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日本の未来の為に

 

先ほどまで小雨だった雨が、

 

急に強く降り出しました。

 

まるで、サッカー日本代表の選手たちの気持ちを表しているようでした。

 

4年間、この日の為に戦い続けた選手たち。

 

小さいころからW杯出場を夢見て、

 

誰にも負けない努力をして、

 

悔しい思いをたくさんして、

 

心が折れそうな重圧にも耐えて、

 

やっとの思いで辿り着いたブラジルの地。

 

選手たちは思うような結果が得られなかった。

 

「日本のサッカーを見せつけて世界を驚かせる」を

 

合言葉に挑んだ3試合。

 

自分たちのサッカーが出来なかったのか、

 

それとも、

 

世界の壁は高く、

 

それをさせてもらえなかったのか、

 

凡人の私には分かりませんが、

 

間違いなく、今回の日本代表は歴代で最強のチームだったと思います。

 

日本サッカーはすごく成長していると

 

そんな日本代表が何かやってくれるのではないかと

 

すごく期待していました。

 

格上のチームとの対戦でも、勝てるのではないかと

 

すごく期待していました。

 

しかし、世界のサッカーも想像以上に進化していました。

 

特に1対1での強さは、すさまじい進化をしています。

 

1人でボールを持ちドリブルで進んでいき、

 

2人、3人を抜き去るプレーが強豪国ではとても多く見られました。

 

とくにブラジルの選手たちは、その力がずば抜けてあります。

 

そんな南米の強豪国とW杯予選を戦ってきたコロンビア

 

日本の選手が、どれだけたくさんシュートを打っても

 

最後の最後で止められる。

 

コロンビアは、数少ないシュートでしっかり決める。

 

日本のシュート数は23本で1点。

 

コロンビアのシュート数は13本で4点。

 

この数字だけ見れば、コロンビアの強さは一目瞭然です。

 

しかし、日本も23本のシュートを打てているのです。

 

過去の日本代表を振り返ればシュートさえ打てなかったのです。

 

これは、間違いなく日本も進化しているのです。

 

強豪国を相手に

 

組織的サッカーでパスを繋ぎ、

 

相手チームのゴール近くまでボールを運んで行くという過程は

 

日本サッカーは間違いなく進化しています。

 

2006年ドイツ大会と似た結果ではありますが、

 

ドイツ大会のチームと今回のチームの差は歴然、

 

日本サッカーは進化していても後退していません。

 

 

また、選手たちのコメントも進化しています。

 

特にそれを感じたのが、

 

キャプテン長谷部選手の言葉です。

 

「10年~20年後の日本サッカーに繋がるサッカーを

 

この地で出そうと4年間やってきた」

 

結果は1分2敗 勝ち点1の予選落ちですが、

 

私は、長谷部選手の気持ちが十二分にも伝わりました。

 

勝負事には、勝ち負けが付き物です。

 

勝った時が一番嬉しいし、周囲からも称賛されます。

 

しかし、負けは悪い事しかないのでしょうか?

 

もちろん、期待されている以上、

 

日本を代表して出場してる以上、

 

結果が求められるのが当然かもしれません。

 

でも、選手たちは勝ちたい気持ちを前面にだし

 

必死で戦って負けたのです。

 

最後まで誰一人さぼったり、あきらめたりせずに戦っていたのです。

 

その結果の負けです。

 

負けには悪い事しかないという事は、絶対にないです。

 

今大会の負けには、尋常ではないほどの悔しさがあります。

 

尋常ではない悔しい思いを出来る人は

 

必死に戦った証拠でもあります。

 

その悔しさで人は進化、成長出来ると思います。

 

 

「10年~20年後の日本サッカーに繋がるサッカーを

 

この地で出そうと4年間やってきた」

 

W杯という大舞台で戦う選手が、

 

予選通過や決勝トーナメントを戦うことだけを考えるのではなく

 

日本サッカーの未来の事まで考えて戦うという

 

長谷部選手のメンタルは凄い進化しています。

 

そんな長谷部選手が強い思いを持った中で

 

戦ったコロンビア戦を、

 

テレビで観戦していて、

 

私も、日本の未来の為に

 

出来ることをやっていこうと思いました。

 

それは、将来の日本を支えていく子供たちの

 

体作りです。

 

特定のスポーツを教えずに

 

正しい体の使い方を教える塾。

 

楽しい遊びの要素を含む

 

授業を行って、

 

上手に出来た時は、たくさん誉め

 

失敗した時には、励まして

 

次に上手に出来るような

 

答えを教えるのではなく

 

子供が自分で考えて自分で行動出来るような

 

道しるべを示し、

 

子供たちの体の土台を作る。

 

日本の未来の為に、

 

からだ塾は子供たちを全力でサポートしていきます。

 

 

 

長谷部選手と私は、同じ年です。

 

うちの妻が大ファンです。

 

TVに長谷部が映るとニヤついています。

 

そんなお母さんを見て育ったからか

 

2歳の娘も試合を見ながら

 

「ハセベーーガンバーレー」

 

と言っております。

 

私とは戦っているステージは全然違いますが、

 

思いは同じです。

 

「日本の未来の為に!!」

 

 

先ほどまで、強く降っていた雨は止み

 

晴れ間が射してきました。

 

まるで私に

 

悔しい思いや、悲しい思いは、

 

必ず終わりがあり、

 

必ず明るい未来が見えるとお天道様が言っているようです。

 

 

ブラジルW杯、日本代表の戦いは終わり、

 

結果は残念でした。

 

だからと言って

 

まったく意味のない戦いではなかったです。

 

私には、見ていて感じる物がたくさんありました。

 

そんな戦いを見せてくれた日本代表の選手たちに感謝です。

 

空港で選手たちを迎えいれる際は、

 

生卵をぶつけるのではなく

 

惜しみない拍手で迎えてあげたいです。

 

ありがとう!ザックジャパン!

 

 

そしてW杯は、まだ終わりではありません。

 

これからもまだまだ、世界最高のプレーが見られる日は続きます。

 

予選を見ていて

 

オランダ、ドイツ、フランス、ブラジルが

 

とても興奮する戦いをしていました。

 

ブラジルが優勝すると予想する方が大半ですが、

 

私は、フランスが優勝すると予想します。

 

ブラジルの高温多湿の気候でヨーロッパのチームは

 

優勝出来ないと言われていますが、

 

それをはねのけてフランスに優勝して欲しいです。