千葉県市川市に
一つだけ
スポーツ鬼ごっこを
子供たちへ
教える教室があります。
その名も、Teamからだ塾です。
Teamからだ塾では
小学1年生~4年生の
子供たちが
体育館へ集い
毎週スポーツ鬼ごっこを行っています。
そもそも、
スポーツ鬼ごっこって
なんだよ!?と
聞きたくなりますが、
詳細は下記をクリックしてご覧下さい。
今回のブログでは
スポーツ鬼ごっこを通じて
大人や指導者が子供たちへ
伝えられる事を
書いて行きたいと思います。
「スポーツ」と「鬼ごっこ」
合わせて
スポーツ鬼ごっこ。
そもそも
鬼ごっこは
スポーツと言うより
遊び方の一つですよね。
「遊びとスポーツは
別々に分けて考えなければ
ダメでしょ?!」
「スポーツは遊びじゃないんだよ!!」
「スポーツは笑わないでやるもの」
「遊びは笑いながらやるもの」
と思われる方が多いのでは
ないでしょうか?
しかし、
私はそのように思いません。
私は、
スポーツと遊びは別々に分けて
考えるのではなく
遊びの先にある物がスポーツだと
思っています。
大人たちは子供たちへ
スポーツ指導をする際は
ここを読み間違えている方が
すごく多いと思います。
というのも
サッカー、野球、テニス、
水泳、体操・・・
これらは
親たちが
子供たちへさせたい習い事で
上位にくるスポーツです。
このようなスポーツは
ルールが決められています。
言い方は悪いですが
決まった型の中に子供を
はめ込んで指導していく物です。
その為、
少しでもルールを破ると
罰せられます。
これを今流行りの
枝豆を子供として
例えると
スポーツは
決まった型である
プランター、鉢植えです。
では、遊びはどうでしょうか?
遊びの一つである
鬼ごっこを
からだ塾の子供たち同士で
やり出すと面白い現象が
おきます。
初めは、
鬼にタッチされる、されないで
遊んでいた物が
次第にある子供が
勝手にルールを作り出します。
鬼にタッチされないバリアゾーンを
作り出したり
鬼にタッチされても
タッチされていない友達と
タッチしたら復活出来るという
ルールを作り出したりと
色々な事を考えて遊び始めます。
面白い事に
ある子供がルールを作っても
他の子供は文句を言いません。
そのルールに乗っかります(笑)
そして、
うまく行かないルール
だった場合は
子供みんなで話し合って
ルールを新たに決めます。
この様にして
子供たちは
鬼ごっこを通して
様々な変化に対応して
面白い遊びを
自ら作り出して行きます。
これを今流行りの
枝豆を子供として
例えると
遊びは
自由に育てられる
地植え、畑です。
枝豆の栽培方法で
スポーツと遊びを例えると
スポーツは
プランター、鉢植えで
遊びは
地植え、畑です。
どちらで育てても
美味しい枝豆が出来ると
思います。
そして、どちらの栽培も
枝豆栽培では
必要な物になります。
しかし
子供を育てていくとなると
話は変わってくる気がします。
子供は
決まった型で育てるよりも
様々な変化に対応出来るようにと
ある程度の自由を与えて
自ら考える環境で
育てる方が良いと思います。
つまり、
子供たちのスポーツ指導は
1つのスポーツだけを
行うのではなく
様々なスポーツや遊びを
経験させてあげる事が
大切だと思います。
この事を
大人やスポーツ指導者は
読み間違えてはいけないと
思います。
考える力
大人は子供へ
しっかり考えてから
行動しなさい!と言います。
子供は頑張って考えて行動します。
そして、子供が失敗したら
大人は、
こう言います。
もっと考えなさい!
このような経験ありませんか?
大人は、
大人の思う結果が出ないと
子供へもっとしっかりしなさい!
もっと考えなさい!と言います。
子供は、
大人に認めて誉めてもらいたいから
頑張って考えて行動します。
そして失敗したら、
もっと考えなさいと大人は言います。
これでは、
良い方向へは
行かないと思いませんか?
変わるべきは
大人?
子供?
私は大人だと思います。
失敗しても、
大人が思う結果が出なくても
まずは、
子供が頑張って
考えて行動した事を
認めて誉めてあげるべきです。
そして、最後に
一言
「もう少し、こうしたら良いよ」
と大人は子供へ助言をする。
これで、大人は
良いのではないでしょうか?
我が子を
よく考える子供にするには
失敗や成功、
喧嘩や仲直りなどを
たくさん経験させて
あげる事だと思います。
大人はそれが出来る
環境作りに徹して
あとは自由にやらせながら
微調整をする。
これが出来たら
子供たちは
自分の考えを持つ事が
出来るのではないでしょうか。
Teamからだ塾では、
スポーツ鬼ごっこをする際に
作戦ボードを子供たちへ
渡して子供たちで
様々な作戦を考えさせて
行動させています。
戦術と作戦
サッカーや野球などでは
戦術や作戦を考えるのは
監督やコーチが行います。
しかし、
Teamからだ塾が教える
スポーツ鬼ごっこは
戦術や作戦を子供たちに
考えさせています。
監督やコーチの立場である
私が行うのは
速く走るための
正しい体の使い方を
教える事がメインになります。
また、
子供たちの
自主性を育てる為に
スポーツ鬼ごっこ以外の
生活指導をしっかり行います。
Teamからだ塾で言う
自主性は、
「自ら行う事に
責任を持って
積極的に行う」事と
伝えています。
私はこのような事を
伝える為に存在していて
戦術や作戦作りは
子供たちへ任せています。
もちろん
子供たちが
困っている顔を見かけたら
ちょっと助言をします。
その為、
私は
子供たち一人一人の
表情をしっかり見て
何を考え
何を悩んでいるのかを
くみ取れるようにしています。
伝える力
考えているだけではダメです。
その考えを人へ伝える努力を
しなければ
良い行動は出来ません。
Teamからだ塾では
全員の子供たちに
自らの考えを
皆の前で言わせる
時間を設けています。
もちろん
全ての子供が
上手く伝える事が出来る
訳ではありません。
しかし
失敗や成功
反論や同意などの
経験をして
どのような言葉を使って
どのように工夫したら
皆へ伝える事が
出来るのかを経験
させる為に行っています。
この経験を
小学1年生の頃から
する子供と
しない子供では
将来の成長具合は
大きく変わってくると思います。
スポーツをする上で
ボールをうまく蹴れた、捕れた
バットやラケットで打ったなどの
技術向上は欠かせません。
しかし、
子供たちに
やってもらうべき事は
それだけでしょうか?
「遊びの先にあるのがスポーツ」
子供は
とにかく楽しむ事で
伸びます。
幼少期のスポーツ指導で
大人が行う
単調なトレーニングを
持ち込んで
繰り返しやるべきなのでしょうか?
決まった回数
決まった方法
決まったやり方を
子供へ要求して
子供は楽しめているのでしょうか?
もう一度
子供たちへの
スポーツ指導の在り方について
大人や指導者は考える必要が
あるのではないでしょうか?
Teamからだ塾で
私は
子供たちが
誰にも負けない
自分の武器を
持てるように指導しています。
走る力、考える力、伝える力
仲間を思いやる力など
将来どんな場所へ行っても
活躍出来る様に
様々な武器を
持たせるように
工夫して指導しています。
そして、
Teamからだ塾の
スポーツ鬼ごっこを
子供たちが
楽しいと思ってもらえるような
工夫をこれから先も
して行こうと思っています。
指導者である私も
現状に満足する事無く
精進していきます。
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