの良い影響によるもの、当人の持っている
素質などにより、優れているものとされる。
反対語としては凡人が挙げられる。
野球関係者の間で良く聞かれるのが、
「イチローは天才だから真似できない」
といった言葉です。
私は、
イチロー選手の事を
天才ではなく秀才だと思っています。
というのも、
天才は、
天から与えられたような
人の努力では至らないレベルの才能
ということなので
自分が行っていることを
他人が分かるように
言葉で説明出来ないと思います。
一方秀才は、
自分自身を高める為に
日々考えて努力しています。
具体的にどうすればもっと
能力が向上するのか
他人よりも秀でた能力を使い
考えているので
自分の行っている事を
言葉で分かりやすく説明出来ます。
イチロー選手は、
冒頭の動画内で誰もが納得できる言葉で
説明してくれています。
このような事から
イチロー選手は秀才だと
思います。
イチロー選手は
幼少時代から
人知れずバッティングセンターへ
通っていた事も有名です。
その当時から
体の仕組みを理解して練習できていたかは
定かではありませんが、
他の人よりも考えながら
練習をしていたことは間違いないと思います。
何を言いたいかというと
イチロー選手は天才だから
イチロー選手のようにはなれないと
決めつけて諦めないで欲しいです。
野球をしている子供たちは
イチロー選手こそ目指すべき存在だと
思います。
間違っても薬物に頼るような選手は
目指さないで欲しいです。
指導者の方々も
イチロー選手の言っている事を
参考にして欲しいです。
「イチローの言っている事は
特別だから・・・」などと言って
思考停止しないで下さい。
イチロー選手の言っている事は
誰もが感じられる事です。
人間の体の仕組みは
みんな同じです。
それをどのように扱うかです。
どのような意識で扱うかで
差が出てきます。
体が喜ぶ動作を身に付ければ
結果も変わってきます。
現役選手も指導者も
固定概念に縛られないで
体と向き合うことを
イチロー選手は大切だとも
言っています。
世の中には体の事に関する
情報が氾濫していますが
何をピックアップするかは
自分次第です。
自分の体が喜んでくれるような
情報をピックアップして下さい。
少なくとも
私が行っていることは
体が喜ぶ事を教えています。
それは、
子供たちも選手たちも
口々に言っています。
トレーニングした後は
「体が軽くなり、速く動ける」と。
興味のある方は
下記のリンクをクリックしてご覧下さい。
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