からだ塾 目と耳の体操教室には、
3歳~9歳の子供たちが
たくさん来てくれています。
今回は、
そんな「子供たちの未来」について
書きたいと思います。
と、その前に
私の子供の頃の記憶で
自分の未来がどうなるか
なんて、考えたことがあったか
ふと、疑問に思いました。
たしか、小学生の頃は、
自分の未来なんて考えた事が
なかったと思います。
とにかく、「毎日何をして遊ぼうか」って
考えていました。
サッカー、野球、バスケ、
鬼ごっこ、ケードロ、缶けり
キックベース、川遊び、虫取り、
犬の散歩・・・
晴れた日は、外で遊んで、
雨の日は、友達の家でファミコンをして、
毎日が楽しくて、未来なんて
考える時間がなかったです。
唯一、小学生の頃に思っていた事は、
「馬に乗って学校へ行けたらイイなー」
なんて、
一度も馬に乗った事もないのに
思ってました。
そんな訳の分からない事を考えていた
記憶があります。
いつからでしょうか?
未来について考え出したのは・・・
あ、
思い出しました。
中学3年生です。
中学3年生の、高校受験の時です。
自慢ではないですが、私は頭が良くなくて
小学生のテストでは、
当日までのテスト勉強というものを
一切しないでいました。
それでも、テストはある程度の
点数を取っていて
勉強をしなきゃ行けないと思った事が
ないまま、中学生になり
余裕でいたら、
因数分解でやられました。
数学・・・
まったく理解出来ずに
数字で証明をしろ!
と言われても
「はっ??」
と言った具合でした。
そんなこんなで、
高校は普通科には、行けないと
察知して、
そこで思ったのが
「自分の未来について」でした。
その時思ったのが、
我ながら未来を見通していたなと
感心するのですが、
進路相談の時に先生や両親へ
言った事を覚えています。
「これからの未来は
コンピューターを使いこなさないと
時代についていけない、
だから俺は、情報処理科のある
高校へ行く!」
と、言ったのです。
それが、私が初めて未来について
思った事です。
今の子供たちは、どうなんでしょうか?
もしかしたら、
私みたいに高校受験の時に
未来を考える子供は少なくなっている
かもしれません。
私の生きてきた時代に比べて
現代社会は、とても便利になり
様々な情報が簡単に
手に入るようになりました。
本田圭祐選手が小学生の時に
作文で、「セリエAの10番になる」と
書いて、実際に叶えている。
そんな事も話題になり、
「夢ノート」なんていう物も
販売される時代です。
今の子供たちは
もっと早い時期に未来について
考え初めていそうですね。
子供の未来について考えるのは、
子供だけではなく
子供の両親も考えると思います。
最近では、習い事を幼稚園や保育園の
年齢で始めている子供が非常に多いですね。
それは、両親が我が子の未来を考えての、
行動だと思います。
私も同様です。
私にも、娘が出来て
子供の未来を考えた時に、
このままの世の中では、
我が子の行く末が、
心配という事で、
「からだ塾」を立ち上げました。
もちろん、私自身で開業したいという、
気持ちも持ってはいましたが、
娘の存在が大きく、
そして、強く私の背中を押してくれました。
私の持つ資格は、
鍼灸あん摩マッサージ師です。
普通の鍼灸あん摩マッサージ師であれば、
鍼灸マッサージ院を開業して
痛みや体の不調に悩みを持つ方々へ
施術をして営んでいきます。
しかし、私は施術業だけでなく
子供たちの体作りを行う施設も
併設して行っています。
それはなぜか?
私の娘を含む子供たちの
未来を考えたからです。
子供たちの未来を考えた時に
今の子供たちに
足りないものは何か?
それは、
「体を動かす」事です。
お子様をお持ちのご両親に質問です。
子供たちの未来を考えて
様々な習い事をしていると思いますが、
それは、子供がしたい習い事ですか?
それとも、ご両親がさせたい習い事ですか?
はたまた、同じ幼稚園や保育園のお友達が
やっているから、させた習い事ですか?
質問の中で、
子供がしたい習い事であれば
進んでさせてあげるべきだと思います。
しかし、
ご両親がさせたい習い事であったり、
周りの友達が入っているから
という理由で
習い事をさせているご両親は
今一度、考えてみてください。
それは、
本当に、子供の未来について
考えて出した答えでしょうか?
子供の未来が心配、
子供の行く末が心配といって
今やるべき事を見失っていませんか?
「未来」があるのは、
「今」があるからではないでしょうか?
今やるべき事をしっかりやるから
明るい未来がくるのではないでしょうか?
子供が今やるべき事は、
人それぞれの考えがあるでしょうから
あえて強制はしませんが
言わせて下さい。
子供が今やるべき事は、
「体を動かす事」です。
特に小学生の時期は、とても重要です。
なぜなら、
幼稚園や保育園では、
「体を動かす事」に
時間を割いていますが、
小学生になると
環境がガラッと変わるからです。
椅子に座らせられ、
先生の話を聞きながら
鉛筆を走らせる。
そのような時間が大半を占めます。
昔であれば、放課後に
校庭や外で遊んで体を動かして
いたのですが、
今は違います。
学習塾に通う子供が増えたり、
学童保育に通う子供が増えたりして
一緒に遊ぶ仲間も減っています。
子供の仕事は「からだ作り」です。
その為には、たくさん動いて
遊ばないといけないのですが、
それが出来ない現状です。
そんな子供たちが
ご両親に連れられて
からだ塾へ来ます。
そんな子供たちをみて、
私は、ゾッとしました。
それは、
姿勢の悪さです。
背中が丸くなり、
膝が曲がり、
腰に力が入っていない。
筋力が低下していく
ご年配の方なら
まだ理解は出来るのですが、
これから大きくなっていく
成長時期に
そのような姿勢では、
行く末が心配になります。
ここで、また質問です。
今までの教育で、
正しい姿勢、
正しい座り方、
正しい歩き方、
正しい走り方を習った事がありますか?
今まで、私が質問をして
「はい!」と答えた人は
一人もいません。
学校の先生も
正しい姿勢の指導というと
胸を張れ!
背中を伸ばせ!
正しい走り方の指導というと
腕を強く振れ!
膝を高く上げろ!
などという指導だと思います。
これは、全て間違いです。
このような指導を
受けて姿勢を正そうものなら、
疲れて長続きしません。
このような指導を
受けて走ろうものなら、
疲れて速く走れません。
ボールを蹴る、
ボールを投げる、
ボールを打つ前に、
やるべき事があるのでは
ないでしょうか?
からだの正しい使い方を覚える。
このような視点から
運動指導をしている
スポーツ教室は
ありますでしょうか?
からだ塾では、
正しい体の使い方を教えています。
正しい体の使い方というのは、
疲れないで、長く座れます。
疲れないで、速く走れます。
そんな指導を、からだ塾では、
遊びの要素を多く含む
授業で行っています。
様々な習い事がある中で、
子供たちの未来の為に、
子供たちの「今」を
一生懸命考えている
からだ塾を選んでみませんか?
子供が大きくなって
「からだ塾に入って良かった」と
言ってもらえる自信があります。
詳しくは下記をクリックしてご覧下さい。
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中井 (土曜日, 11 10月 2014 22:54)
本当にその通りですね。子供にサッカーを教えていますが、身体の使い方や動かし方を教える事の大切さをもっと伝えたいと思います。
karadajuku (火曜日, 14 10月 2014 09:51)
中井さん
コメントありがとうございます。
からだ塾にも、小学6年生、中学1、2年生のサッカーや野球をしていて体の使い方を教えて欲しいという子供たちが増えています。当塾で主に教えているのが、疲れない走り方です。疲れない走り方が、足を速くします。今後の日本サッカー界に必要な考えだと思いますので、中井さんが行うサッカー指導の中で、体の使い方を教える時間をどんどん増やして下さい。