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叱らない子育て

子育てには、それぞれの家庭でそれぞれの方法があると思います。

 

ある家庭の子育ての仕方を

 

他人がとやかく言う必要はないと思います。

 

しかし、自分の子育ての仕方が正しいのか不安に思う方も

 

多くいらっしゃるようです。

 

最近は、そのような方に向けて

 

「叱らない子育て」を推奨する雑誌や本、講習会などが

 

増えていると聞きます。

 

叱らない子育て・・・

 

そもそも、「叱る」とはどのような事なのでしょう。

 

「叱る」とは、

 

子供がやってはいけない事をした時に

 

親がやるべき行動の1つだと私は考えています。

 

 

「叱る」と「怒る」は違う。

私は、子供がやってはいけない事をした時は、

 

必ず叱ります。

 

私は叱る時に大切にしている事があります。

 

それは、「子供がやってはいけない事」の統一化です。

 

どのように統一しているかと言うと、

 

「子供が大きくなった時に悪影響だと思う行動」です。

 

悪影響だと思う行動は、人それぞれ考えがあると思います。

 

ですので、あえて細かくは触れません。

 

大切な事は、「叱る=子供のため」である事です。

 

また、

 

「叱るタイミング」や「叱った後の親の行動」も大切です。

 

叱るタイミングは、やってはいけない事をしたその時です。

 

時間をおいて、「あの時のあれはダメだよ」と叱っても

 

子供は混乱して意味をなしません。

 

叱る時はすぐに叱る。

 

そして、

 

叱った後の親の行動は、

 

最高の笑顔で、子供を誉めて、抱きしめる事です。

 

この行動は、とても難しいです。

 

しかし、親子の関係でとても大切な行動です。

 

その為にも、叱る時は、親が感情的になってはいけないのです。

 

感情的に叱る事は、「怒る」と同じです。

 

私は、「叱る」と「怒る」は違うと考えています。

 

「叱る」は、子供の為で

 

「怒る」は、親の為だと考えています。

 

 

 

誉める為に叱る。

叱らない子育て・・・

 

そのような事が出来れば、親も子供も幸せになれる。

 

親が叱らなければ子供も伸び伸び成長する。

 

そのように思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、

 

一度も親に叱られず育った子供の将来を

 

想像して見てください。

 

他人に迷惑をかけず、

 

自分に厳しく、

 

他人をおもいやり、

 

悔しい思いをしたり、

 

挫折しても諦めず、

 

何度もチャレンジする精神を持った大人になるでしょうか?

 

私は、子供たちが

 

挫折しても諦めず、

 

叱られた時、失敗した時に

 

なぜそうなったのかを自分の頭で考え

 

何度もチャレンジする精神を持った大人になってもらう為にも

 

叱ります。

 

誉められた時の喜びを、思いっきり味わってもらう為にも

 

子供がやってはいけない事をした時は、

 

叱ります。

 

子供のために叱り、

 

叱った後は

 

最高の笑顔で、誉めて、抱きしめます。

 

 

 

子育ての仕方は、家庭によってそれぞれ違うと思います。

 

今回は、一人の親である私の考えを紹介しただけです。

 

決して、真似をして欲しいという意味では書いていません。

 

子育ては、このようにしなければいけないというマニュアル本は

 

存在しません。

 

何が正解で、何が間違っているのかを教えてくれる解答用紙も

 

存在しません。

 

だからこそ、「叱る」と「誉める」という行動について、

 

皆さんも一緒に考えてみませんか?