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子供へのスポーツ指導

からだ塾 目と耳の体操教室では、

3歳~6歳の子供たちへスポーツ指導を行っています。

子供たちに色々なスポーツを知ってもらおうと、遊びを通して

色々なスポーツを行っています。

 

子供たちへのスポーツ指導でとても大切な事があります。

 

それは、結果管理ではなく、経過管理を行うです。

 

結果管理と経過管理について簡単な例をお話しします。

 

例)「小学生の野球で、監督から子供への指導」

 

野球を始めたばかりの小学生。

初めての試合での初打席、

高めの球を豪快にバットを振って三振してベンチに帰ってきた。

その子供に対しての声掛けを皆様だったらどのようにしますか?

 

 

①「なんでそんな、高めのボールを振るんだ!

  次からもっとボールをよく見てバットを振れ!」

 

②「ナイススイングだ!次は、もっとバットが当たるコースの

  ボールに対してバットを振ってみようか!」

 

 

 

 

からだ塾の指導方針は②です。

 

初めての試合で、豪快にバットを振れた事だけを誉めてあげる

これが、からだ塾で積極的に取り入れている指導方法です。

まず、子供にバットを振ることが楽しいと思ってもらわなければ、

ボールをバットに当てるステップには行けません。

 

上記の例でいう、①を行ってしまうと、子供は委縮します。

次の試合での打席では、バットを振る事すらできなくなります。

 

結果管理、経過管理で上記の例を言うと、

①は結果管理で、②は経過管理です。

 

結果管理を行うと、子供たちから「失敗する権利」も奪う事になり、

子供たちは消極的になり、最初は好きだったスポーツを途中で嫌いに

なり辞めてしまうかもしれません。

 

経過管理の一つ一つのプレー動作を誉める事を行うと、

子供たちは嬉しくなり、次にどうしたらもっと良いプレーが出来るかを

自主的に考え始めるようになります。

からだ塾では、自主的に考えて行動する事こそが、

スポーツ上達のカギだと考えています。

それが出来るようになるには、

指導者が積極的に子供たちの顔色や体の使い方、走り方をみたり、

話しを聞いたりする姿勢が大切だと考えています。

 

 

 

もちろん、誉めてばかりいては、いけないと考えています。

ふざけていたり、やってはいけないことをした場合は

しっかり叱る事も必要です。

その使い分けを行えるかが指導者の素質になるのではないでしょうか。

 

失敗から学ぶ事はたくさんあります。

指導者は、失敗した事を責めるのではなく、

なぜ、失敗したのか考えさせる、

何をすれば、同じことをしないように出来るのか考えさせる、

答えを教えるのではなく、子供自身が考えて自ら答えを出させる。

 

指導者は、子供が考えてる時に困っている様子が

見られればちょっとしたヒントを出す。

 

このような事が出来れば最高の指導者といえるのではないでしょうか。